NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

2014/04/28(月)20:18

[BON VOYAGE+489] 後日談/霧島神宮から国分を経て鹿児島中央へ。夜道で迷子(?)。

後日談(2087)

3月22日(土)の続き。 前回の記事では、高千穂を出発し延岡・宮崎・西都城を経て霧島神宮を訪れたところまで述べた。今回はその続きである。 まずはバスで国分駅前へと移動する。 当初の計画では、国分~鹿児島中央は日豊本線の普通列車を利用するはずであった。が、職場の同僚が「鹿児島にすごくうまいラーメン屋があるんだよ」と、その店名を連呼してうるさかった(?)ので、駅からやや離れたその店へ行くための時間を捻出する目的で、B特定特急券300円を入手して特急「きりしま」に乗車。普通列車よりも約40分早く鹿児島中央に到着した次第である。 それにしても、この787系って以前は「(リレー)つばめ」や「有明」に使われていた車両であろう。なのに、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業で余剰が生じたことから、全九州の特急列車で運用されるようになったらしい(その証拠に、車内には“AROUND THE KYUSHU”と表示されていた)。 で、明朝の出発は早いので、今夜のうちに駅ビルで職場用のお土産を物色しておく必要があった。一通り見て回った上で私が選んだのは、焼き菓子「西洋風唐芋(ハイカライモ)」。そうそう、鹿児島では、サツマイモのことを「カライモ」と呼ぶのであった。それに文明開化の「ハイカラ」を引っ掛けて「ハイカライモ」なのか・・・。 ともあれ、駅前のホテルにチェックインし、部屋で荷物を整理してから、夕食へ。 お目当てのラーメン屋を目指して歩いていったものの・・・あれあれ、何か違う。鹿児島大学って、ここはどこ? 近くのコンビニに入って現在地を地図で確認すると、どうやら駅東口で(本来の東方向の)ナポリ通りと(45度ずれた南東方向の)甲南通りを勘違いし、接続している高麗本通りをそのまま南下してきたようである。 うーむ。暗いし土地勘もないので、目印となるものに沿って進むほうがいいと判断。東へ歩いて市電1系統を見つけ、それに沿って北上すると決める。 こうして、本来なら20分で到着するはずのところを1時間もかかって、ようやくお目当てのラーメン屋にたどり着く。店内は結構混雑していて、注文してから出てくるまでかなりの時間を要していた。で、食べてみると・・・そんなにうまいかなぁ? 硬めの麺が好きな私としては、この軟らかめの麺は・・・不味くはないけれども、絶賛するほど美味しいとは感じなかった。 後日談ながら、そのことを職場の同僚に復命したら、「あれっ、そう? 酔っぱらっていたからかな?」と語ったので、私は「ああ、酒を飲んだ後なら、うまいかも。」と返した次第であった。 夕食後、涼しい夜風に吹かれながら、再び徒歩で(今度は遠回りせずに)ホテルへ戻った。 3月23日(日)。 晴れ。鹿児島の日最低気温は5.7℃(06:31)、日最高気温は19.4℃(15:32)。また、盛岡の日最高気温は8.8℃(14:28)、日最低気温は-1.0℃(24:00)。 4泊5日の「九州縦断紀行」もついに最終日である。今日の行程は以下の通り。キヨスク 鹿児島中央3号店(買い物) (車内朝食) 鹿児島中央07:00→(JR九州・山陽新幹線みずほ600、新大阪行き)→新大阪10:44 松坂牛専門店M&デリ(買い物) (車内昼食) 新大阪11:10→(JR東海道新幹線のぞみ330、東京行き)→東京13:43/14:20→(JR東北新幹線はやぶさ23、新青森行き)→盛岡16:33明け方。鹿児島中央駅前のホテルで目覚める。 部屋でシャワーを浴びた後、身支度をして、ホテルをチェックアウト。昨朝の高千穂ほどではないにしても、外の空気はちょっと涼しかった。 それから間もなく、駅の改札口の隣のキヨスクで、朝食として駅弁「極 黒豚めし」を購入。 新幹線改札口を通過し、ホームに上がって、列車の入線を待つ。 JR西日本とJR九州が共同開発したこのN700系8000番台(JR九州所属)の車体は、基本的に白色としつつも、わずかに青く見える。まるで「青磁」のような上品な美しさが感じられる。 (山形・秋田新幹線のようなミニ新幹線ではなく)フル規格の新幹線の普通車なのに、4列シート。しかも木材をふんだんに採用するなど、内装は徹底している。800系のコンセプトを継承し、まさに「お・も・て・な・し」の極みとも言えよう。 何にせよ、そんな座席に着いて、先ほどキヨスクで買った駅弁を腹の中に収める。 あと、この車内で感動したのは、「カシオペア」の向谷実氏が作曲したという車内(およびホーム発車)メロディ。「おはら節」をアレンジした鹿児島中央、「おてもやん」をアレンジした熊本、妙に垢抜けた印象の博多、それ以外(今回は小倉・広島・岡山・新神戸・新大阪の各駅)の4パターンがあったように聞こえたけれども、いずれも和音を多用して耳に快く響いたのである。 紙幅の都合上、続きは次回の記事へ。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る