塩は謎(その2)
塩が自由化されて、店頭にいろんな塩が並ぶようになりました。思いつく製品はというと・・・?ここでは挙げませんが、たくさんありますね?巷では「減塩」「減塩」と叫ばれていますが、塩の種類に関しては言及されていないように思われるのです。摂ってはいけない塩はイオン交換膜法による塩(以下精製塩)なのです。その他の塩は制限しないでいいのではないか?と思うのです。塩は制限しなくていいっていっても、実際に摂取できる量には限界があります。なぜかというと、身体がいやがります。普通は1日50g以上などなかなか摂れないでしょう。ところが砂糖は摂れるんですよね。制限しないといくらでも摂ってしまいます。砂糖の方が危険だと思うのですよね。なんで医師や栄養士は「減砂糖」を叫ばないのでしょうね?それはともかく、精製塩でなかったら摂っても高血圧とは関係ないよ、と主張する人は少なくありません。まずは新谷弘実さん。「塩が高血圧を誘発するというのは『精製塩』、いわゆる『食塩』を摂った場合であって、自然海塩を高温で焼いた還元作用のある塩では、精製塩を摂ったときのような血圧の上昇が起きないことが私の臨床データでは明らかになっています」次は森下敬一さん。「(前略)生活に使われる水はきれいであったし、また食物の調理に不可欠な塩も、現在のような精製された真っ白な食塩ではなかった。そのころの塩は、藻塩草を焼いてこしらえた『藻塩』だった。だからいま、あちらこちらでみられるような「塩害」はなかった。われわれの身体が求めているのは、本当の自然塩であり、決して純白の食塩(=精製塩)のことではないのである」三人目は石原結実さん。「昔は、ほぼ99%が食塩(Nacl)からできている塩は「真塩」と呼ばれ、『自然塩』は、『黒塩』とか『差塩』と呼ばれて粗悪品と考えられていました。最近はミネラルの効果が明らかになり、また自然指向も高まり、『自然塩』が『健康塩』として、クローズ・アップされてきています。最近ブームのこの『自然塩』や『にがり』の効能について書いてある本を読むと、『高血圧や心臓病が改善した』とする症例がよく出てきます。それはNa(ナトリウム)やCa(カルシウム)が、『自然塩』や『にがり』のなかに含まれているからで、何ら不思議ではありません」そして最後はカバゴン先生こと、阿部進さん。阿部さんの場合は、高血圧というより、ご自分の糖尿病を治すために自然塩を摂ったのです。「〈塩〉明日から自然塩にする。今日は食卓塩でごかんべん。買ってきたレモンが役に立つ。でも、塩を25gどうやってとったらよいのか、現実問題となると大変だ」 舐める→やっぱり大量は無理 ふりかける→サラダが一番 飲む→これがやりやすい。湯冷ましに入れて飲む。 常に塩水にしておくのはどうか 野沢菜→漬物類にプラスする感じでとにかく方法はあるだろうが、25gは大量である。ゆっくり考えよう」そうしてカバゴン先生は重い糖尿病から生還したのです。塩の分類・種類については以下のサイトがとってもわかりやすいのでぜひご覧下さい。皆さんが使っている塩の製品名があるかもしれませんよ?【お塩の種類】http://www.hakumatsu.co.jp/Hakumatsu-HP/salt.htmさて、この次に登場するのは、自称百姓の赤峰勝人さんです。(つづく)人気blogランキングへ