[BON VOYAGE+2174] 後日談/第2日後半、長谷寺と聖林寺。大観音のおみ足に触れる。
11月19日(火)の続き。夜行高速バスで上洛し、南へ下って奈良県宇陀市の室生寺に参詣した後、近鉄大阪線で長谷寺へと向かっていた。ここからはその続きである。駅に到着して降りると、目の前には線路と平行に大和川(初瀬川)の深いV字谷が展開し、市街地はほぼ眼下に広がっていた。つまり、駅から川が流れる市街地の最低地点までは標高差約50mを下り、そこから反転して寺の境内の最高地点までは標高差約90mを徐々に登る・・・という立体構造らしい。やれやれ、先が思いやられる予感しかないなぁ。 ああ、「初瀬」と書いて「はせ」と読むのね。道路側溝をジャバジャバと流れ下る水の量が割と豊富で、どことなく米沢の市街地を思い出してしまう。いずれにしても、レトロな門前町といった雰囲気が漂う参道を進んでいく。道が狭いせいか公共交通機関(すなわち、バス)はないらしく、小型の自家用車・商用車などとともに時折タクシーが通り過ぎるのみ。 ここは桜井市。駅から歩くこと約20分で、本日の第2チェックポイントである長谷寺の入り口に到達。寺の草創期については定かでないものの、飛鳥時代の朱鳥元年(686)に道明上人が千仏多宝仏塔を西の岡に安置し、のち奈良時代の神亀4年(727)に徳道上人が東の岡で十一面観世音菩薩を造ったという。長らく東大寺の末寺であったが10世紀末に興福寺の末寺へと移り、平安時代には救いを求める貴族たちの観音霊場として隆盛し、やがて「西国三十三所巡礼」の一つとなり大衆にも人気を博すように。16世紀末には新義真言宗の根本道場となって、現在は真言宗豊山派の総本山である。で、塔頭普門院にある平安時代の重要文化財「不動明王坐像」にチラッとご挨拶をしてから、仁王門[重要文化財]前の参拝入山受付でフルトッピング(全部乗せ)の入山料500円+本堂特別拝観料1,000円+大講堂特別拝観料500円=2,000円のところセット割引適用1,700円を支払う。既に割引済みのチケットなので、今回は奈良世界遺産フリーきっぷを提示しても何の効果もなかった。ちょっとガッカリ(?)。 登廊(のぼりろう)[重要文化財]の石段を登っていく。その途中で、寺に伝わる宝物を公開している宗宝蔵にも足を運ぶ。 昼過ぎ。秋季限定の「菊回廊」なるものを遠目に眺める。 さらに登廊を進み、本堂[国宝]へと至る。本日のハイライト(?)は、本堂特別拝観。受付でチケットを提示すると、係員から“ひとつまみの塩”を左手で受け取るよう指示される。って、ちょっと待ってよ。はいはい。で、その塩で両方の手のひらを清めた後で、「結縁の五色線」という太いミサンガ(?)を授与され、いよいよ室町時代の重要文化財「本尊十一面観世音菩薩立像」(像高1,018.0cm)の足元へ。なんと大観音のおみ足に触れることができるのである。いやはや、恐れ多い。例によって(?)左手に“水瓶”(に蓮の花を入れたもの)を持っているのが私には印象的かと。また両脇には同じく室町時代の重要文化財「雨宝童子立像」(像高178.1cm)と鎌倉時代の重要文化財「難陀龍王立像」(像高213.0cm)が控える。 一般拝観エリアへ戻って、「大悲閣」と額のある本堂から張り出した懸造りの舞台から絶景を遠望。 それから、大黒堂・弘法大師御影堂・本長谷寺・五重塔などを見て回る。それにしても・・・カメラ小僧ならぬカメラ爺婆(?)がやけに目立つ。境内のあちらこちらで大きなレンズを構えてパシャパシャ撮りまくっていたよ。アウトドアで余暇を楽しむ元気な高齢者が多い、ということか。って、“京ことば”的な婉曲表現?次は御守授与所に立ち寄ってあれこれ物色するけれども、特に買うものはなかった。 続いて本坊へ。明応4年(1495)に罹災した本尊十一面観世音菩薩を復興再建するためその設計図として作られたと伝えられるほぼ原寸大の“掛けれらない掛け軸”大画軸を、特別に製作したスキャン装置によりデジタル化して等身大のレプリカを作成。このレプリカと、「長谷寺縁起絵巻」全巻を、今回の大講堂特別拝観で公開していた。ふーん、みたいな。本坊の前から五重塔・本堂・登廊などを広角で撮影。実に広くて高低差のある境内やね。こうして、長谷寺境内から退出する。この後は門前町で昼食をとるつもりでいた。「柿の葉すし」を食べたいと思っていたけど・・・時間がやや押していて、ここで食事を済ませると電車を1本逃しかねず、ひいては次のバスに間に合わなくなる可能性もあった。ゆえに予定が大幅に狂うのを回避すべく、断腸の思いで(?)当地での昼食を諦め、参道を素通りして駅へと向かう。 緩やかに下って急な上りの坂道&階段を経て長谷寺駅に戻り、予定通り(?)の青山町始発大阪上本町行きの近鉄大阪線に乗車。 桜井で下車し、改札外の自由通路を登って降りて、北口から南口へと移動。そして談山神社行きの奈良交通バスに乗る。 聖林寺で降りる。のどかな農村っぽい風景が好印象で、県道沿いに流れる寺川にはダイサギと思しき白鷺が闊歩していた。 バス停から歩くこと5分強で、本日の第3チェックポイントである聖林寺に到達する。高台の山門から見渡せるのは奈良盆地の東南部。ちょうど日光が当たっているなだらかな円錐形の山は大神神社のご神体でもある三輪山、その麓には邪馬台国の女王・卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳を中心とした纏向遺跡などがあり、古墳時代のヤマト王権の中枢エリアを一望できるわけである。寺の公式HPでは拝観料がいくらなのか記述されていないけれども・・・本堂脇の寺務所には拝観料600円とある。なお、奈良世界遺産フリーきっぷを提示すると、1割引きの540円で済む。で、この寺は奈良時代の和銅5年(712)に藤原鎌足の長子・定慧が談山妙楽寺(現・談山神社)の別院・遍照院として創建したもの。法相宗から天台宗へと移った妙楽寺の山内にありながら、江戸時代中期に大神神社の神宮寺の一つであった真言宗平等寺の僧侶・玄心律師によって再興されたことから以後は真言宗の律院として栄え、現在は真言宗室生寺派に属する。本堂の説明は後述するとして、本堂から屋根のある回廊で接続する別館の観音堂へ。ここには奈良時代の国宝「十一面観音菩薩立像」(像高209.1cm)がガラスケースの中に安置され、前面のみならず側面や背面も含めて水平360度のアングルで拝むことができる。もともとは大神神社の神宮寺の一つである大御輪寺(だいごりんじ)本堂のご本尊であったが、明治政府の神仏分離令による廃仏毀釈を免れるべく、大御輪寺と親交の深かった聖林寺へと移された。その後、明治政府の要請で古社寺の宝物を調査したアメリカの哲学者アーネスト・フェノロサ(1853~1908)がこの秘仏を見出して大絶賛。のちに国宝にも指定され、今日に至るわけである。例によって(?)左手に“水瓶”(に蓮の花を入れたもの)を持っているのは、もはや言うまでもあるまい。 で、本堂の説明に戻る。本堂内で撮影できるのは、フェノロサらが十一面観音立像のために寄進した「可動式の厨子」と西陣織で再現した十一面観音、さらに「大御輪寺の模型(1/10サイズ)」とその内部に安置されたミニチュアの十一面観音(“宝相華唐草の光背”を加えたフル装備)。ガンダムMk-IIとGディフェンサーを合体させたスーパーガンダムやね・・・って、分かる奴だけ分かればいい(?)。このほかの見どころは、ご本尊である江戸時代中期の「子安延命地蔵」などの諸仏や、開催中の秘宝「マンダラ展」。この寺は先ほどの室生寺や長谷寺のように堂宇が多くあるわけではないので、“時間に余裕のある人”と“仏像に関心のある人”には推奨するものの、そうでない方はそれなりに、みたいな(?)。こうして聖林寺から退出。予想していたよりも見るべきものが少なかったため、急げば1本(すなわち、約1時間)早いバスに乗れるかも・・・と、小走りでバス停へと赴く。 ふぅ、ギリギリ間に合った。なぜか(?)乗客が妙に多いけど、桜井駅南口行きの奈良交通バスに乗車する。 終点の桜井駅南口で下車。“昼食難民”と化していた私は、この駅の近くで昼食をとろうと思ったけれども・・・ランチタイムが終了したタイミングなので、めぼしい店はなさそう。であれば、仕方ないね。まともな食事にありつくには、大和西大寺まで戻るのが最も確実であろうと考えた。 というわけで、夕方。伊勢中川始発大阪上本町行きの近鉄大阪線に乗る。 大和八木で、橿原神宮前始発京都行きの近鉄橿原線に乗り換える。そして大和西大寺で降りる。 改札内の駅ナカ「Time's Place西大寺」は、和洋惣菜やらスウィーツやらの店が並ぶだけでなく、レストラン4店舗共同のヴューテラス(要するにフードコート)もあって、えらく充実している。で、私自身はカレーの店で「野菜トンカツカレー」を注文し、遅めの昼食として頂戴した。また改札内には謎のアンドロイド「ARISA」が鎮座し、周囲の様子にわずかに反応していた。どうやらAIを搭載した対話型の駅案内ロボットコンシェルジュで、日英中韓の4か国語に対応し、マイクで音声を入力するかタッチパネルを操作するかのどちらかにより、何か情報を提供してくれるらしい。コインロッカーに預けた中型スーツケース(シリウスブルー)を回収してから改札外へ出て、徒歩数分の距離にあるホテルへチェックイン。 その後。近くのショッピングモールを訪れ、スーパーの食料品フロアで7点を購入。これらは夕食としてホテルの部屋でいただくことになる。それからホテルへと帰り、部屋でだららんと過ごす。夜。近況を報告すべく、知人というか昔の職場の元同僚宛てにメールを送信。遡って明け方。04時から04時30分までNHKのBSで放送された『Japanology Plus』選「段ボール」を録画しておき、後日、自宅に帰ってから見る。昼前。10時40分から11時までNHKのEテレで放送された『NHK高校講座 地学基礎』「大気の大循環」を録画しておき、後日、自宅に帰ってから見る。第29回のキーワードは「ハドレー循環」「貿易風」「偏西風」。昼過ぎ。14時35分から15時05分までNHKのEテレで再放送された『ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪』「よこはま動物園 ズーラシア」を録画しておき、後日、自宅に帰ってから見る。夕方。17時30分から18時までNHKのBSで放送された『美の壺』「平安の美」を録画しておき、後日、自宅に帰ってから見る。また、ネットサーフィンをしていて、こんな記事が私の目に留まる。1)ものづくり日本を支配するアップル経済圏、日銀の異次元緩和、自治体消滅・人口減少ショック、東芝不正会計【ダイヤモンド111周年~平成後期-令和 2】ダイヤモンド・オンライン/111年111本 厳選記事でたどる激動の日本経済史 2024.11.19 4:452)「ハッキリ言って異常事態」海自掃海艇でまた火災、沈没事故が「起こるべくして起きた」ワケダイヤモンド・オンライン/防衛省出身ジャーナリストの世界の軍事・情報戦ウォッチ 2024.11.19 6:003)玉木雄一郎氏よ、ありがとう…あなたのおかげで政治家にとって“本当に大切なもの”が明らかになりました 「不倫スキャンダルで一発退場」を回避させた党No.2・榛葉幹事長の舞台回しプレジデントオンライン/政治・経済 2024/11/19 7:004)「出品者の泣き寝入り」を無視し続けたツケである…「#メルカリ詐欺」の炎上に油を注いだ“メルカリの大悪手” 何をしても「騒動になったら手のひら返し」と見なされるプレジデントオンライン/社会 2024/11/19 7:005)「お金持ちだけが介護を受けられる未来」が来てもおかしくない…社会保障費だけではない日本の介護の重大問題 「今の高齢者と同水準のサービス」を受けるのは困難になるプレジデントオンライン/御田寺圭の「不都合な深層」 2024/11/19 16:006)ベンツにはねられ、顔の下半分がグジャグジャに…自転車乗りの息子の命を救った「ヘルメットの奇跡」 前歯が吹っ飛び、顎は4つに砕けたが脳は無事だったプレジデントオンライン/漂流する自転車行政 2024/11/19 16:007)絶望から立ち上がるエモい物語に飛びついた…「斎藤前知事圧勝」の裏で起きていたネット民の“手のひら返し” 問答無用の悪党扱いだったのに…プレジデントオンライン/河崎 環 続・WOMAN千夜一夜物語 2024/11/19 17:008)「地震で命を落とす確率」は算出できる…災害が頻発する地域の住民はわかっている「自然災害の本当のリスク」 ハリケーンの死亡リスクは「落雷程度」プレジデントオンライン/『世界の本当の仕組み』 2024/11/19 18:009)いくら乗っても、「同じ府県から出られない」列車 長野発飯田行きは所要時間4時間43分もかかる東洋経済オンライン/旅・趣味 2024/11/19 4:3010)もはやオオカミ少年化している「円安メリット」 円安効果の過大評価がポピュリズム化を招く東洋経済オンライン/若者のための経済学 2024/11/19 5:3011)車が乗っ取られる?コネクテッドカーに迫る脅威 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2024.11.19(Tue)コメントは省略。11月20日(水)。曇り。奈良の日最低気温は7.3℃(00:59)、日最高気温は13.4℃(14:54)。未明。00時31分から01時までNHKのBSで放送された『Asia Insight』「歴史見直しに揺れるフィリピン」を録画しておき、後日、自宅に帰ってから見る。で、「大和路古寺観音&比叡山巡礼(仮)」4泊5日の第3日である。本日の行程は以下の通り。ホテル粋麺あみ乃や 西大寺駅店[朝食]大和西大寺07:46→(近鉄橿原線普通、橿原神宮前行き)→筒井07:57/筒井駅08:05→(奈良交通バス92、王寺駅北口行き)→中宮寺前08:14法輪寺[拝観]中宮寺[拝観]法隆寺法隆寺前10:09→(奈良交通バス97、春日大社本殿行き)→JR奈良駅11:07セブンイレブン ハートインJR奈良駅前店[買い物]JR奈良駅11:22→(奈良交通バス86、イオンモール大和郡山行き)→大安寺11:28大安寺[拝観]大安寺12:26→(奈良交通バス86、近鉄奈良駅行き)→近鉄奈良駅12:36GOTO-CHI 奈良店[買い物]近鉄奈良13:11→(近鉄奈良線急行、京都行き)→大和西大寺13:17Vege&Deli OLIVE[昼食]西大寺[拝観]ホテルイオンスタイル 奈良[買い物]ホテル[夕食・宿泊]朝。ホテルを出発し、大和西大寺駅へと赴く。 奈良世界遺産フリーきっぷで自動改札を通り抜け、改札内のうどん・そばの店に入る。昨日の朝と同じ店で、今日は蕎麦でなくうどんにしようと心に決めていたが・・・“伊勢うどん”って何なん? との疑問から、「肉伊勢うどん(温)」を朝食としていただく。うーむ、ある意味では“ぶっかけ”であるものの、やや硬くて粘り気もある麺をかき回すのが難しく、器の底に少量しかない出汁にうまく浸すことができず、麵の上部はほとんど味がないというありさま。ううっ、これなら奇をてらわずに(?)普通のかけうどん+何かのトッピングを注文すればよかったかも。 次は新田辺始発橿原神宮前行きの近鉄橿原線に乗車。通勤・通学のラッシュアワーで、昨日の急行とほぼ同じ(正確にはその5分前の)時間帯ながら、今日の普通はそれ以上に激しく混雑していた気もする。 筒井で下車して改札外に出て、南方(橿原神宮前方面)へ少し歩いて国道沿いのバス停に至り、王寺駅北口行きの奈良交通バスに乗る。朝の道路渋滞のせいかバスは10分ぐらい遅延していたかな。 パナソニックやら味覚糖やらの大きな工場などを車窓から眺めた後、中宮寺前で降りる。ここから徒歩での古寺巡礼を再開するけれども・・・紙幅の都合上、次回の記事へ続く。