[VOYAGE-422] 音楽/小久保隆『京都~満月の木陰~』。
三多摩のアメダスによれば、今日の日最低気温は0.7℃(05:20)、日最高気温は8.0℃(12:40)。北風が強く、気温以上に寒く感じられた。日中はおおむね晴れたが・・・昨夜は「天からの手紙」が届いたらしい。東京都心で初雪(asahi.com 2008年01月16日23時37分)東京都心で初雪、平年より14日遅く(NIKKEI NET 2008年1月16日 23:40)東京都心で初雪 平年より14日遅く(MSN産経ニュース 2008.1.16 23:43)初雪:東京都心で平年より14日遅く(毎日jp 2008年1月17日0時39分)東京都心で初雪、平年より14日遅く(YOMIURI ONLINE 2008年1月17日1時9分)初雪:関東各地でうっすらと 東京・八王子では1センチ(毎日jp 2008年1月17日11時03分)ところで、今日は驚くべき現実を目の当たりにした。東京電力の電気ご使用量のお知らせがドアの新聞受けに入っていたのであるが・・・ありえない額になっていたのである。私が現在の場所に引っ越してきてからの電気使用量の推移を、下に示してみよう。2006年04月分(12日間)28kWh724円 2007年04月分(29日間)149kWh3,356円2006年05月分(34日間)158kWh3,492円 2007年05月分(34日間)152kWh3,420円2006年06月分(28日間)128kWh2,861円 2007年06月分(29日間)117kWh2,686円2006年07月分(29日間)151kWh3,345円 2007年07月分(28日間)127kWh2,872円2006年08月分(33日間)249kWh5,406円 2007年08月分(34日間)237kWh5,215円2006年09月分(30日間)237kWh5,154円 2007年09月分(29日間)241kWh5,301円2006年10月分(29日間)120kWh2,717円 2007年10月分(32日間)153kWh3,464円2006年11月分(33日間)133kWh2,993円 2007年11月分(30日間)152kWh3,443円2006年12月分(29日間)232kWh5,097円 2007年12月分(29日間)320kWh7,089円2007年01月分(34日間)311kWh6,882円 2008年01月分(35日間)504kWh11,439円2007年02月分(29日間)322kWh7,133円2007年03月分(27日間)256kWh5,683円うーむ。夏のクーラーよりも、冬の電気ストーブのほうが高くつくとは・・・意外。温暖な湘南育ちの私にとって、三多摩の冬は厳しいということか? 電気に必要以上に依存しない防寒対策(もっと重ね着をするとか?)を講じる必要があるかもしれない。いずれにせよ、この冬がいかに寒いかという事実に加えて、自宅に引きこもって昼も夜も関係なく修士論文の作成に専念していた様子が、数字で裏付けられたわけである。それでは、今日の本題に移ろう。修士論文の作成が終盤に差し掛かった頃にドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」を多く聴いていたことは、[VOYAGE-402]でも示唆した。で、実はその後、修士論文作成の最後の1週間くらいになると、さらに別の音楽を聴くようになっていたのである。それが、1993年3月21日に発売された小久保隆氏の『京都~満月の木陰~』(廃盤)であった。01.朝靄(あさもや)02.草の庵03.満月の木陰これは「環境音楽」というジャンルになるらしい。鳥のさえずりとか風の音とか水の流れといった自然音と、静かなインストゥルメンタル系の音楽とを掛け合わせたもので、本作では標題にもあるように「京都」のイメージをモチーフとしていて、自然音としては寺社の鐘の音や僧侶の声明なども含まれている。[VOYAGE-401]でも触れているが、私はこういう音の風景(サウンドスケープ)が好きなのである。そのきっかけとなったのは、私が中学3年のときに始まったNHKラジオ(第1、第2、FM)の『音の風景』という番組。当時はラジカセにタイマーをつなげて毎日エアチェックしていたほどであった。なお、その趣味が高じると、高校時代には放送部に所属して機械いじりを担当することになる・・・。過去の話はさておき、どうしてこのアルバムを聴くようになったかと言えば。もはや指摘するまでもあるまいが・・・おそらくは旅行願望であろう。禁断症状が出ているに違いない。この春休みはどこへ行こうかな?なんとなく、冬らしい光景を見ておきたいような気がする。とは言え、北海道へは一昨年の12月に行っているので、候補地としては京都、金沢、仙台あたりであろうか。もっとも、京都も昨年は6月と10月に訪れていることから、優先順位としては低くなる。今回は別の方面かな?・・・と、結局は旅行の妄想へと陥ってしまう今日この頃であった。