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カテゴリ:後日談
2月5日(土)。
昨夜は22時過ぎに就寝し、今朝は02時30分に起床。 1月3日(月)の記事でも示唆したように、今日と明日は「お出かけ」である。まずは行程の概観から始めよう。 国立05:03→(JR中央線普通、東京行き)→新宿05:41/05:46→(JR山手線、内回り渋谷方面行き)→品川06:05/06:09→(京浜急行本線・空港線エアポート急行、羽田空港行き)→羽田空港06:312009年10月以来1年4か月ぶりとなる、福岡訪問であった。 自宅を出発し、新宿と品川で電車を乗り換えて、羽田空港へ。3連休の1週間前のせいか、空港は思ったほど混雑していなかった。カウンターで手荷物を預け、保安検査場を通過し、売店で買った万かつサンドとハンバーグサンドをロビーで平らげてから、機内へと搭乗。 ANA241便は、見慣れない誘導路を南へと進んでいった。昨年10月21日から運用を開始したD滑走路である。多摩川の河口寄りから東京湾の北東部(浦安方面?)に向けて離陸し、右に大きく旋回して川崎・横浜の上空へ。銀色に輝く日産スタジアムが小さなお弁当箱のように見えた。 北側上空から望む富士山は、完全に冬の装いであった。 機内ではときどき意識を失い(?)、あまりよく覚えていない。ただ、自分のデイパックに取り付けていたこのキーホルダーを見て、襲来する蒙古軍から国土を防衛するために九州北部へと赴く関東武士の姿をイメージしてしまった。 やがて、福岡空港に着陸。 いつものように「ようきんしゃったね」の横断幕が温かく迎えてくれた。でも、2009年10月とは図柄が違うような気もした。 このときは思い出せなかったが、前回は上のような図柄であった。
ターンテーブルで手荷物を受け取った際、タグは係員が回収するのではなく、客が自分で照合して回収箱に入れろとのアナウンスがあった。係員を配置しないのなら、タグを回収するという無駄な手間そのものを省けばいいのに・・・。何とも合理性を欠くシステムに変わったらしい。 福岡市営地下鉄の1日乗車券(エコちかきっぷ)を購入して、まずは天神へ。改札口近くのコインロッカーに手荷物を預けた後、西鉄電車に乗り換えて、二日市を経由し太宰府に到着。1993年7月1日に初めて詣でて以来、通算24回目となる太宰府天満宮参拝であった。 寒波襲来の今年はまだ観梅の季節には程遠かったものの、受験シーズン本番ということもあり、天満宮はいつになく賑わっていた。 耳を澄ましてみると、韓国語の案内も多く聞こえた。後で調べて分かったことであるが、中国の春節と同様に、韓国も旧正月(とその前後1日)は休みとなり、今年は2月2日(水)から4日(金)までの3日間に土日が加わって5連休となったらしい。福岡~東京よりも福岡~ソウルのほうが距離は近いという地理的環境も手伝って、最寄りの外国として福岡を訪れているのであろう。 天満宮のおみくじ自体は日本語のみであるが、その案内はご覧の通り日中韓英の4言語で表記されている。そう言えば、間もなく全線が開業する九州新幹線の車内アナウンスも、この4言語であった。福岡のみならず九州は、まさにアジアの玄関として、多くの観光客を受け入れているようである。2016年のオリンピック招致をめぐっては国内選考の段階で東京に敗れたとはいえ、世界規模のスポーツイベントを開催したとしても全く不思議ではあるまい・・・とさえ思ってしまうほどの、千客万来ぶりであった。 さて、私が引いた今回のおみくじは・・・ このたびは幣も とりあへずたむけ山 もみじの錦 神のまにまに以前の記事には書いていないけれども、2007年2月26日と同一のメッセージであった。ということは、半月後ぐらいに再びナイアガラ→トロント→ニューヨークのような、私の人生を大きく変える出来事が待ち構えているのか? 前編はここまで。後編へ続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.11 23:02:57
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