カテゴリ:日々雑感
オリンピック肺炎とは、4年に一度流行していたマイコプラズマ肺炎のことです。今年は、北京オリンピックですので要注意です。現在では、4年に1度ではなく常にかかる可能性があるようです。
マイコプラズマという病原体による感染で、小学校児童に多く発症しています。感染している人との接触でうつります。潜伏期間は2週間前後です。 主な症状は、熱と咳(せき)です。とくに咳はひどく、喘息(ぜんそく)の子どもがマイコプラズマ肺炎に感染すると重い喘息発作を起こすことがありますので、要注意です。 検査は、胸部X線検査により診断し、血液検査でマイコプラズマの抗体を測定して判断します。治療は、マクロライド系の抗生剤を使い、多くの場合は2~3日以内に熱が下がります。尚、子どもによく使われるペニシリン系やセフェム系の抗生剤はまったく効果がありませんので、注意してください。 以上のような症状がでましたら、是非、医師に確認ください。 マクロライド系の代表的な抗生剤は、クラリス。 ペニシリン系の代表的な抗生剤は、サワシリン。 セフェム系の代表的な抗生剤は、フロモックス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.03 00:21:58
[日々雑感] カテゴリの最新記事
|
|