2010/06/30(水)18:31
青汁だけで生きている人がいるらしいんですが・・・
と、歌と山さんからコメントをいただきました。
(本日3つ目の記事です。前の記事もぜひ読んでね?)
>ご飯を食べないでも健康に生きていけるのは・・・・??
>勉強不足ですみませんが、私は不思議です。
>青汁だけ作ればいいので無精者の私にはまねしたいのですが、
>米が大好きで食いしん坊だからだめですが、
>本当に青汁だけで大丈夫なのかしらん。
信じがたいですが、いるのですね。
世界を見渡せば、どこの国かは忘れましたが、
ジャムを塗った食パンしか食べない人とか、
土しか食べない人とか、それから、
ロシアには文字通り何も食べない人がいるそうです。
日本にも不食の方がいます。山田鷹夫さんがその人。
不食に関しては為谷は余り関心がないので詳しいことは分かりませんが、
この、青汁だけで生きている方はある程度は存じております。
その人の名は森美智代さんです。
森さんは21歳の時に脊髄小脳変性症にかかりました。
この病気は原因不明の超難病。治療法もなく、脳や脊髄がだんだん萎縮して、
運動能力が落ちて寝たきりとなり、発病後5年くらいで亡くなるそうです。
1リットルの涙価格:560円(税込、送料別)
この本から脊髄小脳変性症が広く認知されるようになりました。
森さんの話に戻りますね?
「でも、難病ということがはっきりしましたから甲田光雄先生の
ところに行ってみようと思いました」
と、森さんは述べています。
そうして、この超難病からついに生還したのです。
今では鍼灸師をしています。
森鍼灸院
http://www004.upp.so-net.ne.jp/mori-harikyu/
森さんが甲田先生の治療を受けていくうちに体に変化が起こったのです。
その件を引用しますね。
森さんの胃腸はだんだんと吸収率がよくなってきたのでしょう。
それまで食べていた生菜食ではむしろ多すぎる、というように
なったのです。そこでまず、生玄米の量をへらし、やがて玄米は
全く摂らなくなり、生野菜ばかりの食事になってしまいました。
しかも、その生野菜の量も多すぎるというようになり、
一日2食の生野菜を一日1食にしてみました。さらには、
一日1食の生野菜の量も次第に減らしてふき、ついには
一日に青汁コップ一杯の超少食になってしまったわけです。
青汁一杯は60kcalです。
じゃあ森さんはガリガリに痩せているか?というとその反対で、
ふくよかなんですね。
では、森さんはなぜ青汁だけで生きていけるのか?
以下に参考になるサイトから紹介します。
1996年以来、葉菜150gの青汁だけで生きているという女性(森美智代)の
排便を、この辨野先生がついに分析することになった。
食物繊維を分解してアミノ酸をつくり出す「クロストリジウム菌」の
比率が9.8%と、通常の人の約100倍になっていた。
このクロストリジウムは食物繊維の分解だけでなく、
腸内のアンモニアを再利用してアミノ酸を合成する
働きをしている。辨野先生は「まるで牛のお腹のようだ」と驚嘆する。
草ばかり食べている牛が、牛肉や牛乳などタンパク質を
合成できるようなもの、と言えばいいのか。それにしても、
彼女の食べる量はあまりにも少ない。脳や細胞に送られるべき
ブドウ糖はどうなっているのか。通常は毒素となるケトン体のうち、
アセト酢酸やβ-ビドロキシ酪酸がブドウ糖の代用で使われている
可能性があると書いている。
(全文は以下)
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1840909
以下参考サイトです。
アピオ大阪(森之宮) 超少食実行者20名のシンポジウム報告
http://homepage2.nifty.com/smilenobori/backnumber/07.04.29kenkoumura/07.04.htm(最後にM社のと手作りフライドポテトのカビ実験がありますよ?)
驚異!! 『第二の脳』
http://silverbirchan.com/contents02/k4.htm
【参考文献】
奇跡が起こる「超少食」
森美智代さんの著書
食べること、やめました
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