NOと言える三多摩～言泉「やまと」後悔日誌

つい先日、旅行用シェーバーを買い換えた。
ずっと使ってきた旅行用シェーバーの充電池が、メモリ効果でもはやまともに充電できず、すぐにへたばってしまうためである。

その際、機種を選ぶときのポイントは、
１）充電＋交流の2電源方式であること。
２）AC電源は100V～240Vの海外仕様であること。
３）できる限り小型・軽量であること。
４）できる限り値段が安いこと。
であった。

ビックカメラ立川店の店頭で、各社のカタログを見て上記の条件に合致する機種を探し、その値段を一つ一つ比較する・・・という方法で、機種を選定した。
最終的に選ばれたのは、Braun クルーザー BS2675。税込み価格4,800円であった。

Braunと言えば「おはようございます、ブラウンです」のテレビコマーシャルを思い出す。
もっとも、若い世代の読者諸氏には、何のことやらさっぱり分からないであろう。
出勤途中のサラリーマンにBraunのシェーバーを差し出して、実際にヒゲを剃ってもらいながら使用感をインタビューしつつ、最後にシェーバーをカパッと開けて網刃を台の上で数回叩き、「こんなに剃り残しがありましたよ」とわざとらしく示す・・・という、古典的な実演型の客寄せ宣伝が、愚直なほどのワンパターンで放映されていたのである。

それはともかく、私が旅行用シェーバーを買い換えたのは、ほかでもなく、旅行に出たいという意思表明でもあろう。
実は、この12月31日で有効期限が切れてしまうマイレージが10,652マイルほど残っていることから、もう少し足して15,000マイルで国内線特典航空券に引き換えよう・・・と企んでいた。ところが、どこへ飛ぶか、行き先に迷っていたのである。

行き先の候補はいくつかあったが、今日の『のだめカンタービレ』を見て、決心した。
そうだ　北海道、行こう。千秋真一が飛行機恐怖症を克服するために最初に飛んだ、新千歳へ！
とはいえ、私はカニが大の苦手であるため、彼のように買ってくるつもりは毛頭ない・・・。

なお、全くの余談であるが、江藤耕造役の豊原功補氏とその妻・かおり役の白石美帆氏を見ていたら、2005年7月期の『電車男』を思い出してしまった。
彼女の登場場面には、ヴィヴァルディよりも「ダース・ベイダーのテーマ」のほうが相応しい。