2007/05/23(水)18:24
Ukai河口湖オルゴールの森 -15-
横。 幅は約1m程度、実物は小さいですが精巧に出来ています。勿論、音楽を奏でます。
斜め前。
内部。
「 ヘレンキムゼー城 オートマタ
ヘレンキムゼー城での舞踏会の再現。美しく着飾った貴族たちが優雅なオルゴールの音色に包まれて踊ったりする様子が表現されています。」(Ukai河口湖オルゴールの森パンフレット抜粋)
少し離れて‥。
人気Blogランキングヘ
-補足-
ヘレンキームゼー城(Herrenchiemsee)は、ドイツ、バイエルン州のキームゼー湖の中央に浮かぶヘレン島に位置する城である。バイエルン王ルートヴィヒ2世によって建設された。
Neues Palais(意味は「新しい宮殿」)は、ヘレンキームゼー城の中にある建物でもっとも有名で、そしてルートヴィヒ2世が実際に建設した3つの城にある建築物で1番大きい。そこはある意味でルートヴィヒ2世が崇拝していたルイ14世への記念碑となっている。宮殿の「鏡の回廊」の天井は、ルイ14世の25個の壁画がある。かなり多くの本は、しばしば、ヘレン島にある他の小さい建物の存在を忘れて、Neues Palaisだけをヘレンキームゼー城と呼んでしまう。(実際はNeues Palaisと他の小さい建物、これらの全てがヘレンキームゼー城である)
Neues Palaisはクリスチャン・ヤンク、フランツ・ザイツ、そしてゲオルグ・ドールマンによってデザインされ、1878年から1886年にかけて建設された。それはヴェルサイユ宮殿をそっくりそのまま模倣したものであるが、ルートヴィヒ2世が死ぬ前に中央の1部分だけが建設されたのみだった。1886年にルートヴィヒ2世が死ぬと建設が中止された。70部屋のうち、50部屋は現在でも未完成である。
ヘレンキームゼー城はヴェルサイユ宮殿の完全に正確な模倣にしなければならなかった。そして、ヘレンキームゼー城はいくつかの部位でヴェルサイユ宮殿よりも勝っているところがある。例えば、ヘレンキームゼー城の「鏡の回廊」はヴェルサイユ宮殿にある「鏡の回廊」よりも大きい。そして、食堂にはマイセン陶磁器の世界一巨大なシャンデリアがある。建物はほぼ2世紀の技術進歩の跡が伺える。ヴェルサイユ宮殿は1つのトイレさえもなかった。ただ1つ取り入れてた水道水は、外の噴水に使われていた。ルートヴィヒ2世の「模倣」は、多数のトイレに加えて、内部に温水プールを持っている。正式なフランス庭園は、ヴェルサイユの典型的な形式とされる古典様式、またはルートヴィヒ2世が好きだったロマン主義の典型的な形式とされるすばらしい様式の噴水と像で占められる。
ヘレンキームゼー城は島にあり、小さなフェリーのみだけが訪問する交通手段である。そのため、ヘレンキームゼー城やNeues Palaisは、ルートヴィヒ2世が建設した他の城と比べて訪問しにくい。
Neues Palaisに隣接したところにルートヴィヒ2世博物館がある。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
オートマタ: 自動演奏楽器、自動人形 あるいは からくり人形と訳されます。(葉月)
あらためて画像を見ていると動画として写せなかったものかと反省しています。音楽と共に踊る人形たち。この精巧さには驚かされます。