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森博嗣。S&Mシリーズ第4弾。
~ストーリィ~ 大学施設で女子大生が連続して殺された。 現場は密室状態で死体には文字状の傷が残されていた。 捜査線上に浮かんだのはロック歌手の結城稔。 被害者と面識があった上、事件と彼の歌詞が似ていたのだ。 N大学工学部助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が、明敏な知性を駆使して事件の構造を解体する! ~感想~ なんというか、、、犯人が誰か忘れてました。 「英語で言える?」のくだりが印象にありすぎて奴が犯人だと思ってた。 ( 'ω`)… まぁ全体的に詩的な感じがして良作。 密室にした理由付けなども納得がいったり。 そんなことはどうでもよくて、金子君が初登場!(だよね?) いやぁ、カッコイイ( `・ω・) 不良キャラなのになぜか萌絵に優しかったり。 「飛行機が落ちたときと同じだ」なんて言ったり。 伏線張りまくりだったわけですな( ´ー`) ~お気に入りのセリフ~ 読後にシビレタ一言。 「英語で言える?」 犀川創平 これも捨てがたい。 (女性が社会に出て仕事をすることをどう思うかと問われ) 「そもそも、男女平等と職業とは無関係だ。 つまり、男と対等になるために、仕事をするなんてナンセンスだと思う。 それでは、仕事をしている物が偉いという、馬鹿な男が考えた言い訳を認めることになる。 いいかい。仕事をしていても、遊んでいても、人間は平等だ。 問題をすり替えてはいけない」 犀川創平 ( 'ω`)カッコイイ というかナルホドという感じ。 思い出したので追記。 「相手の思考を楽観的に期待している状況……、これを、甘えている、というんだ。 いいか、気持ちなんて伝わらない。 伝えたいものは、言葉で言いなさい。 それが、どんなに難しくても、それ以外に方法はない」 犀川創平 普段、口数の少ない自分にはグサっとくるセリフでした。 言葉にしなくとも伝わっていると期待する。甘えですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/03/09 01:00:24 AM
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