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NOと言える三多摩～言泉「やまと」後悔日誌

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2016年01月の記事

全8件 (8件中 1-8件目)

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［BON VOYAGE+833］　後日談／いづれの御時にか。出来事の顛末と、慌ただしい日々。

Wednesday, January 27. ［Day 93］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は23.1℃（05時）、日最高気温は30.6℃（14時10分）。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の1コマを担当。「漢字」のユニット14後半である。このほか、来月開催される「朗読会」の練習1回目に立ち会う。帰宅後、夜。近所のショッピングモールへと赴く。スーパーで食料などを調達するとき、歯磨剤がなくなりそうになっていたことを思い出す。あれこれ探して、ようやく日本のメーカーの製品を見つけたものの、そのパッケージにはインドネシア製と記されていた。まあ、知らないメーカーよりはいいかな。これも入手。再帰宅後。湘南の実家の姉にメールを送り、明日の夜のニュースの録画予約を依頼した。『あまちゃん』は第14週／第83回。春子さんはリアスを“貸し切り”にしてユイと勝負。鈴鹿ひろ美は無頼鮨でアキとともに「おめでた弁護士」の台本の読み合わせ。そして太巻は“国民投票”の実施を発表する。Thursday, January 28. ［Day 94］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は22.4℃（05時）、日最高気温は32.1℃（13時）。今日は気合いを入れて（？）、日曜に購入した当地の正装バロン・タガログのうち青いほうを着用して出勤する。これを見たクラスの学習者は「先生、ハンサムです」と言っていたが・・・「ハンサム」という語の定義って、着ている服装によって左右されるものなのか？　何か違和感を覚えるけどなぁ。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の3コマを担当。「復習テスト」のフィードバック、本冊第20課後半の「導入」、そして「漢字」のユニット15前半である。で、この時間帯に、やんごとなきお方がいらっしゃることになっていたわけであるが・・・ご滞在の前後は指示があるまで教室の外に出ることが禁止されていたため、施設内で何が起きているのか、さっぱり分からなかった。ただ、ご到着の1時間ぐらい前から大統領府の警備スタッフがやってきて待機し、建物の内外に数メートル間隔（？）で配置についたほか、一部の教室などへは警察犬を入り込ませて爆発物（？）の有無を探知した、という話を後で伝え聞いた。教室にいた私自身の目と耳で見聞きできたのは、私らを絶句させた次のような“とんでもない命令”であった。いわく、「教室内では、学習者はペンを使ってはならないし、教師もホワイトボード用のマーカーを使ってはならない」と。なるほど、ペンは凶器になりうるという判断か・・・と、感心している場合ではなくて、筆記用具を使わずに漢字の学習指導をせよと？　無茶ぶりもはなはだしいと思うけれども、もはや背に腹は代えられない。たまたま単漢字を540ポイントで大きく印刷しておいた紙があったので、それをホワイトボードに貼り付けて、私が「1、2、3」と画数を唱えながら筆順通りになぞり、その動きに合わせて学習者も同じように空中で指を動かすという“エア漢字”を実施する羽目になった。苦肉の策やね。こういう変則的な授業が終わり、しばらく経過してから、整列開始の合図があった。そして、炎天下で整列して待つこと約15分。警備スタッフの車が前後に連なる中、日章旗を掲げた黒塗りの車に乗って、やんごとなきお方がにこやかに手を振りながら通り過ぎていった。こうして、嵐のような出来事が終わり、私は精神的にどっと疲れてしまった。なお、後日談ではあるが、伝え聞いた話によれば・・・やんごとなきお方は東京の施設を訪問された際に我々の施設の存在を知り、今回我々の施設にいらっしゃったのはご自身のご希望であったという。また、安全上の理由から、窓が開かない車にお乗りになる予定であったけれども、我々が見送りをするとお聞きになって、窓が開く車に変更するよう急遽取り計らってくださったとの由であった。いやはや、本当に恐れ多いことである。帰宅後、夜。カバンから私のスマートフォンを取り出すと、着信履歴が残っていて、点滅していた。日本のこの番号は・・・ググってみたら、どうやら米沢市役所の代表電話であるらしい。はて、何の用？　代表電話ではどこの部署か分からないではないか。当然のことながら、放置すると決める。18時30分から18時56分までNHKワールドプレミアムで放送されたのは、『クローズアップ現代』ではなく『クローズアップ東北』。ゼロからの町づくり　～陸前高田　それぞれの選択～というテーマで、東北では昨年12月11日（金）に放送されたものと思われた。うーむ、間もなく5年であるけれども、当地での時間の流れは早いのか遅いのか・・・いろいろと考えさせられる。また、今日の出来事が日本のニュースサイトでどう報道されているかをチェックし、そのURLをまとめて、今の職場の同僚へ一斉BCCメールを流しておいた。『あまちゃん』は第14週／第84回。例の“国民投票”へ向けて、ミズタクはGMTの売り出しを開始する。そして「お母さんがよろしくと言っていました」というアキ。「君、天野春子の娘なの？」と、太巻社長は手の震えが止まらなくなる。Friday, January 29. ［Day 95］曇り。現地の日最低気温は22.9℃（05時）、日最高気温は30.0℃（15時30分）。朝。昨日の出来事を予言する第一報を知らせてくれた前の職場の同僚へもメールを送り、昨日の様子を報告した。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の3コマを担当。本冊第18課の「会話」、本冊第21課前半の「導入」、そして「漢字」のユニット15後半である。会話のお題が“趣味は　何ですか”であったため、授業の冒頭で私自身の趣味を紹介。・休みの日にたくさん寝ること・映画を見ること（特にSF）・旅行（特に日本国内）の3本柱を提示しつつ、その上で旅行に関しては、私の姓にちなみ“水が多くて早い川を見ることが好きです”ということで、お気に入りの場所としてカナダのナイアガラフォールズ、京都の上賀茂神社、熊本の白川水源を説明した。その後、どういう流れでそうなったのか記憶していないものの、学習者から「日本に貞子はいますか？」という質問を受ける。貞子って、あの貞子？　と思っていると、髪の長い学習者が後ろ髪を前に垂らして手をけいれんさせている。ああ、やはりその貞子ね。「それはフィクションです」と答えておいた。このほか、来月開催される「朗読会」の練習2回目に立ち会う。帰宅後、夜。「今月着任した“上司の上司”の歓迎会」の意味も込めて、拡大版男子会が、近くのカジュアルダイニングの店で開催された。私は翌朝の出発が早いため、アルコールは遠慮してソフトドリンクを飲んでいたのであるが・・・この“上司の上司”はそうした空気を読まず、お構いなしに長々とおしゃべりを楽しんでいた。「何しに当地へ赴任したのか？　アンタは自宅で何もやることがなくてヒマかもしれないけど、俺は忙しいんだよ！」と、内心イラッとしてしまう。おそらく、この人と私は波長が合わないのであろう。再帰宅すると・・・今朝送ったメールの返信と、それとは別人の、昔の職場の同僚からのメールが届いていた。この後者は、昨日の出来事に関する報道を見て、やんごとなきお方にお目にかかったかどうかという質問や、日本のその職場における近況の報告が記されていた。『あまちゃん』は第15週／第85回。“国民投票”に不安を覚える正宗さんと小野寺ちゃんの母が寮に押しかけて、ミズタクに直談判を試みる。その黒川タクシーには鈴鹿ひろ美が乗り込んで爆睡。そして、GMT6がついに動き出す。

2016.01.29
［BON VOYAGE+832］　後日談／買い物三昧の日曜。現地の正装などを買う。

Sunday, January 24. ［Day 90］曇りのち晴れ。現地の日最低気温は23.3℃（05時）、日最高気温は30.6℃（13時50分）。日曜なので、今日は終日オフ。そこで、買い物三昧（？）に明け暮れる。まずは高架鉄道の駅まで歩き、Metro Rail Transit（MRT）のLine3に乗車して、市の中心部にある駅で下車。最初に巨大ショッピングモール内の書店へ行き、職場で用いる“付箋”の類を調達する。次に、過去に何度か来ている現地高級物産品店を訪れ、ネックストラップ49.75ペソ（概算レートで約124円）と絵葉書1枚20ペソ（約50円）×5枚を購入。続いて、同じ現地高級物産品店で、満を持して（？）現地の民族衣装の正装であるバロン・タガログを入手。店員に「バロンを買いたいが、私のサイズが分からない」と申し出て、試着したところMサイズがピッタリであった。「何の目的で着るのか」と問われたので、私は「結婚式に参列するため」と答えると、「じゃ、このトラディショナルなベージュがいい」と推奨された。4,299.75ペソ（概算レートで約10,749円）也。VISAカードが使えることを確認した上で、「これとは別に、もう1着、青いのがほしい」と告げて、Mサイズで適当なものを選んだ。こちらは3,499.75ペソ（約8,749円）也。これら2着を買い上げた次第である。それから、再び高架鉄道と徒歩で、いったん宿舎へ戻る。そして、近所のショッピングモールへと赴き、スーパーでいろいろと買い物をする。そこで買い求めたアイテムの一つが、米沢から持参して2か月余りで1本を消費してしまったシャンプーの次の候補。余談ながら、このスーパーでは“リンスインシャンプー”が見当たらなかった。そもそも当地にはそういう商品がないのか？　ともあれ、リンスはまた別に買う必要があるらしい。さらに、書店へも足を運び、伊東屋のバンド付きペンケースA6スカイブルー（Made in Japan）を799ペソ（概算レートで約1,998円）で入手。というのも、職場で注文したポロシャツ（や、件のバロン・タガログ）には胸ポケットがないため、講師の業務に不可欠なペンを持ち歩く手段として、先ほど購入したネックストラップと組み合わせて首からぶら下げることにしたからである。しかし、今日はどれだけ散財すれば気が済むのか・・・。再帰宅後、夜。大河ドラマ『真田丸』の第3回「策略」を、NHKワールドプレミアムで見る。源次郎（堺雅人氏）がきり（長澤まさみ氏）にあげた櫛と、梅（黒木華氏）にあげた櫛の、違いがよく分からなかった。さて・・・全くの余談ながら、2006年11月に開設した当ブログが、本日180,000アクセスに到達。170,000アクセスを記録したのが昨年11月26日（木）であったため、ほぼ2か月で10,000アクセスを計上したことになる。ありがたき幸せ。Monday, January 25. ［Day 91］曇りのち晴れ。現地の日最低気温は23.8℃（06時）、日最高気温は30.6℃（13時）。台湾で雪が降ったのに、沖縄で雪が降らなかったのはなぜか・・・ということが、職場で話題になっていた。愚問やね。私は即座に「標高が高いからですよ」とツッコミを入れる。沖縄の最高峰は526メートルであるが、台湾の最高峰は3,952メートル。富士山より高いので“新高山”と命名された時期があった歴史を想起すれば、容易に思いつくはず。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の1コマを担当。「読解」の第17課である。お題は“江戸時代”。幕府や将軍といった政治制度の理解が欠かせないと判断した私は、テレビドラマ『暴れん坊将軍』の概要を説明した上で、その英語字幕付き動画（の、「愚か者！余の顔を見忘れたか！」から「成敗！」に至るまでの殺陣ハイライトシーン5分強）を見せ、どんな時代であったのかをイメージしてもらった。こうして、読む前のスキーマ活性化に成功する。帰宅後、夜。『あまちゃん』は第14週／第81回。北三陸駅の張り紙には「MISSING Yoshie Adachi」の字幕表示。他方、東京では彼氏の車で交通事故に遭っても仕事を諦めないマメりん。出番のないアキは鈴鹿ひろ美の付き人になる。「ジョジョ！」。種市先輩は無頼鮨で働き始めていた。そして、不良と化したユイが北三陸駅を通り過ぎる・・・。Tuesday, January 26. ［Day 92］晴れ。現地の日最低気温は23.3℃（05時）、日最高気温は30.0℃（12時）。私個人は午前の3コマを担当。「聴解」の第18課と本冊第19課後半の「基本」「応用」である。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。午後の授業が終わってからは、やんごとなきお方のお見送りのリハーサルを再実施。先週土曜に一度やったけれども、当日の警備を所轄する大統領府からとある点に関して“ダメ出し”を食らったらしく、整列過程の一部を見直したとの由であった。この整列の際に、学習者から「手を振っていいのか」と質問される。ただ、現地式の彼らの手の振り方は・・・手首を回転させるという、あたかもでんでん太鼓を回すような感じ。ワイパーのように振る日本式とは異なるのである。うーむ、それでいいのか？　私は回答を保留し、その直後の連絡会議で「日本式で行う」旨を確認した。帰宅後、夜。うとうとしていて、『あまちゃん』を見逃す。気がついたら後番組を放送していたので、そのまま寝てしまう。

2016.01.26
［BON VOYAGE+831］　後日談／冬来りなば、春遠からじ。嵐の前の静けさ（？）。

Tuesday, January 19. ［Day 85］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は24.4℃（06時）、日最高気温は32.6℃（14時15分）。私個人は午前の3コマを担当。「読解」の第15課と本冊第16課後半の「基本」「応用」である。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。帰りは渋滞に巻き込まれ、宿舎までは車で約1時間20分を要した。帰宅後、夜。自室のWi-Fiの調子が悪くてインターネットに接続できなかったため、端末機器の電源コードをはずして2時間ほど放置したところ・・・どうにか復旧。やれやれ。『あまちゃん』は第13週／第77回。安部ちゃんと再会したアキ。「ochimusha」「kagemusha」といった現地語字幕も表示される。そして種市先輩がひそかに登場。遠藤真奈が成田りなのシャドウとして出演することになり、たまたま寮へ来ていた正宗さんのタクシーで搬送（？）される。終わった後、配達された寿司の中からウニを食べるアキ。一方、北三陸では、ユイがヒロシに伴われてリアスへ来る。Wednesday, January 20. ［Day 86］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は24.2℃（06時）、日最高気温は32.8℃（13時50分）。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。今日は担当する授業がなかった。とはいえ、各種雑務に忙殺されただけでなく、上司との「面談」も20分強にわたって行われた。期の後半へ向けてチーム替えの必要性の有無や、後半で希望する担当クラスのレベルなど、多岐にわたる事項について、あれこれと答えた次第である。また、職場でデザインして一括注文したポロシャツが届く。1枚340ペソ（概算レートで約850円）也。注文および着用は任意であるけれども、まあ一種の制服（？）やね。今日も帰りは渋滞に巻き込まれ、宿舎までは車で約1時間10分を要した。帰宅後、夜。近畿在住の知人というか元同僚から、「初雪」を知らせるPCメールが届いていた。今季の日本はどんだけ暖冬なのか。『あまちゃん』は第13週／第78回。北三陸では、ユイに対するリアスでの男どもの言動について、春子さんが「反省会」と称して説教。他方、東京では、GMTメンバーとミズタクが無頼鮨を訪れる。宮下アユミは年齢詐称、遠藤真奈は出身地詐称を告白。アキは「じぇ！」を9連発した後、店を出た鈴鹿ひろ美を追いかけ、タクシーに乗った彼女に握手を求めて、「潮騒のメモリー、最高です！」と叫ぶ。Thursday, January 21. ［Day 87］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は22.3℃（06時25分）、日最高気温は33.0℃（13時30分）。暦の上では「大寒」であるが・・・何のことやら、さっぱり分からない（？）。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の3コマを担当。「復習テスト」のフィードバック、本冊第15課の「会話」、そして第18課前半の「導入」である。「N／V＜辞書形＞＋こと　ができます」の文型導入に際しては、HondaのASIMOの動画を見せて、いろいろと例文を作ったりした。しかし・・・「ミルクティー」「オレンジジュース」「ホットコーヒー」という、3人が同時に発する言葉を聞き分けるASIMOって、本当にすごいね。事前または事後に動画を何度も再生してみたものの、私には無理であった。帰宅後、夜。『あまちゃん』は第14週／第79回。安部ちゃんの“まめぶカー”で種市先輩と再会したアキは、無頼鮨へ。そこに太巻がふらっと現れて、アキは身を隠す。Friday, January 22. ［Day 88］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は23.5℃（06時）、日最高気温は31.4℃（15時15分）。朝。連続テレビ小説『あさが来た』で、五代様が逝く。私個人は午前の2コマを担当。本冊第18課前半の「基本」「応用」である。昨日使用したASIMOの動画を、もう一つのクラスでも再放送（？）。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。さて、やんごとなきお方が職場へいらっしゃる件については、追加のアナウンスがあった。ご見学は進度が最も早いクラスに入り、（通常は授業を担当しない）上司が特別にその授業を担当するとの由。当該時間帯は私も授業を担当する予定であるため、少し期待していたけれども・・・こういうときだけ（？）上司が前に出るとは。まあ「粗相がないように」という意味では、妥当な判断なのかもしれないが。ともあれ、学習者・教師・スタッフの全員で整列してお別れの見送りをすることになったので、ついては明日リハーサルを行うとの告知もあった。帰宅後、夜。いったん近所のショッピングモールへと赴いたその帰り、東の空には満月にやや近い月が浮かんでいた。『あまちゃん』は第14週／第80回。アキ＆種市先輩と、鈴鹿ひろ美＆太巻が、無頼鮨にいた。現地語字幕で「Kaoru Kobayashi」と表示されたのは大将・梅さんのことか。足立家の父が入院している病院名（看板がちらっと映る）も現地語字幕で表示されていた。足立家の母よしえは駅のベンチに座り込み、春子さんに声を掛けられる。奈落では「zetsumetsu kigushu」（これも字幕表示）を正確に発音できない喜屋武ちゃん。アキはユイからの携帯メールを受信する。Saturday, January 23. ［Day 89］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は21.6℃（06時）、日最高気温は31.8℃（13時）。土曜ではあるが、今日は午前のみ出勤日。私個人は1コマを担当。本冊第19課前半の「導入」である。プロジェクターと自前の豊富な写真画像を駆使して、「V＜た形＞＋ことがあります」の導入では自分自身の過去4回の海外旅行経験を披露した後、さらに「V＜た形＞＋り、V＜た形＞＋りします」の導入では「毎年1月1日の朝は神社へ行ったり、日の出を見たりします。（でも、今年は神社へ行ったり、日の出を見たりしませんでした。）」という例文を提示した。授業が終わってからは、お見送りのリハーサルを実施。要するに、移動開始から整列完了まで何分間を要するかのテストであった。帰宅後、昼過ぎ。宿舎（というか、40数階まであるタワーマンション）の管理事務所に足を運び、1か月分の電気代2,710.32ペソ（概算レートで約6,776円）と12月分の水道代216.52ペソ（約541円）を支払う。夜。NHKワールドプレミアムで『ブラタモリ』小田原編を見る。後北条氏が手塩にかけて築いた要塞都市が、その後の日本各地の城下町の手本になっていく・・・って、面白いね。

2016.01.23
［BON VOYAGE+830］　後日談／髪を切る、ジェダイの復習（フォースの学生）、お気に入りの食材。

Wednesday, January 13. ［Day 79］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は22.3℃（06時）、日最高気温は31.9℃（13時50分）。現場レベルで最上級の役職（要するに、上司の上司）が日本から赴任し、今日から勤務を開始した。しかし、このタイミングでの赴任って・・・やんごとなきお方への対応を念頭に置いた、と邪推されても仕方なかろう。それ以外に何の仕事があるのか、“お手並み拝見”といったところかな。旧日本軍のようなポストを増やすための戦線拡大でないことを祈るのみである。今日は担当する授業がなかった。とはいえ、宿題チェックや授業準備などに忙殺される。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。帰宅後、夜。近所のショッピングモールを訪れた。書店の中をぶらぶらしていて、そこで見つけたのは、『STAR WARS: THE FORCE AWAKENS』のノベライズ版ではなくて、現地出版社による「OFFICIAL MOVIE SPECIAL」というムック。うーむ・・・175ペソ（このころの概算レートで約438円）か。まあ、やむを得まい。ノベライズ版の代わり（？）に買っておこう。『あまちゃん』は第13週／第73回。アキは上野に到着。ユイが来ないことを知って落胆するミズタク。「奈落」は「Abyss」と訳されていた。そして、世田谷のマンションには、謎の女（大久保佳代子氏）の影が・・・。Thursday, January 14. ［Day 80］曇り時々晴れ。現地の日最低気温は22.6℃（06時50分）、日最高気温は32.0℃（13時）。私個人は午前の3コマを担当。「聴解」の第14課と本冊第15課前半の「基本」「応用」である。美術館での禁止事項を「～てはいけません」で表現させてみたら、いろいろと出て、面白かった。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。帰宅後、夜。『あまちゃん』は第13週／第74回。世田谷のマンションで激しく落ち込んだアキは、寮へ来てミズタクの部屋で寝る羽目になる。勉さんが1人、勉さんが2人、・・・。翌朝、GMTメンバーの間で「Zeって何？」「ああ、Jeね」みたいな会話を展開。このとき、現地語字幕でも「Ze？」「Je？」と表示。最後に奈落で振り付けを考えていた太巻の歌声（？）は、現地語吹き替えではなく、日本語（古田新太氏）のままであった。Friday, January 15. ［Day 81］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は22.7℃（06時）、日最高気温は32.0℃（14時15分）。職場でコピー機を操作していると、私の“後ろ姿”を見た同僚が「痩せました？」と一言。日本を出発してからかれこれ2か月半が経過しているけれども、この間に私は6キロほど落としていたのである。私は思わず「ああ、やっと気づいた人がいたよ」と答える。この同僚はかつて医療の現場で働いていた人なので、その観察力はさすがと言うしかあるまい。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の3コマを担当。「短作文」のフィードバック、本冊第16課前半の「導入」、そして「漢字」のユニット11後半である。帰宅後、夜。『あまちゃん』は第13週／第75回。太巻の思いつきでマメりんのシャドウに抜擢されたアキは、春子の手紙を読む。『君こそスターだよ』に挑戦者として出場した春子は「風立ちぬ」を熱唱し、「魅せられて」を歌ったチャンピオンを破ったものの・・・その回を最後に番組は終了。バックダンサーであった太巻も、転機を迎えることになる。Saturday, January 16. ［Day 82］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は21.8℃（06時）、日最高気温は31.7℃（15時）。前に髪を切ってから3か月近くが経過しているため、そろそろ髪を切らなければ・・・と、思っていた。とはいえ、片言の英語しかできない私は、ちょっとビビッていたのである。で、昼過ぎ。腹をくくって（？）近所のショッピングモール内にある床屋へと足を運んだものの、店内はかなり混雑していたので、明日の開店早々に再訪すると決めて立ち去った。夜。NHKワールドプレミアムで『ブラタモリ』熱海編を見る。Sunday, January 17. ［Day 83］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は21.8℃（06時）、日最高気温は31.7℃（15時）。昼前。近所のショッピングモール内にある床屋を再訪すると、すぐに席へ案内された。前に髪を切ってから3か月ほど経過した旨を伝えて、それと同じぐらいにしてもらう。うん、テクニックは上手やね。結局、だいたい30分で終了。Men's Cut（シャンプーなし）は280ペソ（概算レートで約700円）。ああ、さっぱりした。いったん宿舎へ戻って自室のシャワーでシャンプーをした後、昼過ぎに再び外出。ショッピングモール内にある映画館で、『STAR WARS: THE FORCE AWAKENS』を見る。1回260ペソ（概算レートで約650円）なら、また見てもいいかな、ということで。ストーリーは私の頭に入っているため、今回は細かいところを聞き取ることに集中した。それにしても、前回の教訓（？）から、今回は早めに入って予告編もしっかり見たけれども・・・観客がいきなり総立ちになったので、何かと思ったら、国歌斉唱のフィルムであった。へぇ～、そうなのか。さて、私の最近のお気に入りは、このマレーシア製の「ミーゴレン（焼きそば）」。なぜかスーパーの日本食コーナーに置かれていたが、甘辛い醤油味でけっこう美味しいのである。帰宅後、夜。大河ドラマ『真田丸』の第2回「決断」を、NHKワールドプレミアムで見る。Monday, January 18. ［Day 84］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は23.0℃（06時）、日最高気温は32.0℃（13時50分）。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の3コマを担当。本冊第13課の「会話」、第16課後半の「導入」、そして「漢字」のユニット12前半である。会話のお題は“別々に　お願いします”というレストランネタであったので、スキーマ活性化の一助として、日本のレストランのメニューをダウンロードして見せたりした。帰宅後、夜。『あまちゃん』は第13週／第76回。若き日の春子は、純喫茶「アイドル」で働くようになる。甲斐さんが「No.4」がどうのこうの、と発言していたが・・・ああ、例のおニャン子クラブのことか。入間しおりが寮で「Attention！」と叫ぶと、GMTの反省会が始まる。そして、アキは“まめぶ大使”の安部ちゃんに再会。

2016.01.18
［BON VOYAGE+829］　後日談／あの富士山の夢は「日本国の象徴」を意味していたのか。

Friday, January 8. ［Day 74］曇り。現地の日最低気温は20.8℃（07時）、日最高気温は30.7℃（13時50分）。宿舎のテレビについては、ほかの同僚の部屋もまだ復旧していないらしい。個別対応ではなくて、職場のお世話係からケーブルテレビ会社に圧力をかけてもらうべきではないか、という意見も出て、一部の同僚がお世話係に申し入れをしたようである。担当しているクラスの学習者が今月末に結婚式を挙げるとのことで、同じチームの同僚がその招待を受けた。うーむ・・・休みの日に拘束されるのは好まないが、そういう異文化体験も悪くないような気がする。ちょっと迷うね。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。で、この昼食をいただきながら、職場のPCでメールをチェックしたら・・・珍しく、前の職場の同僚からメールが届いていた。ふと開いてみると、じぇじぇじぇ！　やんごとなきお方が南の島へいらっしゃることは私も知っていたけれども、その際に「日本で看護師や介護福祉士として働くことを目指す若者のための語学研修施設の視察」もなさる、と昼のNHKニュースで報道されたとの由であった。それが我々の職場であるとは限らないけれども、その可能性は高いと思われた。とはいえ、そんな情報は全く聞いていない・・・きっと上層部で止まっているのであろう。であれば、帰宅後に一斉BCCメールを流して今の職場の同僚へも知らせておくか。本来、今日は担当する授業がなかった。しかし、同じチームの他の教師が昨日まで休んでいた影響で、コマ数を調整する必要から、午後の1コマが私に割り当てられた。「自己紹介」の短作文である。まあ、売られたケンカ（？）は買っておこう。事前に入念に準備した上で臨んだ。その後、自学自習の時間に、今後の自学自習の方法を学習者同士で再検討させたりした。帰宅後、夜。件の一斉BCCメールを送信する。Saturday, January 9. ［Day 75］曇り。現地の日最低気温は22.5℃（？時）、日最高気温は30.1℃（？時）。朝。空中を浮遊する夢を見て目覚める。何か見覚えがあるなぁ・・・と思ったら、昨年8月9日（日）に、こんな夢を見ていた。朝。長い下積みを経てテレビに出演することになったり、屋外にいると私の身体が空中を浮上していき地上数十メートルの高さに達して遠くの富士山を見下ろしたり（？）・・・という夢で目覚める。なんのこっちゃ。ああ、富士山って「日本国の象徴」のことか。そういう縁結びの予告編であったのかもしれない。夕方。私のスマートフォンが鳴動する。また生命保険の外交員からであった。いったんは無視したものの、タッチ操作を誤って（？）リダイヤルしてしまう。何かの書類に記入して送り返してほしいので、書類を米沢の自宅へ送っていいか、との問いであったが・・・私は5月まで南の島に滞在する旨を伝えた。どうせマイナンバーの関連書類であろう（それすら受け取る前に出国したのに、実にくだらない制度運用やね）。それから、近所のショッピングモールへ出かけて、硬めのカラー紙を書店で調達。というのも、来週から「て形」などの動詞活用の指導が始まることから、そのフラッシュカードを作成するためであった。夜。職場の「男子会」に参加した。2回目となる今回のコンセプトは“新年会”。近くの日本料理の店に赴いて、いろいろと頂戴する。中でも“生姜焼き”が絶品であった。帰宅後。知人というか元同僚にも、やんごとなきお方のご見学に関するメールを送信。Sunday, January 10. ［Day 76］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は21.4℃（06時）、日最高気温は32.0℃（13時50分）。日付が変わった直後の未明。けたたましいベルの音が宿舎内に鳴り響いた。どうやら火災報知器のようであるが、なかなか鳴りやまず、「直ちに避難せよ」みたいな機械的な音声も聞こえたけれども・・・ドアの窓穴から通路をのぞき込んでも、煙の存在は確認できない。私自身は部屋にとどまって、様子を眺めることにした。結局、10分ぐらい経過した後でベルの音が鳴りやみ、やがて近隣の住民もぞろぞろ戻ってきた。一体、何があったのか。朝。ふとテレビをつけてみると・・・何事もなかったかのように、復旧していた。その旨を携帯電話のテキストメッセージで数名に報告したところ、一部の同僚がまだ復旧しないとのことで、何往復かテキストメッセージをやり取りする羽目になる。なお、職場のお世話係からも昼過ぎにPCメールが届き、【ケーブルテレビ会社からの回答】デジタルボックスのシステムをリフレッシュしましたので、一度、電源プラグを抜いて再起動をしてください。10秒から15秒お待ちいただき再度、プラグを差し込んでください。とのことであった。夜。大河ドラマ『真田丸』の第1回「船出」を、NHKワールドプレミアムで見る。ふふっ、いかにも三谷幸喜氏らしい脚本やね。テレビを見る楽しみが増えた。Monday, January 11. ［Day 77］曇り時々晴れ。現地の日最低気温は21.8℃（06時30分）、日最高気温は32.0℃（13時50分）。日本では「成人の日」であったが、当地は関係ない。前の職場の同僚へのメール返信や、授業準備などに追われ、朝食抜きで出勤。午前は1コマ。同じチームの他の教師とともに「クラスミーティング」に臨んだ。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の3コマを担当。本冊第14課前半の「導入」、「漢字」のユニット10後半、そして「読解」の第12課である。読解のお題は“沖縄旅行”であったので、スキーマ活性化の一助として、2007年3月にカナダ＆アメリカを旅行した私自身の経験について、画像を見せながら紹介してみた。帰宅後、夜。『あまちゃん』は第12週／第71回。観光協会にミズタク、ユイの父、春子が集まり、契約書に記名捺印。漢字で書けば、アキは“秋”、ユイは“結衣”なのね。足立家では豪華な夕食会が開催される。そして、運命の日の朝。夏ばっぱは、アキに手ぬぐいを渡すと、姿を消す。北三陸駅でミサンガ攻撃を受けるアキ。海岸でワカメをとる夏ばっぱのシーンで終わる。Tuesday, January 12. ［Day 78］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は25.0℃（06時30分）、日最高気温は32.7℃（15時50分）。授業準備などに追われ、今日も朝食抜きで出勤。職場に到着した後、上司から、今日の私の授業1コマを見学する旨を申し渡される。はいはい。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の3コマを担当。本冊第11課の「会話」、第14課後半の「導入」、そして「漢字」の復習である。会話のお題は“これ、お願いします”という郵便局ネタであったので、スキーマ活性化の一助として、私自身のEMS（国際スピード郵便）経験について、画像を見せながら紹介してみた。何の音沙汰もなかったため、どうなったかと思っていたけど・・・昨年12月28日（月）に送った荷物は、1月3日（日）に湘南の実家へ届いていたらしい。やんごとなきお方がいらっしゃる件については、職場でもようやくその事実を認める事務連絡があった。いわゆる「情報解禁」（？）である。我々の職場は南の島の政府機関が直営する建物を間借りしているけれども、この建物では今週に入ってから、ペンキの塗り替えやら花壇に玉石を敷いたりするガーデニング（？）やらの各種工事が始まっていたので、さもありなん・・・といった状況ではあった。帰宅後、夜。『あまちゃん』は第12週／第72回。北三陸駅構内で漁協関係者らの見送りを受けた後、春子から手紙をもらうアキ。「こっちに来て、みんなに好かれたね」。その後、「夏ばっぱは大漁旗を振って若き日の春子を見送った」と、衝撃的な告白をする勉さん。父が倒れたユイは東京へ行けなくなり、畑野駅でアキを見送る羽目になる・・・という名場面のオンパレード。

2016.01.12
［BON VOYAGE+828］　後日談／休暇が終わり、職務に復帰。宿舎のテレビが映らなくなる。

Saturday, January 2. ［Day 68］の続きの続き。コレヒドール島から宿舎へ戻った後、夜。18時30分から19時43分まで、NHKワールドプレミアムで放送された『ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯　真田丸スペシャル』を見る。うん、上田城の成り立ちは面白いね。それから、20時00分から21時29分までは、新春スペシャルドラマ『富士ファミリー』を見る。鈴鹿ひろ美と天野春子と安部小百合の競演（？）なら見るであろう、みたいな・・・まあ、ちょっとユルい感は否めないけれども、「ここにいていいんだよ」というメッセージは悪くないかも。Sunday, January 3. ［Day 69］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は22.3℃（06時30分）、日最高気温は32.8℃（13時50分）。昼過ぎ。近所のショッピングモールへ足を運ぶ。スーパーのレジにいた店員は非常に眠そうで、あくびを連発しつつ、釣り銭を間違えそうになっていた。また、英語の本を読みたい気分になり、書店でいろいろと見て回る。本当は『STAR WARS: THE FORCE AWAKENS』のノベライズ版がほしかったとはいえ、さすがにまだないらしい。その代わり（？）、夏目漱石の翻訳とか、あるいはPenguin ClassicsにはKenko（吉田兼好）の『A Cup of Sake Beneath the Cherry Trees』、Ryunosuke Akutagawa（芥川龍之介）の『The Life of a Stupid Man』、Matsuo Basho（松尾芭蕉）の『Lips too chilled』などもあったりして、いとをかし・・・じゃなくて、興味深いものの、ちょっと迷ってしまい、ひとまず買うのはやめておく。帰宅後、夜。元日に届いていた知人からのメールに返信。Monday, January 4. ［Day 70］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は21.4℃（06時）、日最高気温は32.6℃（13時50分）。明け方。何かの鳥によって運ばれたのか魚や昆虫が建物の屋根でピチピチと跳ねていたり、自転車で出勤する際に遮断機が下りるギリギリのタイミングで踏切を通過したり・・・という妙な夢で目覚める。なんのこっちゃ。朝。NHKワールドプレミアムで『おはよう日本』を見ていたら、番組の途中（関東ローカル枠の時間帯）なのに突然「番組のお知らせ（CM）」が挿入された。海外へは放送できない内容であったのか？12日間の休暇も昨日で終わり、今日から勤務再開。まずは「お年賀」の配布からである。もっとも、今日は担当する授業がなかった・・・とはいえ、宿題チェックなどの各種雑務に忙殺される。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。帰宅後、夜。18時30分から18時56分までNHKワールドプレミアムで放送された『クローズアップ現代』は、シリーズ「新たな隣人たち」（1）どう接しますか？地域の外国人。いちょう団地の取り組みなどを興味深く見た。それから、『あまちゃん』現地語放送までの間、仮眠をとる・・・つもりでいたが、派遣元から貸与されている業務用の現地携帯電話が鳴動し、途中で目を覚ます。職場の上司からのテキストメッセージで、体調不良により今日は早退した同じチームの他の教師（同僚）が、明日も出勤できないとのこと。その対応をチームメンバーたる我々に要請するものであった。やれやれ。『あまちゃん』は第11週／第66回。天野家では、美味しそうな朝食を前にして、アキと春子はまだギスギスしている。東京行きをひそかに企むユイとアキに対して、その行動を阻止しようとする大人たち。ユイが夜行バスのチケットの入手に成功し、アキはウニ丼を食べてから北三陸駅へと向かう。Tuesday, January 5. ［Day 71］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は21.9℃（06時30分）、日最高気温は32.4℃（15時）。授業準備に追われ、ほとんど眠らずに朝を迎えた。米沢から持参したシャンプーの1本目を2か月余りで使い果たしたので、シャワーを浴びるときに2本目を投入する。それから、朝食をとる余裕もないまま、職場へ出勤。私個人はまず、午前の3コマを担当。「聴解」の第10課と本冊第11後半の「基本」「応用」である。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。そして、午後も1コマを担当。休んだ同僚が担当するはずのクラスでコマを入れ替えて、私は「聴解」の第10課を再放送（？）する羽目になった。帰宅後、夜。18時30分から18時56分までNHKワールドプレミアムで放送された『クローズアップ現代』は、シリーズ「新たな隣人たち」（2）どう受け入れますか？外国人労働者。学部時代の恩師の姿を久々（？）に拝む。『あまちゃん』は第12週／第67回。観光協会の窓際から北三陸駅前を監視するヒロシ。嫉妬のあまりハンカチを食べる（？）栗原ちゃん。勉さんに見つかりつつも、ユイとアキはバスに乗って・・・なぜか袖が浜へ。Wednesday, January 6. ［Day 72］曇り時々晴れ。現地の日最低気温は20.0℃（05時）、日最高気温は30.7℃（11時30分）。暦の上では「小寒」か・・・。明け方。ふとネットサーフィンをしていると、ごみ処分場周辺地域で医療・生計向上などに取り組むNGOの1日事業地体験のお知らせが掲載されているのに気づく。そう言えば、こういう活動に興味を持っている同僚がいたっけ。というわけで、この記事を教えることにする。さて、職場の我々のチームは、学習者の自学自習の割合を増やすべく、今月に入ってからは宿題の量を減らしている。そのおかげで、我々も、宿題チェックにかかる時間と労力が半減し、自宅だけでなく職場でも授業準備ができるようになってきた。ただ、午後の授業の教案を、その直前の昼休みに完成させるのは・・・いかがなものかな。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の3コマを担当。本冊第10課の「会話」、第12課後半の「導入」、そして「漢字」のユニット9前半である。帰宅後。テレビの電源を入れても、「No valid sector found」というエラーメッセージが表示されるだけで、何も映らなくなってしまった。どういうこと？？？結局、『あまちゃん』も見ることができず、お預けであった。Thursday, January 7. ［Day 73］曇り一時小雨。現地の日最低気温は24.2℃（06時）、日最高気温は31.1℃（13時）。朝。出勤時に同僚から「テレビ、見られます？」と問われた。宿舎では、どうやら全員ではないものの、半数強の部屋で見られなくなっているらしい。職場のお世話係は、対応策として、各戸の端末機器の電源コードをいったん抜き、時間をおいてから再び通電する（それでもダメなら、ケーブルテレビ会社のホットラインへ電話して、そこでの指示通りに操作する）方法を示したが・・・そうではあるまい。これだけ同時多発的な現象であれば、各戸の問題ではなくて、建物全体でのトラブルと考えるのが自然であろう。現に、たまたま休んでいた同僚の証言によると、昨日の日中に停電があり、それ以後テレビが映らなくなったとの由であった。昼食はいつものように、弁当のケータリングサービスを利用する。私個人は午後の3コマを担当。「復習テスト」、本冊第13課前半の「導入」、そして「漢字」のユニット9後半である。帰宅後。近所のショッピングモールへ買い物に行く間、ケーブルテレビの端末機器の電源コードを抜いてみたが・・・それでもテレビは復旧せず。ダメじゃん。

2016.01.07
［BON VOYAGE+827］　後日談／コレヒドール島に上陸。戦争の記憶が今なお残る島。

Saturday, January 2. ［Day 68］の続き。日帰りクルーズツアーに参加して、コレヒドール島に上陸していた。最初の見どころは長さ250メートル、幅7メートルの「マリンタ・トンネル」。1922年から1932年にかけて米比連合軍の兵器庫および地下病院として建設されたものの、第2次世界大戦が始まってからは軍の司令部として使われていた。のちに日本軍が占領したが、“I shall return.”のスローガンの下で米軍が帰ってくると、日本軍は自ら爆破して多くの者が犠牲になった。現在は数十メートルごとにいろいろな銅像やスクリーンなどが置かれ、見学者がトンネルを進むにつれて、この島で何が起きたのかを順々に説明していく「光と音のショー」が行われている。次は島内にあるホテル「コレヒドール・イン」でのバイキング・ランチ。数台あるツアーバスがそれぞれ時間をずらして立ち寄るらしく、我々の食事が終わる頃に次のバスが到着していた。昼食の後は、まず「Lorcha Dock」に立ち寄る。日本軍の激しい攻撃を受けて劣勢にあった米国極東陸軍司令官マッカーサーが米国大統領の命令でいったんオーストラリアへと撤退していく際の脱出地点である。ここには「んちゃ！」のポーズ（？）で立つマッカーサー像があった。続いては「日本平和庭園」。日本語で書かれた碑などが点在する。移動の途中での1コマ。青い海の対岸に、バターン半島が見える。ここは「マイル・ロング旧兵舎」。この光景を見た瞬間、私は大津波に襲われた三陸の被災地を思い出してしまう。ガイドさんいわく・・・日本軍の航空機が爆弾を大量に落としたため屋根は吹き飛ばされたものの、大阪から船で運ばれた“浅野セメント”で作られた柱などが残った、との由。島内には、このような砲台がたくさん見られる。さらに「太平洋戦争記念館」へ。陸軍大将・山下奉文や海軍中将・大川内傳七らの署名がある日本軍の降伏文書（の写し）などを見る。それにしても、この写真の女性は誰なのか、そして、なぜここに展示されているのか・・・よく分からないけれども、とにかく気品があって綺麗な人やね。ツアーバスで最後に訪れたのは「灯台」。当初はスペイン統治時代に建てられたが、第2次世界大戦で破壊され、戦後に再建されたものであるらしい。島内の訪問場所についての記述はところどころ端折ったけれども、まあこんな感じである。それから、再びフェリーに乗り込んで、今朝出航したフェリーターミナルへと戻り、待機していた送迎車で宿舎へ帰る。道路は空いていて、移動は実にスムーズであった。

2016.01.02
［BON VOYAGE+826］　後日談／南の島での「ゆく年くる年」。2015年末から2016年始へ。

Tuesday, December 29. ［Day 64］の続き。朝の待ち合わせ地点からは徒歩で戻り、近所のショッピングモールにあるスーパーに立ち寄ってから宿舎へ帰った。帰宅後。『機動戦士Zガンダム』の動画第47～48話を見る。夜。『あまちゃん』は第11週／第62回。東京行きをまだ諦めないユイは自宅に引きこもりつつも、既にGMT47に選ばれた小野寺薫子（ら、仙台牛タンガールズ）による「♪ずんだずんだー！」のビデオクリップを見ながら、次の作戦を練り始める。他方、そんなユイをアイドルとして復活させるべく、アキは「海女～ソニック」の企画を思いつく。Wednesday, December 30. ［Day 65］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は21.6℃（06時）、日最高気温は32.1℃（14時15分）。今日は自室で終日だららんと過ごす。『機動戦士Zガンダム』の動画第49～50話を見る。ついに最後まで見終わってしまった。夜。『あまちゃん』は第11週／第63回。海女～ソニックの企画書には「Ama Sonic Proposal」、春子さんが見て泣いていたビデオには「Shiosai no Memory（1986）」といった字幕表示があった。そして吉田君の解説による鉄拳アニメと“ファイナル勉さん”、こっそりとビデオを見て泣くアキ、“潮騒のメモリーズ”の大看板を搬入した海女カフェのステージに連れてこられるユイ。Thursday, December 31. ［Day 66］曇り時々小雨。この翌日が新聞休刊日のため、気温は不明。昼前。銀行のATMで口座からお金を引き出した後、ショッピングモールのスーパーで買い物をする。帰宅後。どういうわけか、松任谷由実氏の曲が急に聞きたくなる。特に「春よ、来い」は、私が初めて米沢に宿泊した1994年12月（9日（金）夜～10日（土）朝）当時のNHK連続テレビ小説の主題歌でその“冬の朝の米沢の情景”と結びついて私の記憶に残っているし、東日本大震災後には被災地支援プロジェクトにも用いられているからであろうか。いずれにせよ、いろいろと検索してみると、ベストアルバム『日本の恋と、ユーミンと。』は（個々の曲はともかく、アルバム全体としては）ダウンロード一括販売をしていないことが判明し、こんなことなら日本にいる間にCDを買っておけばよかったと後悔したりする。で、さらにネットサーフィンをしていたら、ピアニストにとまいこ氏のYouTube動画にたどり着いた。件の「春よ、来い」だけではなく、「ドラクエV」とか「スーパーマリオブラザーズ」とかもいい感じであった。夕方。生存報告と母の誕生日祝いを送った旨のメールを、湘南の実家の姉へ送信。夜。『NHK紅白歌合戦』の合間に『あまちゃん』を見ようと思ったが・・・さすがに今日は夜の再放送がないらしく、大晦日の特番を放送していた。であれば、昼前の本放送を見ておくべきであった。それにしても、白組トリの近藤真彦氏と紅組大トリの松田聖子氏って、完全に1980年代。私の率直な感想としては、黒柳徹子氏に加えて久米宏氏も起用すればよかったのに・・・まあ、糸井重里氏と清水ミチコ氏でもいいけどさ。あと、ゲスト審査員には有村架純氏（というか、若き日の春子）らがいたが・・・時の人は羽生結弦氏、三宅宏実氏、又吉直樹氏ぐらいなもので、『まれ』や『真田丸』といったNHK関係者が多すぎ。公共放送なのに、そういう“売らんかな”の姿勢もちょっと興ざめ。『ゆく年くる年』は、福井・永平寺、三重・伊勢神宮、茨城・報国寺、宮城・上山八幡宮、島根・円成寺、滋賀・比叡山延暦寺、愛媛・道後温泉、佐賀・有田町、福島・廣徳院、北海道・新函館北斗駅、ブラジル・リオデジャネイロからの中継。日付（というか、年）が変わる瞬間はいつも近畿やね。もっとも、当地は1時間遅れなので、まだ23時前後であったが。部屋の外から聞こえるのは、除夜の鐘ではなく、花火の爆発音。やかましいなぁ・・・。Friday, January 1, 2016. ［Day 67］曇り。現地の日最低気温は23.0℃（06時）、日最高気温は28.6℃（13時50分）。あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。ただ・・・当地は寒くないせいもあって、年が変わったという印象は全くないけれども。05時50分から06時まで、NHKワールドプレミアムで放送された『ニッポンの里山』「湧き水が育む海中の森　岩手県大槌町」を見る。その後、06時15分から10時45分までは、『NHK紅白歌合戦』の再放送を見る。さらに11時から11時15分まで、現地の地上波で『あまちゃん』第11週／第65回を見る。春子さんが海女～ソニックのステージに乱入し、アキに平手打ち。天野家へ帰ってからも2人の口論が続く。若き日の春子が灯台の近くに残した落書き（には、現地語の字幕表示が加えられていた）。そしてアキの携帯にかかってきた電話の声は、やがてミズタクから太巻へと交代する。ネットサーフィンをしていて、こんな記事が私の目に留まった。佐々木常夫氏「僕が必ず年頭所感を書く理由」　「書く」ことで自分の幸せに責任を持つ東洋経済オンライン　2016年01月01日私の現在の業務では、学習者に長期的な計画を立てて学習を進めるよう指導しているが・・・ここには、その“極意”のようなことが書いてあった。目標へ向かって計画的に物事に取り組む必要があるのは、学習者のみならず、教師も同じはず。ともあれ、この記事の内容を講師間で共有すべく、メールを同僚へ一斉送信した。さて、新年を迎えたということで、気分を少しだけ改める。南の島へ来て以来、今まで私は腕時計を“ワールドタイム”モードで使用してきたが・・・これでは月の満ち欠けや日付・曜日が表示されない上に、“方位計測”モードや“気圧／温度計測”モードへワンタッチで遷移することもできず、何かと不便であった。そこで、“ワールドタイム”モードではなくノーマルの“時刻”モードにして、その都市コードを「東京」から（現在地と同じ時間帯の）「台北」に変更してみた。後日談ながら、それでもなお日本からの電波を受信できるらしい。Saturday, January 2. ［Day 68］晴れ時々曇り。現地の日最低気温は22.8℃（06時）、日最高気温は30.6℃（11時）。朝。旅行会社の送迎車に乗って、宿舎からフェリー乗り場へと赴く。フェリー乗り場に到着してから、送迎車の運転手さんに搭乗手続きをしてもらい、さらに自分自身でターミナルフィーを支払う。フェリーに乗り込み、出航して波に揺られること約1時間30分。コレヒドール島に上陸。島内の見どころをツアーバスで巡っていく。なお、（私がメールでやり取りした旅行会社とは別の）クルーズを催行する旅行会社が予約を受け付ける段階でアレンジするのであろうが、私が割り当てられたバスは日本人観光客と思しき面々ばかりが乗っていて、添乗するガイドさんも現地人ながらブロークンな日本語で説明してくれた。ところで、後日談ではあるが、楽天ブログの記事本文における最大投稿文字数が、全角5,000文字から全角50,000文字へと10倍に増えた。とはいえ・・・長々と書けば読者がしんどいであろうから、今回はひとまずこの辺で切り上げることにしたい。ゆえに、紙幅の都合上、続きは次回の記事へ。

2016.01.02

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