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カテゴリ:心理学
最近、あるセミナーに通いだしたもので
これは使える! と思ったものを備忘録としてご紹介します。 夕食を終えたある家の中での出来事。 父さんは、読書をしている 中学生の子供は、TV(バラエティー番組)を見て、楽しそうに笑っている 同じ部屋で、二つの行為があったとします。 (それぞれの部屋でやれない状況があると仮定します) 父さんは、音や笑い声がうるさいので読書に集中できません。 そんなとき、どうしますか? 子供が幼少のころは 父さん 「○○君、TV消して!」 ○○君 「ハーイ」と二つ返事。 つまり父親という権力パワーで押し切ったといえます。 ところが中学生にもなると 父さん 「○○君、TV消して!」 ○○君 「ハーイ」とは、なりずらいですね。 相手の身体も大きくなって、父親を超えたりもしますしね。 そんなとき、どうしますか? 「音がうるさいよ、静かにしろ!」といいますか? 「こっちは読書しているんだ、そのくらい気づけ!」といいますか? 実はこのような言い方には共通していることがあります。 それは、すべて「相手の行動を評価している」ということです 相手の行動に対して、「よくない」「このようにしてほしい」ということを 告げているメッセージ。 それは自分の困った状況の解決を、相手に求めているメッセージです。 メッセージの主語は、みな「あなた」になっています。 「(君は)うるさい!」 「(君は)静かにしろ!」など。 このように相手の行動を評価したり、相手の行動を強制するようなメッセージを 心理学では「他者評価メッセージ」と呼ぶそうですが これでは、相手の怒りを生み出す伝え方としかいえませんね。 明日に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.05 11:42:52
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