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NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

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言泉「やまと」

言泉「やまと」

2007.02.14
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カテゴリ:三多摩
昨日の夕方、スーパーで買い物をしたときのことである。
私の前にレジに並んでいた女子高生が、赤いパッケージの板チョコを8枚もまとめ買いしていた。
まさか義理チョコとしてそのまま配るわけではあるまい。
「これから手作りチョコレートを作るのか・・・世の女性たちは大変だなぁ」などと同情してしまった。

さて、今日は、愛を告白する日であるらしい。
そこで私も、愛をこめて、申し上げておきたいことがある。それは、3月22日に告示され4月8日に投票が行われる予定の、東京都知事選挙の動向に関することである。現職候補が3選を目指して出馬することは既に周知の事実であり、また本人は「今のところ受けない」と発言しているものの自民党が推薦の動きを見せている。他方、国政レベルで最大野党の民主党は独自候補の擁立を模索しているらしいが、候補者の発表は2月28日の民主党東京都連の大会までずれ込むとの噂である。
このような動きを見ていると、民主党は本気で政権奪取を考えているのか・・・と、私は首を傾げざるを得ないのである。

民主党は知名度の高い民間人を担ぎ出すつもりらしい。が、どうであろうか。
一介の議員を選出するなら、そういう方法でもよかろう。しかし、今回の選挙は首長である。one of themではなく、one of oneのトップリーダーを決めるのである。よほどの経験と(顕在的または潜在的な)能力と意欲を兼ね備えた人物でなければ、東京都民は一票を託せまい。
宮崎県ではタレント候補の東国原英夫氏が知事に選ばれたが、彼は党利党略によって担ぎ出されたわけではない。政治経済学部に在籍していた経歴もあって自ら意欲を示し、捨て身の覚悟で現状打破を訴えたのであった。宮崎県民はそうした彼の熱意に「可能性」を感じたのであろう。

東京都民が「可能性」を感じることのできる候補を擁立できるか。
最大野党としての民主党の存在意義は、そこにかかっていると言える。
ただ単に次の参議院議員選挙に向けて「弾みをつける」程度の党利党略的な発想しかないのであれば、東京都民は確実にそっぽを向くであろう。水面下で権謀術数をめぐらすのも結構であるが、それ以上に、本気で政権を奪取しようとする「やる気(または、真摯で誠実な態度)」を示してほしいものである。

あくまで個人的な要望ではあるが、70歳を過ぎた偉大なベテランには、最前線で指揮するのではなく、引退して後進の指導に当たっていただきたい。
適任者は、もはや菅直人氏しかいないのではないか・・・と思いつつある今日この頃である。





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Last updated  2007.11.21 17:07:18



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