[BON VOYAGE+1021] 後日談/6か月半の滞在を終えて、新・南の島を去る。
Sunday, May 28. [Day 200]曇り時々晴れ一時小雨。現地の日最低気温は25℃、日最高気温は32℃。昼過ぎ。徒歩で駅へ赴き、上りの電車に乗る。今日の往路は旧・東京メトロ東西線の05系であった。その後、いつもの目的地の駅で下車。ところで普段なら、ここへ来るまでの間に、道端で飲食物を売っている屋台(ワゴン)や、多くの人々で賑わう飲食店などが、必ずと言っていいほど目に入るのであるが・・・今日は全く見かけなかった。上の写真は目的地の駅構内にある、星の冠のマークでおなじみのグローバルな喫茶店であるけれども、ご覧の通り(?)“開店休業”状態であった。ああ、これが噂の、当地では昨日ごろから始まったとされる「断食月」か。日中はどこもこんな感じで、どうやら屋台などは夕方になると出没し始めるようであった。で、私自身はいつものように、日本食材を取り扱う地元スーパー・・・ではなく、一昨日と同様に、高級モールへと赴く。 まずは、現地高級物産品店を再訪。一昨日ここで調達した「スタジオ・パチェ」の製品は大半が“自分用”に欲しくなってしまったため、湘南の実家へのお土産を買い増す必要に迫られたのである。【左】ミニトート: 35万ルピア(約2,905円)【右上】ジッパーを開くとマチが3つあるポーチ: 28万ルピア(約2,324円)【中下】ボトルカバー?: 18万5千ルピア(約1,535円)【右下】眼鏡ケース?: 18万ルピア(約1,494円) 続いて、日系の日常生活用品店に足を運ぶ。実は一昨日もここへ立ち寄っていて、その際から目をつけていた(?)ボストンバッグ・大を99万5千ルピア(約8,257円)で、またトートを39万5千ルピア(約3,278円)で、それぞれ入手する。というのは、明日の出国に備えて荷造りを開始したところ、予想通り(?)スーツケース2個では収納しきれない事実が判明し、昨年の旧・南の島では段ボール2箱を利用したとはいえ、それでは芸がないなぁ・・・ということで、往路はスーツケース内に収納していたバッグ2点を復路は外に出し、それらを2点でなく1点としてまとめて収納する(荷物の個数を減らす)ためのボストンバッグと、それらが抜けた後のスーツケースのバッグ・イン・バッグとしてのトートが、不可欠となった次第である。で、復路も旧・東京メトロ東西線の05形であった。帰宅後、夕方。ネットサーフィンをしていて、今日はこんな記事が私の目に留まる。1)博士は、なぜ人生を懸けてバッタを追うのか ストイックすぎる狂気の博士のエッセイ東洋経済オンライン/今週のHONZ 2017年05月27日2)赤字球団を黒字化した「非常識経営」の中身 横浜DeNAベイスターズが復活したワケ東洋経済オンライン/ブックス・レビュー 2017年05月28日3)「騎士団長殺し」に見える村上春樹のパターン この話型は彼に取りついたものだ東洋経済オンライン/GQ JAPAN 2017年05月28日4)「渡辺」「渡部」「渡邊」「渡邉」の知られざる真実 安倍首相の「アベ」は阿部と一体何が違うのか東洋経済オンライン/家庭 2017年05月28日5)『思考の整理学』著者93歳の知的な老い方 外山滋比古さんに聞くプレジデントオンライン/ライフ 2017.5.28コメントは省略。夜。NHKワールド プレミアムで18時から18時45分まで放送された大河ドラマ『おんな城主 直虎』の第21回「ぬしの名は」を見る。サブタイトルについてのツッコミは差し控えておこう。Monday, May 29. [Day 201]曇りで朝一時雨。現地の日最低気温は25℃、日最高気温は29℃。ネットサーフィンをしていて、今日はこんな記事が私の目に留まった。1)上司を不機嫌にさせずに、自分の考えをきちんと伝えるにはダイヤモンド・オンライン/デキる部下の賢い上司操縦法 2017.5.292)1つの専門性で一生は食えない時代の3大重要スキルとはダイヤモンド・オンライン/転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏 2017.5.293)「痴漢冤罪」は鉄道会社と弁護士が組めば減る 鉄道業界だけでは「無実の人」は救えない東洋経済オンライン/通勤電車 2017年05月29日コメントは省略。昼前。今日の自室での昼食はこんな感じ。にんじん・さやえんどう・いんげんを一緒に茹でただけのインスタントラーメンである。昼過ぎ。宿舎退去の手続きの一つとして、居室の備品チェックに立ち会う。当初の予定では14時45分からであったが、午後イチに現地のお世話係から電話があって、“少し遅れるかも”との連絡であった。しかし、13時30分過ぎに再び電話があり、“ほかの部屋が早く終わったので、これから伺ってもよいか?”と問われる。ええっ、今はまだ掃除の真っ最中なのに・・・と答えると、“それでも構わない”との由で、仕方なく査察に応じたわけである。ふっ、いかにも南の島的な時間の感覚に、苦笑させられたよ。その後、宿舎のLG階のいつもの集合場所に赴き、貸与されている業務用の携帯電話を返却し、さらに空港まで別の車で運搬してもらうスーツケース2個およびボストンバッグ1個を預ける。居室の備品チェックや携帯電話の返却が早まったからといっても、出発が早まるわけではなかった。にもかかわらず、私個人は居室などの鍵も同時に返却してしまったため、屋外で時間を潰す羽目になった。変更しうるイベントと、変更しないイベントと・・・こういうスケジュールに関する情報提供が緻密でない、と私は感じた。まあ、南の島なので、やむを得ない側面もあろうが。そして、夕方。予定通り15時30分に宿舎を出発。現地に残る上司らの見送りを受けつつ、我々は車に分乗して、国際空港へと移動した。予想していたほど渋滞することもなく、16時55分に国際空港に到着。車から荷物を下ろした後、手荷物検査場の手前まで誘導してもらう。現地のお世話係らとはここで別れを告げた。まずは1回目の手荷物検査(X線)があり、次に航空会社の手荷物預け&発券カウンターの列に並ぶ。大型スーツケース(ミスティスカイ)が28キログラムの値を示し、本来なら“重量超過”であるが、係員はスルー。さすがに“個数超過”を見過ごすわけにはいかないので、預けた後で別のカウンターへ行くよう指示された。超過手荷物料金は、航空会社のホームページによると1万円または100米ドルであるけれども、現地通貨では136万ルピア(約11,286円)との提示を受ける。私はこれを現金で支払った。続いて出国審査を経て、レストランやショップが立ち並ぶエリアをうろうろする。 ここで、湘南の実家へのお土産を買い増す。BLACK TEA、GREEN TEA、JASMINE TEA、MANGO TEAのティーバッグ25袋(MANGOのみ20袋)入りを、1箱につき8万ルピア(約664円)、計32万ルピア(約2,656円)で調達。それからロビーで一休み。レストランで食事をすることも考えたものの、航空機内で何か食事が出される可能性を憂慮して、デイパックの中に潜ませていたSOYJOYを腹の中に収めるのみで済ます。2回目の手荷物検査(X線および金属探知)と3回目の手荷物検査(目視)を受けながらも・・・早めに搭乗口の出発ロビーへと足を運び、そこでしばらく待つ。そして、夜。21時25分ごろ、機材に搭乗する。最新鋭のボーイング787-9か。ともあれ、6か月半を過ごした新・南の島とも、これでお別れであった。離陸から1時間ほどで、やはり機内食がセットされた。なぜか航空会社は乗客を食事漬けにしたがるらしく、毎度のことながら私はブロイラーか何かになったような気分に陥ってしまう。まあ、食事そのものは、昨年11月10日(木)の往路と、そんなに違いはあるまい。