2005/11/02(水)19:13
日本人は赤い羽根を通して中国の労働者にも援助していることになる?
ぼくは以前から
「あんなことにコストかける必要ないじゃん?」
って思っていました。
そりゃあ、昔は、
「自分は募金したんだよ」
という証のために胸につけて誇らしげに町を闊歩したのでしょう。
今でもそんなアピールが必要なのでしょうか?
だって、胸につけている人なんてとんと見かけませんもの。今時。
だったら募金だけしてもらったらいいんじゃないの?
そうしたら、赤い羽根のコストは削減できるじゃん?
そうしたら、その分を募金に回せるんじゃないの?
ってね。
まず、赤い羽根を作るのにいくらかかるか?
サイトによって様々なんです。
1本につき、1.6円、2円、2.6円と。
では、何の鳥の羽根なのでしょう?
これはニワトリですって。
これを日本では毎年5千万本使うそうです。
1本2円で計算すると、1億円です。
この1億円を募金に回したらいいのに?
「しかし内職で作っている人の収入にもなるんだから・・・?」
現在は中国から輸入しているようですよ?
ということは、赤い羽根募金は中国の労働者を間接的に
援助している、ということですね。
【作り方】
食肉用ニワトリの羽根を集める。
↓
手でほぐす。
↓
脂肪分を落とすため洗剤で洗う。
↓
赤い染料の入った釜で煮ること30~40分。
↓
脱水して日陰で自然乾燥。
↓
ドライヤーをかけてふっくらさせる。
↓
変なものははじいて手作業で針を付ける。
(最近では粘着タイプですけど)
【赤い羽根募金は日本だけじゃなかったのだ】
世界の45か国以上で行われているそうだけど、
実際に赤い羽根を使っているのは日本と南アフリカだけとか。
【参考ウェブサイト】
http://ac.ogata.or.jp/cyuu/h15/sougou/bokin/07.htm
http://www.geocities.co.jp/NeverLand-Mirai/5347/zakki.htm
http://www.akaihane.or.jp/children/body4.html
http://www.akaihane.or.jp/teacher/body4.html