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カテゴリ:三多摩
今日は三が日の最終日である。午前中に湘南の実家を出て、三多摩の自宅に帰ってきた。
帰宅して痛感させられたことは、自宅の食生活の貧しさである。 実家にいる間はバラエティーに富んだ食事をたらふく楽しみ、おかげで胃腸の調子も冴えていたのであるが・・・いざ帰宅してみると、スーパーやコンビニなどの出来合いの食品に依存する生活が待ち構えていて、胃腸の調子もやや陰りを見せ始めている。 食生活のギャップの激しさ(と、改めて、食事の重要性)を思い知らされた次第であった。 さて、自宅と実家を往復する際には、小田急の小田原線・江ノ島線を利用する。 かつて1990年代前半に学生であった頃には、湘南の実家から三多摩にある大学へと通う際にも、この小田急線を利用していた。 そのときと今を対比してみると、小田急線(特に江ノ島線の藤沢~大和あたり)の混雑度がかなり下がっているような印象を受けるのである。なぜであろうか? この間にあった大きな出来事としては、1999年に相鉄いずみ野線と横浜市営地下鉄(ブルーライン)が相次いで湘南台駅に乗り入れたことが挙げられる。その付近の住民は、以前は小田急江ノ島線を利用するしかなかったが、両線の延伸開業以後は横浜方面および戸塚方面への抜け道ができたことになる。一度横浜まで出てしまえば、京急本線・JR京浜東北線・JR東海道線・JR横須賀線・JR湘南新宿ライン・東急東横線・・・と、都心へのアクセスは実に多様な選択肢が存在し、仮にいずれかの路線が不通になったとしても、そんなに困ることはないのである。 また、2001年12月にJR湘南新宿ラインの運行が始まり、その対抗策として2002年3月には小田急江ノ島線に「湘南急行」(2004年12月以降は「快速急行」に改称)が新設されたことも、重要な出来事の一つであろう。これは、小田急小田原線の和泉多摩川~世田谷代田間で複々線化が進められ、高速列車の速達性が向上していることとも関係があるはずである。 鉄道も道路と同じで、抜け道がたくさんあればあるほど、しかもその抜け道がより高速であればあるほど、渋滞は緩和されるのかもしれない。小田急江ノ島線の混雑度が劇的に改善されている状況を見ると、どうもそういうことが言えそうな気がするのである。 翻って、三多摩の交通事情を考えてみる。 立川駅の自由通路の混雑ぶりは、横浜駅の自由通路の混雑ぶりと、さほど変わらない。横浜から三多摩に引っ越してきた当初、立川駅の通行客のあまりの多さに、自分の目を疑ってしまったほどである。 それなのに、JR中央線の混雑や遅延には、しばしば閉口させられる。湘南・横浜方面とは事情が異なり、三多摩方面には高速な抜け道がほとんどないことが、その原因ではなかろうか。 やはり、中央線は、三鷹~立川間の複々線化と、快速線の速達性の向上(杉並3駅問題の解消など)を図るべきであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.21 16:30:31
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