[VOYAGE-490] エピソード/プチ錬金術としての生命保険見直し。
今日もまだ湘南の実家にいる。朝から晴れて、日中は気温が上がったものの、夜に入って強い雷雨に見舞われた。アメダスによれば、日最低気温日最高気温府中(三多摩)3.7℃(05:50)17.9℃(13:10)辻堂(湘南)5.5℃(04:30)18.0℃(15:00)であった。さて、今日の記事は、[VOYAGE-484]の続編とも言うべき内容である。「口座残高非常事態宣言」を受けて、4月末の危機的な状況を回避するための行動を取ったので、そのエピソードを述べてみよう。それは・・・生命保険の契約貸付を請求して当面の資金を確保することと、そもそもの契約内容を見直して月々の保険料を下げることの、二つの行動計画からなる。具体的な行動を記述する前に、まずは私の生命保険がどうなっているかを説明しておく。いわゆる一般の生命保険(終身保険[重点保障プラン])と個人年金(生存保障重点型年金)の二つに加入していて、月々の保険料は前者が12,662円、後者が7,572円、合計20,234円である。ちりも積もれば言泉「やまと」なる・・・じゃなくて、山となる。月々の保険料といえども、結構な金額である。今後の収入も決してバラ色ではない(というより、ほとんど灰色に近いはずの)私としては、とりわけ前者の保険料を引き下げたいと常々思っていた。というわけで、今日は生命保険会社の手続き・相談窓口に出向いた次第である。窓口では、いかにもベテランっぽい方に、丁寧に対応していただいた。まずは保険口座カードの手続き。すっかり忘れてしまった暗証番号を確認しようと思ったところ、「長い間お使いにならなかった上、お客様の個人情報(要するに生年月日)に基づく暗証番号が設定されていますので、ATMなどでは使えなくなっています。再発行の手続きをしましょう」とのこと。さもありなん。続いて、現在の契約内容を一通り説明してもらってから、契約貸付の請求と契約内容の見直しについて相談した。その結果、契約内容に関しては、以下のように変更することにした。死亡・高度障害(生活資金)生活保障特約(10年確定年金) 10年間 毎年230万円 → 0円(特約解約)死亡・高度障害(一時金)定期保険特約 一時金390万円 → 0円(特約解約)死亡・高度障害(一時金)終身保険 一時金110万円3大疾病3大疾病保障定期保険特約 一時金500万円病気による身体障害疾病障害保障定期保険特約 一時金500万円骨折・関節脱臼・腱の断裂で治療特定損傷特約 1回につき 一時金5万円成人病で入院新成人病入院医療特約 日額5,000円5日以上継続入院後の通院通院特約(本人型) 日額3,000円ケガで入院新災害入院特約(本人型) 日額10,000円病気で入院新入院医療特約(本人型) 日額10,000円扶養家族がいないので、本人が死亡したときにお金をもらっても仕方がないことから、その特約を二つほど解約したのである。しかし・・・たったそれだけで、月々の保険料は、12,662円から7,894円へと大幅にダウン。しかも、ここには「契約転換特則の年金」が含まれていたため、「解約払戻金」も発生。その解約払戻金のおかげで、契約貸付の請求は、当初想定したよりもやや少ない額で済んだ。適用年利率は、1997年7月に契約した終身保険の部分が3.75%、1996年3月に契約した年金の部分が4.75%。消費者金融会社のローンでは、ここまで低くはなるまい。こうして、当面の危機的な状況は回避された・・・ように見えるが、本当であろうか?神のみぞ知る、といったところかもしれない。