テーマ:正しい食育ってなに?(1637)
カテゴリ:肉について
というタイトルでlocustさんからコメントをいただきました。
全文はこちら↓ 植物性の餌は栄養価や消化率が低いので、草食動物は消化管を大型化、 特殊化させざるを得ません。そうしないと生きていけないのです。 具体例を挙げますと、牛や羊では胃が4個あり、馬やウサギでは 盲腸が巨大化しています。 一方、動物質の餌は栄養価や消化率が高いので、消化管は小型化、 単純化しています。 人間の消化管は明らかに両者の中間である雑食動物(肉食寄り)のものです。 現在の地球上で人間に最も近い動物であるチンパンジー (DNAの98.8%が人間と共通)は、昆虫や他の哺乳類の肉を食べることが 確認されています。 為谷様の科学的なご反論を期待します。 はい。まずは雑食動物の定義について考えてみましょう。 >人間の消化管は明らかに両者の中間である雑食動物(肉食寄り)のものです。 と、locustさんは述べています。 では、雑食動物とはどういう動物のことなのでしょうか? locustさんの定義から判断しますと、 いろんな食材をまんべんなく、とくに肉を多めに食べるべき動物、 と、言える、ということではないでしょうか? これこそが現代栄養学が勧める食事なのですね。 しかしながら、現代栄養学では「肉食寄りがいい」とは表現してはいませんが。 農林水産省の食事バランスガイドを見ますと、 いろんな食材を万遍なく取りなさい、と勧めています。 しかしながら、こういう食事が推奨されるようになって、 日本人の健康状態はどのようになってきたのでしょうか? 生活習慣病は減ってきたのでしょうか? いいえ、その逆です。ガンをはじめとする生活習慣病患者が増えてきました。 ということは? >人間の消化管は明らかに両者の中間である雑食動物(肉食寄り)のものです。 ということは勘違いであり間違いではないのでしょうか? 消化管から判断してはいけないのです。 もう一度言います。 ヒトは雑食動物だ。だからいろんな食材を万遍なく食べるべきだ ということは間違いなのです! (つづく) 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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為谷様
私は「特に肉を多く食べるべき」と主張したつもりはありませんが、どうやら説明不足だったようです。しかし、人間が今も昔もこれからも雑食動物であることは変わりません。 「消化管から判断してはいけないのです」とのことですが、人間も動物である以上、消化管の特徴と実際に食べる物は密接に関わっています。反論になっていません。 以下の点に関して、為谷様の見解をご説明下さい。 ○肉や乳製品の消費量増加とともに日本人の平均寿命が急激に伸びたこと(医療の発達もあるでしょうが)。 ○生活習慣病が増えたのは色々な物を満遍なく食べるようになったからではなく、食べ過ぎと運動不足が理由であること。 ○ガンで死ぬ人が増えているのは、脳卒中や結核などのガン以外の病気の死亡率が下がったため。つまり、ガン以外の病気で死ななくなったから。 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20090718 ○日本人よりはるかに多くの肉や乳製品を摂取している欧米人の平均寿命が日本人とあまり変わらないこと。 ○日本の中で特に肉の消費量が多い沖縄で平均寿命が伝統的に長いこと。 (2011.06.10 00:02:58)
「イーティグ・アニマル(アメリカ工場式畜産のジレンマ)という本を読みました。
ますます、肉が苦手になりました…。しかし、それより、動物の権利についての部分で共感出来るものがあり、お魚についても、ちょっと考えてしまいました。 ところで、今朝変な話を聞いてしまいました。 このあたりの小学校や幼稚園は1年中、持参可なのですが、中身は水か麦茶。去年の猛暑に小学校では親からの苦情(意見?)が来たらしく、今は厚いときはスポーツドリンク可になっているようそうです。で、近所の人は水筒いっぱいに毎日入れていて、スポーツドリンク代がかさんでいるようです(歯科代や病院代もかさまないといいですがー)。こういった時に、どうしてスポーツドリンクが駄目なのか学校が説明出来ないから、そのまま受け入れてしまっているのだと思います。私が教師なら、きちんと説明出来ますし。親も一般的な企業よりの記事を鵜呑みにしてしまって、洗脳されてしまっているのでしょうがー。 余程の猛暑なら、「塩を持たせるのを、許可して下さい」って頼みますけど…。流石に塩水水筒じゃ可哀相だから、別途舐める塩をー。 (2011.06.10 09:02:39)
お二人の議論を見守らせていただいております!
(2011.06.10 11:07:00)
食習慣の環境要因というか祖父さんの話から。
凍傷にかからない方法、「寒い地方に行く3週間くらい前から、肉食に切り替え、 肉を多量に食べるようにする。」 ちょっと違うが、旬の話で 牛肉の場合、夏は青草を食べるので美味しくない、冬は干草や穀物を食べるので肉 の味と脂の香りが良い。 雑学かな? (2011.06.10 18:23:05)
locustさん
>為谷様 > >私は「特に肉を多く食べるべき」と主張したつもりはありませんが、 あれ?以下のように書いていましたよね? 「人間の消化管は明らかに両者の中間である雑食動物(肉食寄り)のものです。」 この中の「(肉食寄り)」をそのように解釈しました。 >どうやら説明不足だったようです。しかし、人間が今も昔もこれからも雑食動物であることは変わりません。 >「消化管から判断してはいけないのです」とのことですが、人間も動物である以上、消化管の特徴と実際に食べる物は密接に関わっています。反論になっていません。 言い方を変えます。 「消化管から判断する必要はない」と。 > >以下の点に関して、為谷様の見解をご説明下さい。 記事にて回答いたします。お待ち下さい。 >○肉や乳製品の消費量増加とともに日本人の平均寿命が急激に伸びたこと(医療の発達もあるでしょうが)。 >○生活習慣病が増えたのは色々な物を満遍なく食べるようになったからではなく、食べ過ぎと運動不足が理由であること。 >○ガンで死ぬ人が増えているのは、脳卒中や結核などのガン以外の病気の死亡率が下がったため。つまり、ガン以外の病気で死ななくなったから。 > http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20090718 >○日本人よりはるかに多くの肉や乳製品を摂取している欧米人の平均寿命が日本人とあまり変わらないこと。 >○日本の中で特に肉の消費量が多い沖縄で平均寿命が伝統的に長いこと。 ----- (2011.06.10 20:54:39)
りえぽんりえたんさん
>「イーティグ・アニマル(アメリカ工場式畜産のジレンマ)という本を読みました。 >ますます、肉が苦手になりました…。しかし、それより、動物の権利についての部分で共感出来るものがあり、お魚についても、ちょっと考えてしまいました。 動物の権利を知るとそうなりますよね。 >ところで、今朝変な話を聞いてしまいました。 >このあたりの小学校や幼稚園は1年中、持参可なのですが、中身は水か麦茶。去年の猛暑に小学校では親からの苦情(意見?)が来たらしく、今は厚いときはスポーツドリンク可になっているようそうです。で、近所の人は水筒いっぱいに毎日入れていて、スポーツドリンク代がかさんでいるようです(歯科代や病院代もかさまないといいですがー)。こういった時に、どうしてスポーツドリンクが駄目なのか学校が説明出来ないから、そのまま受け入れてしまっているのだと思います。私が教師なら、きちんと説明出来ますし。親も一般的な企業よりの記事を鵜呑みにしてしまって、洗脳されてしまっているのでしょうがー。 >余程の猛暑なら、「塩を持たせるのを、許可して下さい」って頼みますけど…。流石に塩水水筒じゃ可哀相だから、別途舐める塩をー。 ----- とっても大切なことなので記事にて話題にさせて下さい。 (2011.06.10 21:04:42)
はちばるさん
>食習慣の環境要因というか祖父さんの話から。 > >凍傷にかからない方法、「寒い地方に行く3週間くらい前から、肉食に切り替え、 >肉を多量に食べるようにする。」 > >ちょっと違うが、旬の話で >牛肉の場合、夏は青草を食べるので美味しくない、冬は干草や穀物を食べるので肉 >の味と脂の香りが良い。 >雑学かな? ----- なるほど~。 寒冷地の人たちは肉食ですものね? (2011.06.10 21:08:28)
チンパンジーは昆虫や哺乳類を食べるとのことですが、
チンパンジーは5割が果物、4割が葉野菜、1割が根野菜、動物食は1%以下。 人間とチンパンジーは1.6%ほどしか遺伝子の違いがなく、 内臓の構造も人間とほぼ同じ。 チンパンジーと共通の祖先を持つと言われる人間の本来の食べ物は、 果物と葉野菜だと思う。 本来、動物は加熱も調理もせず食材で食べられる物をたべていた。 道具も火も使えない初期の人類は、 獲物を噛み砕く牙も獲物を引き裂く鋭い爪もなく、 肉を食べられるはずもない。 肉食動物が肉を食べ鳥などがその食べ残しを食べ最後に残った骨を石で砕いてコラーゲンなどを人間が食べたことはあったかも知れない。 人間が何食かと敢えて言うなら、 果食動物というのが相応しい。 (2019.08.14 18:45:50)
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