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カテゴリ:テレビ
正直なところ、NHKの放送はあまり好きではない。
とりわけニュースが好きではない。何か突発的な事件・事故が起きたりすると、壊れたレコードのように同じ内容を何度も何度も繰り返し流したりするし、安易な街頭インタビュー(「いやですねぇ」「怖いですねぇ」といった、非専門家のコメント)を集めては、「皆さんはこう思っているみたいです」と無意識のうちに同調を促すようなイメージを再生産しがちであったりするからである。こうしたニュースを見ると、不愉快のあまり、テレビのスイッチを切ってしまうのである。 また、関東ローカルに関して言えば、1都6県を対象としているにもかかわらず、やはり東京に偏った内容(一番ひどかったのは高校野球で早稲田実業が優勝した後にハンカチ王子の追っかけをしつこく取り上げたこと)が少なくないし、選挙のシーズンになると、自分の住んでいる地域とは何の関係もない他の都県の政見放送まで見させられるのも不満である。 ・・・と、受信料を払いたくなくなる理由を並べてしまったが、逆に、好きな番組も少なからず存在する。 教育テレビの朝7~8時台や夕方16~17時台は、私にとって至福のひとときである。『にほんごであそぼ』(個人的には神田山陽氏のコーナーがいい味を出していると思う)、『えいごであそぼ』、『からだであそぼ』、『クインテット』、『ぜんまいざむらい』、『ピタゴラスイッチ』(そう言えば「ピタゴラ装置 DVDブック1」が12月1日に発売されるとのこと)といったラインナップであり、その時間帯に自宅でくつろぐことができるのなら、私は間違いなくテレビをつけているであろう。 その中でも最近の一番のお気に入りは、ミニアニメ『うっかりペネロペ』である。 最初に見たとき、この主人公はクマなのか何なのか分からず、また男の子か女の子かも分からなかったのであるが、実はコアラの3歳の女の子だそうである。 絵も声もかわいらしく、子供らしい素直な言動が何ともほほえましい。また、周囲の大人たちも包容力があって、ほんわかとした雰囲気がかもし出されている。 先日たまたま通りかかった書店では、この絵本が平積みで売られていた。 小さなお子さんが近くにいる人には、クリスマスプレゼントとしてもおすすめできるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.21 15:51:48
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