|
カテゴリ:購入履歴
おおむね晴天の一日。三多摩の府中のアメダスによれば、日最低気温は9.7℃(06:30)、日最高気温は16.8℃(15:20)であった。
さて、今日は都心へ買い物に出かけた。まずは、その過程などを記してみる。 最初に訪れたのは、地元の郵便局。 [VOYAGE-480]でも触れたように、修士論文作成の際にお世話になった方々に、修士論文のコピーを送るためであった。 次に、銀行に立ち寄って、記帳と引き出しを同時に行った。 その後は、国立からJR中央線に乗車し、新宿で湘南新宿ラインに乗り換えて、恵比寿へ。 実は代官山が目的地であったが、ぷらぷらと歩いていると、「みそらーめん専門店 味噌丸」という看板が目に入った。立川のラーメンスクエアから白樺山荘が撤収して以来、美味しい味噌ラーメンに出会っていなかった私は、迷わずこの店に入った。 スープは、個人的には濃厚な赤味噌のほうが好きであるが、こちらは白味噌で若干あっさり系。まあ、そんなに悪くなかった。また、麺は、個人的には縮れ麺のほうが好みではあるが、こちらはストレートの平打ち麺。このコシの強さが只者ではなく、全くフニャフニャしていない麺は絶品と言えよう。 そして、本日のメインイベント。 代官山にある漆器 山田平安堂で、実物を見ながらお買い物。 ここでの様子については、下で詳しく述べる。 それから、代官山から東急東横線で渋谷へ。 [VOYAGE-456]で紹介した福岡・秋月の桜染が、期間限定の「春の桜染展」で東急百貨店東横店西館8Fの呉服売り場に来ていたので、再度お目にかかった。しかしながら、今回もまた、何かを購入するまでには至らなかった。 続いては、東急ハンズ渋谷店へと向かう。ハンズクラブカードの累計ポイントのうち、442ポイントが今月末に失効予定であったため、500ポイントを「お買物チケット」に取り替えてもらった。 この後、渋谷から京王井の頭線に乗車し、吉祥寺でJR中央線に乗り換えて、帰宅した。 それでは、ようやく本題に移る。 [VOYAGE-469]や[VOYAGE-473]などで何度となく書いているので、私の伝統工芸好きはもはや言うまでもなかろうが、私と山田平安堂の馴れ初め(?)は、かれこれ7~8年ほど前に遡る。楽天市場の何かの懸賞に応募したとき、たまたま山田平安堂の大きな古代朱の鉢が当たったのである。その鉢は、今は湘南の実家に置いてあると思うが、以来、私はこのショップのメルマガの愛読者となっている。 とは言え、今までは、特に必要性がなかったため、オンラインでも購入したことはなかった。 で、今回初めて購入したのは、次の2点であった。 今回は、色と図柄にこだわった。 色は、「朱」も捨てがたいけれども、とある人名を思い出す必要から、文字通りの「漆黒」を選んだ。また、図柄も、とある人名を思い出す必要から、「鶴」を選んだ次第であった。 なお、これらをどういう用途で購入したか・・・は、[VOYAGE-480]をご参照いただこう。 幸か不幸か(?)、私自身の手を離れる予定である。 ここからは、半ば余談。 私が店に到着したとき、店内では、米国から来たという家族連れのお客さんが、通訳を伴って熱心に品定めをしていた。彼らと店員とのやり取りによれば、この店は15年前に日本橋から代官山へと移転したのであるが、彼らは日本橋に店を構えていた頃からの大ファンで、今回の来日の主目的はこの店で買い物をすることであったらしい。かなりのコレクターのようで、「あれは既に持っている、これも既に持っている」と語りながら、店内をぐるぐると回っていた。 「漆器の産地は北陸が多いのはなぜか」という彼らの問いに対しては、「湿度が高いから」との店員の答えであった。また、近年では、日本国内では漆の木が少なくなったため、木そのものは中国から輸入している場合が多いという話も聞くことができた。 へぇ~、なるほど。漆器(japan ware もしくは lacquer ware)の原材料は、中国(China)が支えているわけである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.19 04:36:56
[購入履歴] カテゴリの最新記事
|