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February 14, 2008
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 その1の続き。

  ※ ここから先は、十分に理解できるように その1の
  山幸彦の神話を読むか、聞いてからをおススメします。


 ======================

 では

 ここからは進化のサイクルに沿って
 山幸彦の歩みを解説します。


 <旅立ち>
 1出発:毎日の生活に飽きて
      海幸彦とやっていることを交換しようと提案します。

 2葛藤:交換した針を失くしてしまい
      500本、1000本と代りを作っても許してもらえませんでした。

 ポイント:針を失くすとは、自分のエッジ(一番自信のあること、自分の正義)が
      打ち砕かれること。同じ意識の次元であれこれと
      最善を尽くしてみても、そこには答えはない。


 <成長>
 3出会い:悩んでいる時に塩椎神に出会い
       針のある方向を教えてもらいます。

 4鍛練:ひとりで海底の竜宮城に向かいます。

 ポイント:自分の顕在意識の世界(自我)を飛び越え
     自分の内(潜在意識)に秘められている
     自己を越えた世界(集合的無意識)への探求を開始する。

     それは自分の内側にあるものだから
     まずは自分自身の自問自答から始まる。


 <試練>
 5発展:豊玉姫と出会います。

 6成果:豊玉姫と結婚して、幸せな生活を3年間送ります。

 ポイント:新たな価値観(世界観)との出会いを
      好奇心と感動をもって味わい、傷ついている自己を癒す。

      豊玉姫は愛という女性姓(母性愛、寛容)の象徴で
      父性的な正義ではない。

      自然や外の敵を克服する強さの他に
      共に生きようとする母性的な愛を
      自分の中に愛を目覚めさせることが大切である。


 <達成>
 7変革:本来の自分の目的(針を探しに来たこと)を思い出し
      豊玉姫と綿津見の神に打ち明けます。

 8現実:針を発見し、塩満珠と塩乾珠を授かります。

 ポイント:自己を越えた世界(集合的無意識)の探求で
      得られた知識(秘宝)は
      そのままでは意味がない(使えない)ので
      それを現実の世界でどう活かせるのかを考えなければならない。


 <帰還>
 9回帰:地上に戻り針を返し、海幸彦とは全く逆の行動をとり
      塩満珠と塩乾珠でこらしめます。

 10準備:海幸彦と共に山と海を統一して、国発展に貢献します。

 ポイント:自分の得た知識(秘宝)を知恵(叡智)に変えて
      既存の常識と世界を新たな世界へと変革・統合し
      自由と平和を実現します。


 ここでさらに

 山幸彦の進化のサイクルが
 象徴している重要なことを紹介します。


 そもそも

 釣り針は

 他人を真似て自分の才能だと思っていたモノ
  個性、長所、強み、自信、正義、夢、希望、目標・・・

 を象徴しています。


 つまり

 針を失くすというのは

  思考の限界であり
  行動の限界であり
  現状の限界です。


 ということは

 針を失くしたという自覚こそが
 次の新しい世界への扉が開かれた瞬間なのです。

 終わりと始まりは同時にやってきますから。


 しかし現実的は

 多くの人は海幸彦になろうとします。

 失くした針に執着し
 現状にしがみつき

 起きた問題を人のせいにしたり
 人を恨み、妬み、攻撃してしまったり

 しまいには

 問題をうやむやにしたり
 忘れようとしたりする・・・。


 そんな中で

 山幸彦がとった行動は
 その事実を正面からとらえ

 今まで自分が蓄積してきたモノをベースに
 礼儀を尽くし、最善を尽くしました。


 自分の大切な剣を溶かして
 針を500本、そして1000本作り

 海幸彦に渡したわけです。


 ところが

 現実は甘くなかった・・・

 受け入れてもらえずに
 途方にくれてしまう。


 この瞬間こそが
 真の針を失くしたことを自覚した時です。


 つまり

 何もしていない
 もしくは、手を抜いていては

 針を失くしたことを
 真に自覚することはできないということです。


 最善を尽くしたからこそ
 自覚が芽生えるわけです。


 実は

 その後に奇跡は運ばれてきます。


 その奇跡とは

 人生の潮流を変える人(メンター)との
 邂逅(出会い)が訪れるという形で現れます。


 その邂逅こそが
 次の新しい世界を切り開くスイッチとなるのです。


 ここで大切なのは

 深海(自分の内側)への冒険には
 ひとりでしか行けないということ。

 メンターは進む方向に
 気づかせてくれるだけですし

 そもそも

 自問自答を繰り返し
 自分の内面へ進んで行くという冒険だからです。


 単に人から教わっているだけ
 外側だけばかりを見ているだけでは

 竜宮城には絶対にたどり着けないのです。


 そこへは


   覚悟を決めて、ひとりで行くしかない!


 しかも

 そこへ行く
 最初の関門があります。

 それは

 自分の影(苦手なこと)と向き合い
 克服するということです。


 実際に

 山幸彦は泳げなかったにも関わらず
 海底に向かったわけです。


 竜宮城とは

 今までとは違うベクトルであり
 今までとは違う世界なのです。

 
 そんな竜宮へ行くというのは

 自己の影を克服し
 光(陽)と闇(陰)を統合することで
 自己を越えるということ。


 影とは
 
  葛藤、矛盾、苦手なこと、短所、自己中心的な欲望
  深い悲しみ、妬み、苦しみ、後悔、許せないこと
  嫌いなこと、恐怖、不信、トラウマ、傷ついた過去・・・


 ということは

 進化(本質的な自己成長)をするためには
 
 一番やらなければならないことは
 一番やりたくないことが多く

 そのプロセスの中で

 インナートラベル(内省)の自問自答を繰り返すことこそが
 近道であり王道なのかもしれません。


 進化のヒントは自己の奥深くにあり

 自己を超えるモノは
 自分の中に内在しているのです。


 だからこそ

 山幸彦は自分の内面と深く深く向き合い

 感情の克服と思考の克服をし
 自己の分離した部分を癒すことで
 失くした針を取り戻した。


 それも、3年間の歳月をかけて・・・


 その結果

 真のギフトとして
 綿津見の神から手渡されたモノ

 それこそが

 塩満珠(陽と光)と
 塩乾珠(陰と闇)の

 両方(統合された自己)だったのです。


 私たちの生活の中で置き換えると

 今までやってきた仕事
 今まで信じていた想い
 今まで使っていた才能
 今まで大切にしていた生活
 今まで向かっていた夢や目標
     ・
     ・
     ・

 そんな針を失くした時こそチャンスです。


 なぜならば

 それは次の世界の扉が開いたということであり

 より自分らしい自分(ひとつ上の自分)を
 発見できる冒険が始まったサインだからです。


 今いる世界を変えようとするのではなく
 その世界の中にいる自分を変えようとする。

 すると自分の見える世界は変わり

 本当に大切で重要な
 新たな自己に気づき
 新たな才能を発揮できようになります。


 それこそが

 山幸彦が歩んだ神話(内なる冒険)であり
 内なる聖戦なのだと。


 誰もが山幸彦になれます。
 誰もが影の部分を内包しています。
 誰もがその中から秘宝を見つけることができます。


 それが進化(本質的な自己成長)であり

 そんな進化のサイクルから招かれている自分がいます。
 自分が進化することを待っている人たちがたくさんいます。


 神話を知る時代から
  神話を生きる時代へ



 「 冒険の究極の目的は
  自己のための開放や喜びではなく

  最良と最悪を経験することで明らかになる
  他者を助けるための知恵と本当の力を得ることである 」
     ― ジョーゼフ・キャンベル ―


 あなたが
 ますます進化(本質的な自己成長を)して
 生きながらに、自分らしく生まれ変わり
 多くの才能を発揮することを心から祈っています。


 家庭と仕事の両立へ
 本質的成長を応援する小田真嘉



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最終更新日  February 15, 2008 08:55:59 AM
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