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NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

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言泉「やまと」

言泉「やまと」

2010.11.30
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カテゴリ:後日談
11月28日(日)。
自宅で終日だららんと過ごす。

大河ドラマ『龍馬伝』最終回を見る。オープニング・テーマを使わないという映画的手法には好感を持った。が、この手のドラマは終盤が近づくほど、牽強付会のドラマチックな演出によって史実から離れていくのが常である。一つ前の第47回では勝麟太郎先生(武田鉄矢)がわざわざ京に現れて坂本龍馬(福山雅治)のもとを訪れ、挙句の果てには新選組の前に立ちはだかったりするとか、最終回では岩崎弥太郎(香川照之)までもが京に上り、龍馬や暗殺者たちに顔を合わせていたりするとか・・・そんなことは断じてあり得ない!と、思わず突っ込みを入れたくなってしまうエピソードが少なくない。
しかし、それらの演出をはるかに凌駕するような、大河ドラマ史上最悪(?)の理不尽な事件が起きた。「愛媛県知事選挙 当選確実」の速報テロップがクライマックスの龍馬暗殺シーンを妨害し、せっかくの盛り上がりをすっかりブチ壊してしまったのである。これを「自爆テロ」ならぬ「字幕テロ」と評した論者も多いらしいが・・・選挙の前に有権者の将来の選択肢に関する議論を深めるのではなく、選挙の後で1分1秒を争って結果だけを注目させるというお祭り騒ぎは、候補者(すなわち政治家)とメディアによる共犯関係の構図そのものである。今回の「字幕テロ」は、こうした選挙報道のあり方を再考する上で、いいキッカケになりうる。かもしれない。いや、ならないか・・・。

ところで、『坂の上の雲』の予告では、香川照之氏に次のように語ってもらいたかった。
岩崎弥太郎じゃ。
ワシは来週から正岡子規ちゅう男に生まれ変わって、病身ながら俳句を詠むことになったぜよ。
『坂の上の雲』。どうか見てつかあさい。
公共放送のNHKにも、このぐらいのユーモアセンスがあってもよかろう。



11月29日(月)。
この日は、いろいろと「想定外」の出来事に見舞われた。

朝。今日の小実習で用いる旅行写真アルバムなどをビックカメラの紙袋に詰め込んで、自宅を出る。途中、国立駅南口までの立川バスは非常に混雑していた。そしてJR中央線に乗り、国分寺駅で西武国分寺線に乗り換えて座席に腰を下ろしたとき、ふと異変に気づく。
なんと、紙袋の底が破れてしまっているではないか。250枚の写真を収納したアルバムがいかに重いかを物語るアクシデントであった。思わず苦笑してしまったが・・・あれっ??? 紙袋に入れたはずの、とある小さなアイテムが見当たらなかった。10cm×4cm×1cmで約50g。きっと、紙袋の穴から滑り落ちてしまったに違いない。ショック大きすぎ・・・。2月2日(火)に屋久島の安房港で高速船トッピーの搭乗券を落として以来のヘコんだ気分を味わうことになった。
職場に到着してから、立川バスの営業所とJR東日本の(お忘れ物)お問い合わせセンターに電話をかけてみたものの、その時点では何とも分からなかった。

次に、午後。件の小実習受けである。私のところにやってきた学生は冒頭、「国内旅行について、インタビューします」と宣言した。へっ・・・こ、国内旅行???
11月29日(月)4限 ●●番クラスの小実習受けをお願いします。
内容は【今までで一番よかった(印象に残っている)旅行】です。国内・海外問いませんが、国内旅行優先で…
旅行期間、交通手段、所要時間、旅行のエピソード(楽しかったこと、面白かったこと、大変だったこと、失敗したこと…)等、学生からの質問に沿ってお答えください。
見せてもいい旅行写真がありましたら、学生に貸していただけると助かります。
お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞよろしくおねがいします。
イヤな予感がしたので国内旅行バージョンも事前に用意しようかと思っていたのに・・・と、悔やむ間もなく、ちょっと違和感を覚えつつもインタビューに応じることに。
で、私がとっさに思いついたのは、
2010年1月31日 [BON VOYAGE+52] 後日談/鹿児島を経て屋久島に上陸。
2010年2月1日 [BON VOYAGE+53] 後日談/ノリまくって永田→白谷雲水峡→紀元杉。
2010年2月1日 [BON VOYAGE+54] 後日談/屋久島ならではの虹と杉と湯と食。(後編)
2010年2月2日 [BON VOYAGE+55] 後日談/上から下に落ちるモノ。林檎にあらず。
という2泊3日の屋久島紀行。国内旅行は「ひねったテーマ」を設定するのが好きな私としては、これが一番「ふつうの旅行」のように思え、素人にも理解しやすいと感じたからである。Yahoo!フォトの【Vol.76】で公開している132枚の画像などを援用しながら、どうにかこうにか答えることができた。やれやれ・・・。

続いて、夕方。担任会議の後で、来週の都心実習についてクラス担任と打ち合わせ。その結果、半年前および1年前の新宿実習を組み合わせて、新所沢駅→(西武新宿線)→所沢駅→(西武池袋線)→練馬駅→(都営大江戸線)→都庁前駅→東京都庁(第一本庁舎45F南展望室)→台北夜市 新宿NSビル店(昼食)→ヨドバシカメラ 新宿西口本店→新宿駅→(JR山手線)→池袋駅→(西武池袋線)→所沢駅→(西武新宿線)→新所沢駅というルートに決定。
新宿タカシマヤ12Fの待ち合わせスポットやルミネ新宿1の7Fにある中国家庭料理の店は廃案(?)となった。まあ、あくまで実際に引率する担任の判断であって、副担任の私がとやかく言う話ではないけれども、ここでも「読みが外れた」のは確かである。

夜。仕事の後に、渋谷へ出向く。
「塾」の有志の打ち合わせに参加。出版企画に関する意見調整や、業界人による金融政策についてのレクチャー、某選挙区の得票データの分析、そして相談役からは「塾」の近況などの報告があった。



11月30日(火)。
12時25分ごろ、小笠原諸島西方沖の深さ約480kmを震源とするM6.9(米国地質調査所によればM6.8)の地震が発生。主に太平洋プレートと北米プレートの境界付近を中心に、広い範囲で揺れを観測したようである。
それにしても、英語表記の「BONIN ISLANDS」って何? と思って検索してみると、小笠原諸島のことで、江戸時代の「無人島(ぶにんじま)」の呼び名に由来するらしい。

さて、昨日の小実習ではせっかく用意した旅行写真を披露できなかったので、今日は私の副担任クラスで同様の(とはいえ、やや平易な)小実習を実施。
1)りょこう、好きですか?
2)どこに 行きましたか?
3)だれと 行きましたか?
4)いつ 行きましたか?
5)なんにちかん(どのくらい)行きましたか?
6)どうやって 行きましたか?
7)~から~まで、なんじかん(どのくらい)ですか?
8)なにを しましたか?(なにを 見ましたか? なにを 食べましたか?)
1)の答えは「大好きです」。テキストで勉強したはずなのに、頭に「大」がつくと、とたんに聞き取れなくなるから不思議である。
2)の答えは「カナダ」。何度か繰り返したが聞き取れず、学習済みのカタカナで書いても何のことか理解できず、地図帳を見せてもさっぱり分からない様子。仕方なく母語で示し、ようやく呑み込めたらしい。
3)の答えは「一人」。聞き取れたようには見えなかったので私は何度か発音したが、他方で学生は母語で「あり得ない!」のような言葉を繰り返していたらしい。固定観念が理解を妨げてしまうケースと言えよう。
4)の答えは「2007年」。4ケタの数字はたびたび練習したけれども、こういう場面で聞き取れないのは残念。
5)の答えは「1週間」または「7日間」。まあ、なんとか通じた。
6)の答えは「飛行機」。これはすぐに伝わった。
7)は当初「うちからセンターまで」と質問していたが、多少のやりとりを経て「日本からカナダまで」に訂正。答えは「12時間」。学生のメモを見ると「10時間」と書いていたので、しつこく発音。どうやらこの学生は、数字+助数詞の聞き取りが弱いようである。

仕事からの帰りに、国立駅前交番に立ち寄って「遺失届」を提出。
所轄のお巡りさんは実に親切に対応してくださった。感謝。





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Last updated  2010.12.04 21:49:56



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