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NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

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言泉「やまと」

言泉「やまと」

2010.11.23
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カテゴリ:後日談
まずは余談めいた前振りから。
24日(水)から26日(金)にかけて、職場の学生たちは「地域体験実習」で富士箱根伊豆国立公園に行く。予算圧縮を徹底していた昨期は1泊2日のケチケチ旅行であったが、予算消化(?)の今期は以前と同様に2泊3日に戻っている。ともあれ、その3日間は授業がなく、「休める講師は休んでよい」とのお達しが出ていた。
そこで、私自身は、24日(水)と25日(木)の2日間を休むことにした。勤労感謝の日と合わせれば3連休である。この3日間をどう過ごすか・・・と、あれこれ考えてみたものの、11月6日(土)の記事で示唆したように既に予定を入れてしまったので、2泊3日でどこかへ出かけるのは無理である。
さて、どうしたものであろうか。



11月20日(土)。
上述の3日間の過ごし方を検討する過程で、何か面白そうなコンサートでもないか・・・と思って検索してみた。まあ、あまりに直前なので、それらしいものはなかったけれども、少し先のコンサートでいくつか気になるものを発見した。
1)2011年1月15日(土)14:00開演 サントリーホール 大ホール
東京フィル創立100周年&清水和音(Pf)デビュー30周年 三大ピアノ協奏曲の響宴
指揮 梅田俊明
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」

料金 S7,500 A6,500 B5,500 P4,000

2)2011年2月26日(土)14:00開演 横浜みなとみらいホール 大ホール
千住真理子フェスティバル 華麗なるコンチェルトwith神奈川フィル
指揮 籾山和明
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

料金 全席指定5,800 シルバー4,800

3)2011年3月13日(日)14:00開演 ミューザ川崎シンフォニーホール
佐渡裕指揮 BBCフィルハーモニック日本ツアー2011
出演 辻井伸行(Pf)
ブリテン:4つの海の間奏曲 作品33a
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」ホ短調 作品95

料金 S19,000 A16,000 B13,000 C9,000 D7,000

4)2011年3月13日(日)15:00開演 サントリーホール 大ホール
東芝グランドコンサート30周年記念
チョン・ミョンフン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
出演 チョ・ソンジン(Pf)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界より」

料金 S19,000 A15,000 B11,000 C8,000 D6,000
サントリーホールは、実はまだ行ったことがない。横浜みなとみらいホールは、環境情報学部に在学していたときに「現代社会と文化施設」という科目を履修してバックステージツアーで見学したことがある。とはいえ、コンサート自体は未経験である。ミューザ川崎シンフォニーホールについては、もはや言うまでもあるまい。
で、見てお分かりのように、奇妙なのは3)と4)。同じ日のほぼ同じ時間帯に、ほとんど同じプログラムをぶつけてくるとは・・・あからさまな営業妨害としか思えない。両者のうちのどちらか一方を選ぶとしたら、話題性から言って辻井伸行氏の3)であろうか。
1)と2)にも興味があるので、1)2)3)のすべてを申し込みたい衝動に駆られるが・・・予算的にはどうなのか。うーむ、悩ましい。結局、結論はもうしばらく先送りすることに。



11月21日(日)。
夕方。9月20日(月)の敬老の日以来、2か月ぶりに美容室へ。
それ以外は自宅で、「塾」の有志の打ち合わせに使用する資料の作成などに専念。



11月22日(月)。小雪。
職場では、授業1コマを担当したほか、先週月曜に指名を受けた「家庭訪問実習」担当としての職務(準備作業)などを淡々とこなす。

明後日以降、学生たちが2泊3日の旅行に出かける間、これまた予算消化の一環なのか、一部の講師が1泊2日で某地方のセンターへ出張することになっていた。高速鉄道はどこから乗るのか、全席指定の速達列車にするのか自由席のある緩行列車にするのか、どこのホテルにどのプランで泊まるのか、調達して間もない最新鋭のICレコーダーはどう使うのか・・・などなど、ガアガアやかましかった。旅に慣れていない人たちはこれだから・・・と、旅行が好きな私は老婆心(?)からあれこれ口を挟みそうになったけれども、私自身が行くわけではないので、グッとこらえて「高みの見物」に終始した。

夜。立川の「はなまるうどん」で夕食をとってから、「オリオン書房」ノルテ店をぶらぶら。
A)佐々木信夫(2010/11)『道州制』ちくま新書

B)安永祖堂(2010/11)『笑う禅僧 「公案」と悟り』講談社現代新書
道州制 笑う禅僧 「公案」と悟り

の2冊を購入。前者を選んだのは、私が16年前に卒業論文で地方自治論を取り上げて以来、専門家の議論がどこまで進んだのか(あるいは、進んでいないのか)を知りたかったため。後者は、もともと禅宗には興味があったので、なんとなく面白そうであったため。

そして、『ハナミズキ』『ベスト・キッド』『魔法使いの弟子』の3本を見て以来、実に3か月ぶりに映画館へ足を運ぶ。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』である。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

私個人はシリーズ4作目の『炎のゴブレット』(2005/11)から劇場で見るようになったが、その経緯などは5作目の『不死鳥の騎士団』(2007/07)の記事で述べた。前作つまり6作目の『謎のプリンス』(2009/07)は「学園恋愛モノ」の要素が濃厚で、ラストの衝撃的な出来事を除けば今一つの駄作であったと感じていた。
しかし本作は、ところどころに「お笑い」や「お色気」もあるものの、冒頭からシリアス路線を突き進む。ダークな雰囲気はまさに最終章にふさわしく、来年7月公開予定のPART2への期待を高めてくれるはず。

ところで、本作が始まる前の予告編で、傑作があった。
問題「この人は誰でしょう?」

ヒント1「メガネをかけた少年です」
ヒント2「不思議な術を使います」
ヒント3「ある学校に通ってます」
普通に考えれば、答えは「ハリー・ポッター」になる。が、へそ曲がり(?)の私は「それでは当たり前すぎて面白くない。これはヒッカケに違いない!」と読んだものの、それが何であるかは予想できなかった。
その正解は・・・映画館でご確認あれ。我慢できない人はMovieWalkerを見るべし。



11月23日(火)。勤労感謝の日。
昨日、職場で、上のクラスの担任から、次のようなメモをもらっていた。
11月29日(月)4限 ●●番クラスの小実習受けをお願いします。
内容は【今までで一番よかった(印象に残っている)旅行】です。国内・海外問いませんが、国内旅行優先で…
旅行期間、交通手段、所要時間、旅行のエピソード(楽しかったこと、面白かったこと、大変だったこと、失敗したこと…)等、学生からの質問に沿ってお答えください。
見せてもいい旅行写真がありましたら、学生に貸していただけると助かります。
お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞよろしくおねがいします。
この「小実習」というのは、一般の日本語母語話者を相手にする「実習」の小型版(?)で、講師を相手に事務室で行う何らかの活動のことである。2泊3日の伊豆旅行から帰ってきた学生たちにとっては、まことにタイミングのいいインタビュー企画と言えよう。

で、私自身にとって「一番印象に残っている旅行」と言えば、
2007年3月14日 [VOYAGE-113] 旅行/「やまと」、北へ。
2007年3月15日 [VOYAGE-114] 旅行/要撃作戦「ナイアガラ・フォールズ」。
2007年3月16日 [VOYAGE-115] 旅行/青天の霹靂(ローリング・サンダー発動)。
2007年3月17日 [VOYAGE-116] 旅行/デイ・アフター・トゥモロー(「やまと」水没)。
2007年3月18日 [VOYAGE-117] 旅行/欲窮千里目 更上一層楼(トロントからニューヨークへ)。
2007年3月19日 [VOYAGE-118] 旅行/わずか14時間のニューヨーク滞在。
2007年3月20日 [VOYAGE-119] 旅行/成田および三多摩への帰還。
の7日間以外には考えつかなかった。日本語教育業界から足を洗うかどうかで迷っていたときに、「多言語多文化社会への道」という新たな視点を獲得することになり、私のその後の人生を大きく変えた旅である。国内旅行優先ではあるが、これを上回るほど強烈な旅行経験は今までなかったと思う。

というわけで、今日は小実習に備え、この旅行の書類(請求書や旅程表など)をあちこちから引っ張り出しながら、記録を1枚のWord文書に整理するのに没頭。見事な出来栄え(?)に、我ながら満足した次第である。





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Last updated  2010.11.25 23:38:29



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