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NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

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言泉「やまと」

言泉「やまと」

2021.12.24
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カテゴリ:後日談
12月24日(金)の続き。
次の転居先候補地見直しに伴い、“じゃないほう”の「ちばらき」への1泊2日の訪問視察。2日目となる今日は、朝イチに千葉神社を訪れてから千葉駅東口のホテルを出発し、千葉都市モノレールで千葉みなとを経由しつつJR京葉線で海浜幕張まで来ていた。ここからはその続きである。

写真(海浜幕張駅前その1)

海浜幕張駅(南口)前で空を仰ぐと・・・気のせいか(?)、何か雲が踊っているように見えた。天はどんだけ歓喜しているのよ、みたいな。

写真(幕張海浜公園その1) 写真(幕張海浜公園その2)

千葉県立幕張海浜公園の外周に沿って、てくてく歩いていく。
それにしても・・・自転車に乗って猛スピードで疾走していく人が少なくなかった。歩道で擦れ違う私としては危なっかしくてヒヤヒヤしてしまう。先ほど千葉神社からホテルへ帰る途中でも目撃したけど、このエリアでは極めて高い頻度で遭遇した。私が相馬で見かけるチャリダーは高齢者か高校生がほとんどなので、そのスピードは高が知れているものの・・・当地では子育て世代を筆頭にあらゆる年齢層が通勤通学などの足として利用しているらしく、そのスピードは容赦ないと感じた。うーむ、クルマ社会と非クルマ社会とで生活様式に差異があるという現実を、改めて思い知らされた気もするよ。

写真(見浜園その1) 写真(見浜園その2)
写真(見浜園その3) 写真(見浜園その4)

駅から徒歩10分ほどで、本日の第2チェックポイント日本庭園 「見浜園」に到達。県立幕張海浜公園の一部分を構成する公共施設ながら、朝08時という実に早い時間帯から開園してくれるのはありがたい。ともあれ、券売所で入園料100円を支払って、いざ中へ。

写真(見浜園その5) 写真(見浜園その6)

オレンジ色に染まったイロハモミジの葉がいい感じ。

写真(見浜園その7) 写真(見浜園その8)

庭園のほぼ中央に“下の池”があり、その北側から南東方面および南方を拝む。池の背後には共同住宅と思しき建物が並んでいる。

写真(見浜園その9) 写真(見浜園その10)

園内各所に流れる水路。

写真(見浜園その11) 写真(見浜園その12)
写真(見浜園その13) 写真(見浜園その14)

“下の池”の南西側にある“洲浜”から北方および北東方面を拝む。

写真(見浜園その15) 写真(見浜園その16)

“四阿(あずまや)”からの眺め。やや高い視点を実感できるはず。

写真(見浜園その17) 写真(見浜園その18)
写真(見浜園その19) 写真(見浜園その20)
写真(見浜園その21) 写真(見浜園その22)

“下の池”の南側を進んでいく。近代的な建物群が池の水面に映り込み、こうした斬新な「借景」がこの池泉回遊式庭園の一つの特徴なのかな。

写真(見浜園その23) 写真(見浜園その24)
写真(見浜園その25) 写真(見浜園その26)
写真(見浜園その27) 写真(見浜園その28)

“下の池”の東側へと回る。こういう表現は適切でないかもしれないけど、ごく普通(?)の池泉回遊式庭園といった印象を受ける。スイセン(水仙)の白い花が咲き乱れているのには好感を覚えた。

写真(見浜園その29) 写真(見浜園その30)

庭園出入口を通り抜けて有料エリアの外へ出てから、“上の池”で鯉と対面しつつ、駅への帰途に就く。

写真(海浜幕張駅前その2) 写真(海浜幕張駅前その3)

昼前。海浜幕張駅前まで戻ってくる。そう言えば、ここは“ZOZOマリンスタジアム”の最寄り駅なのね。

写真(そばいちその1) 写真(そばいちその2)
写真(そばいちその3) 写真(そばいちその4)

昨夜コンビニで調達し今日の朝食として腹に収めるはずの飲食物を昨夜のうち(というか、今日の未明)に頂戴していたせいで、この時間帯には小腹が減っていた。そこで、駅構内(改札外)の駅そば店に入って「かき揚げ天玉そば」を注文し、朝食としていただくことにした。番号で呼び出される(しかもピックアップの際に店員が食券をチェックしない)のは珍しいし、生卵が“殻付き”なのも想定外で面食らってしまったが・・・おっ、これは案外(?)美味しいぞ。
後で調べてみたら、こんな記事にたどり着いた。
JR東日本/「駅そばロボット」をそばいちペリエ海浜幕張店に導入
流通ニュース 2021年02月25日

「JR東日本の駅そば店といえば」にしたい ブランド乱立は歴史の象徴 いま統一化を図る理由
乗りものニュース 2021.10.19
なるほど、このブランドは「茹でそば系」ではなく「生そば系」なのか。道理で蕎麦の香りが十分に感じられるし、麺の歯ごたえや喉越しなどの満足度も高くなるわけである。調理ロボットも従業員もグッジョブやね。なお、私個人の“採点”(?)は、後で今日の昼食と併せて示したい。

写真(海浜幕張駅) 写真(京葉線@海浜幕張)

その後。東京始発蘇我行きの京葉線に乗車。

写真(蘇我駅前その1) 写真(蘇我駅前その2)

終点の蘇我で下車し、改札外へ出る。天空の雲の“演技”が相変わらず派手(?)。

写真(千葉中央バス@蘇我駅東口)

JR千葉駅行きの千葉中央バスに乗り、緑化植物園入口で降りる。

写真(都市緑化植物園その1) 写真(都市緑化植物園その2)

バス停から歩くこと5分強で、本日の第3チェックポイント千葉市都市緑化植物園に到達。ちなみに、私がここを訪れようと思った理由については12月12日(日)の段を参照願う。何にせよ、まずは正門を経て「みどりの相談所」へと足を運ぶ。

以下、植物名が判明した樹木を中心に、園内の様子を写真で紹介しよう。

写真(都市緑化植物園その3) 写真(都市緑化植物園その4)

すっかり落葉したケヤキ(欅)[ニレ科ケヤキ属]と、幹しか写っていないタブノキ(椨の木)[クスノキ科タブノキ属]。

写真(都市緑化植物園その5) 写真(都市緑化植物園その6)

濃緑色の葉が豊かなクスノキ(樟・楠)[クスノキ科クスノキ属]。

写真(都市緑化植物園その7) 写真(都市緑化植物園その8)

続いて「園芸実習園」へと踏み込んでいく。

写真(都市緑化植物園その9) 写真(都市緑化植物園その10)

赤い実が印象的なクロガネモチ(黒鉄黐)[モチノキ科モチノキ属]。

写真(都市緑化植物園その11) 写真(都市緑化植物園その12)

蕾の赤ちゃん(?)が枝に見えつつあるウメ(梅)[バラ科モモ属]。

写真(都市緑化植物園その13) 写真(都市緑化植物園その14)

ピンク色の花がいかにも冬を思わせるサザンカ(山茶花)[ツバキ科ツバキ属]。

写真(都市緑化植物園その15)

葉を落としたメタセコイア[スギ科メタセコイア属]の並木道。

写真(都市緑化植物園その16) 写真(都市緑化植物園その17)

メタセコイアの並木道を進んで、後ろを振り返ってみると・・・写真の向かって左半分に、ケヤキを思わせる樹木があるが、これは同科のムクノキ(椋の木)[ニレ科ムクノキ属]。

写真(都市緑化植物園その18) 写真(都市緑化植物園その19)

サザンカとツバキの交雑種という説もあるカンツバキ(寒椿)[ツバキ科ツバキ属]。

写真(都市緑化植物園その20) 写真(都市緑化植物園その21)

何か若々しい(?)黄緑色の葉が見事なアキニレ(秋楡)[ニレ科ニレ属]。枝ぶりが同科のケヤキに似ている。

写真(都市緑化植物園その22) 写真(都市緑化植物園その23)

わずかに葉を残すブナ[ブナ科ブナ属]。

写真(都市緑化植物園その24)

ここからは「郷土樹木園」。

写真(都市緑化植物園その25) 写真(都市緑化植物園その26)

再びケヤキ。

写真(都市緑化植物園その27) 写真(都市緑化植物園その28)

隣接する「野草園」で赤い実を付けるヤブコウジ(藪柑子)[ヤブコウジ科ヤブコウジ属]。別名ジュウリョウ(十両)。

写真(都市緑化植物園その29) 写真(都市緑化植物園その30)

枝を高く伸ばすコナラ(小楢)[ブナ科コナラ属]。

写真(都市緑化植物園その31) 写真(都市緑化植物園その32)

幹が長いミズキ(水木)[ミズキ科ミズキ属]

写真(都市緑化植物園その33) 写真(都市緑化植物園その34)

3度目のケヤキ。

写真(都市緑化植物園その35) 写真(都市緑化植物園その36)

マンリョウ(万両)[ヤブコウジ科ヤブコウジ属]と、向かって右半分はセンリョウ(千両)[センリョウ科センリョウ属]。前者は、後者によく似た赤い実がより大きくて美しいことから、そういう名前が付けられたとの説があるという。

写真(都市緑化植物園その37)

「日本庭園」・・・とあるけれども、はて?

写真(都市緑化植物園その38) 写真(都市緑化植物園その39)
写真(都市緑化植物園その40) 写真(都市緑化植物園その41)

「催し広場」へと移る。ドイツトウヒ(独逸唐桧)[マツ科トウヒ属]と、ユーカリノキ[フトモモ科ユーカリノキ属]。後者はこの園内で最も背が高いと思われるが、こんなに超巨大な樹木は今まで見たことがないかも。とにかく圧倒された。上から下まで1枚の写真に収めようとして後退していくと逆に他の樹木の枝が入り込んでしまい、このアングルが限界であった。

写真(都市緑化植物園その42) 写真(都市緑化植物園その43)

こちらも背の高いアメリカスズカケノキ(アメリカ鈴懸の木)[スズカケノキ科スズカケノキ属]。別名プラタナス(は総称で、これはその一つらしい)。

写真(都市緑化植物園その44) 写真(都市緑化植物園その45)

黄褐色の実が何とも面白いセンダン(栴檀)[センダン科センダン属]。

写真(都市緑化植物園その46) 写真(都市緑化植物園その47)

「生垣見本園」に入り、赤い実をびっしりと付けたトキワサンザシ(常盤山櫨子)[バラ科トキワサンザシ属]。別名ピラカンサ(は総称で、これはその一つらしい)。

写真(都市緑化植物園その48) 写真(都市緑化植物園その49)

この「滝の流れ」は、どこかで既視感ありあり?

写真(都市緑化植物園その50)

こうして約1時間の滞在を終えて、北門から退出する。いやはや、楽しかった。京葉道路と東金有料道路をつなぐ千葉東JCTのすぐ南に立地しているため、救急車のサイレンなど車両の高速走行音も盛んに聞こえてくるとはいえ・・・やはり緑が広がっているせいか野鳥も多く生息し、その鳴き声や風にそよぐ梢の音などが心地よく感じられ、実に心安らぐ場所であったと思う。というか、樹木についてもっとよく知りたい(!)みたいな衝動も沸き上がってきたよ。

写真(小湊鐵道バス@緑化植物園入口)

先ほどのバス停に戻って、JR千葉駅行きの小湊鐵道バスに乗車し、終点の千葉駅で降車。

写真(千葉市中央図書館その1) 写真(千葉市中央図書館その2)

昼過ぎ。千葉公園口からやや上り坂を歩いて10分弱で、本日の第4チェックポイント千葉市中央図書館に到達。館内をぶらぶら見て回ると・・・10月30日(土)に北関東シリーズ第1戦(市立図書館対決)として宇都宮と高崎を比べて後者に軍配を上げたけれども、その高崎市立中央図書館を1.5倍の規模に拡張したような印象。うーむ、これはすごいね。『新・食わず嫌い王決定戦』で言うところの“参りました”みたいな。文化施設の優劣はその人口規模(や、それ以外の何か)からも影響を受けるのであろうか。

いずれにしても、都市としての千葉市の魅力は存分に認識することができた。ただ、私自身の転居先を考える上では、
1)賃貸物件(建物)の良し悪し
専有面積の広さ、間取り、階数、建物構造、築年月、窓の向き、ガスの種類、バス・トイレの別、シャワーの湯温調節(現在の相馬ではタッチパネルで指定できるものの、以前の米沢では“湯が出る赤の蛇口”と“水が出る青の蛇口”を絶妙に調節する必要があった)など

2)物件周辺または街区の住みやすさ
駅・バス停までのアクセス、食料などを入手できるスーパーマーケットやドラッグストアまでの距離、そうした店舗の質と量、近隣の騒音や治安など

3)都市としての魅力
気候風土、歴史・文化、住民気質、公共施設やサービスの充実度など
の3点を総合的に判断しなければならない。ゆえに3)をクリアした当地での課題は、1)と2)の条件を満たしつつも“家賃”面でも支障のない物件が見つかるかどうか、である。昨日の行程で千葉都市モノレールの駅名を具体的に明示しなかった箇所は、実はとある物件の周辺を探っていたのであるが・・・条件的にちょっと厳しいと感じた。この千葉市に“ご縁”が本当にあるか否か、今後の展開を待つことにしたい。

写真(千葉駅前その3)

以上で本日の視察は終了し、再び千葉駅前へと戻る。天空は雲が少し増えてきた様子。

写真(千葉駅その3) 写真(総武線快速@千葉)

駅構内のコインロッカーに預けていた中型スーツケース(シリウスブルー)を回収してから有人改札を通過。そして、君津始発逗子行きの総武線快速に乗る。ホームおよび車内はかなり混雑していたとはいえ、“この席に座っている人はすぐに降りそう”と直感した乗客の前に立っていたら・・・その人は次の稲毛駅で下車し、座席の確保に成功する。おおっ、我ながら勘が冴えている。というか、「村岡五郎」殿つながりの千葉一族がお導きくださったとか?

可能であれば東京の三菱一号館美術館で開催中の「“イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜”展」を見ておきたいと思っていたけれども・・・12月24日(金)という祝祭的な日に混雑しないわけがない。結局そこに立ち寄るのを諦め、このまま常磐線の始発駅である品川まで移動すると決めた。

写真(吉利庵その1) 写真(吉利庵その2)
写真(吉利庵その3) 写真(吉利庵その4)

こうして品川で降りて、どこかで昼食を頂戴しようと駅ナカをあちこち彷徨う。どれも今一つ食指が動かない中、最後にかき揚げ蕎麦の店が私の目に留まった。よし、ここにするか。「冷しかき揚げ玉子そば」を注文し、食券を店員に渡したら・・・なんと30秒ぐらいで調理が出てきた。早っ。風味も食感も文句の付けようがなく、大いに満足したぜよ。
あくまで個人的な印象点ではあるものの、最近食べた『駅そば』を比較してみると、

風味
(100点満点)
食感
(100点満点)
合計
(200点満点)
2021年10月30日(土)
小山駅 きそば
100/10050/100150/200
2021年11月21日(日)
水戸駅 駅構内そば
75/10075/100150/200
2021年12月23日(木)
我孫子駅 弥生軒
50/10075/100125/200
2021年12月24日(金)
海浜幕張駅 そばいち
80/10080/100160/200
2021年12月24日(金)
品川駅 吉利庵
80/10080/100160/200

といった感じかな。今日の2品は甲乙をつけがたい。

写真(品川駅) 写真(常磐線@品川)

その後。ホーム上の券売機で手持ちのSuicaにグリーン券情報を記録してから、当駅始発勝田行きの常磐線に乗車。私は2階建てグリーン車の連結部分寄りの“平屋”(1室=12席)に座っていたが、私のほかには品川・上野・日暮里で1人ずつ乗ってきて、我孫子・取手・ひたち野うしくで1人ずつ降りていった。割と近距離での利用が多いらしい。というか、水戸以北へは特急「ひたち」「ときわ」に乗るってか?

写真(車窓からの雲その1) 写真(車窓からの雲その2)

上の写真は「荒川沖~土浦」間と「神立~高浜」間で車窓から東方を撮影したもの。列車が茨城県内に入って以後、だんだん雲行きが怪しくなってきた。私が“じゃないほう”の「ちばらき」へ赴いたので、常陸国一之宮・鹿島神宮のご祭神・武甕槌大神が“お怒り”でなければいいけど。

後日談ながら、この区間周辺では、次のような出来事が起きている。
翌日すなわち12月25日(土)
踏切内でクレーン車と架線が接触し停電が発生したため、常磐線は15時12分ごろから19時16分ごろまで土浦~羽鳥間の上下線で運転見合わせ。

翌々日すなわち12月26日(日)
友部~内原間での踏切事故の影響で、常磐線は08時40分ごろから16時26分ごろまで羽鳥~水戸間の上下線で運転見合わせ。
今回の旅がこの両日に行われていたら、計画は「しっちゃかめっちゃか」になっていたに違いない。その点では助かった。というか、上の暗雲はこれらの事故を“予告”していたりして?

写真(水戸駅) 写真(常磐線@水戸)

夕方。水戸で当駅始発いわき行きの常磐線に乗り継ぐ。

写真(いわき駅) 写真(常磐線@いわき)

夜。終点のいわきで当駅始発原ノ町行きの常磐線に乗り継ぐ。

写真(原ノ町駅) 写真(常磐線@原ノ町)

さらに終点の原ノ町で当駅始発仙台行きの常磐線に乗り継ぎ、相馬で下車した。





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Last updated  2022.01.20 23:59:47



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