283 インターン1日目 13/Feb/Tue
今日から造賀小学校でインターシップ。子供たちに会うまで、うまくやっていけるかな、溶け込めるかな、と緊張していた。2週間、心がけようと思っていることは、「我以外皆師成」自分を小さくちっぽけにするわけではなく、自分がこうしたい、という気持ちを持ちながらも、先生方や子ども達から、全てを吸収しよう、という心がけ。朝、臨時朝礼が開かれ、校長先生が私を紹介してくれた。そして私が子供たちの前で挨拶をする。ついさっき何を言うかまとめた紙を握り締めた。しかし、子ども達は目をキラキラして私を見ていた。とてもいい表情。とてもうれしかった。2年生のクラスに入ることになった。自己紹介をした後、質問タイム。どんどん質問がくる。「好きな食べ物は?」「嫌いな食べ物は?」「趣味は?」「好きなスポーツは?」まるで私が初めて会った外国人に英語で質問する内容で、なんだか親近感を覚えた。休み時間、まだ質問は続く。「好きな色は?」「何人兄弟?」「何歳?」待っていました。この質問。絶対聞かれると思った。そして子ども達は素直だから思ったことを言う。すぐに答えず、「何歳だと思う?」と勇気を持って聞いてみた。「22歳!」「21歳!」「20歳!」よかったぁ。そして、「27歳!!」ズッコーン。っおい!!内心ショック。しかし他の子が「えー、若い。」と言ってくれたのでそちらを耳に入れておいた。3年生の子が「19歳!」と言ってくれた。思わず抱きしめ頭をなでて「もぅ、大好き!」の一言。しかしよく考えると8,9歳の頃って20歳なんてかなりの上で想像できないと思った。大休憩、昼休み、ずっと走り続けた。氷鬼をした。私ばかり狙われ走りまくる。ここの小学生は1年生でもバリ速い。はないちもんめ、けいどろもした。驚いたのは、この小学校、低学年は、学年関係無しにいつの間にか一緒に遊んでいる。次々と「入れて~」と来る。始め2年生かなと思っていたら、ほとんど1年生だった。本当かわいい。そして、今日ものすごく前回実習で行った東雲小学校の2年の子の顔が思い出された。とても懐かしく、そして彼らが愛おしくなり会いたくなった。元気でやっているだろうか?造賀小学校は市立で田舎、東雲小学校は附属で都会だけれど、高学年になると違いはあるが、低学年は何も変わらないと感じた。とてもとても子どもらしい。(あの笑顔、人懐っこさ)附属の子、40人の顔と様子を一人一人思い出せる。みんな素直で、一人一人が素晴らしい才能を持っていた。どちらかというと、附属の子の方がパワーがあり元気でうるさく、自己主張も強く、そしてよく友達同士でけんかをして涙を流していた気がする。造賀の子は、落ち着いている。というか私はこの雰囲気を知っている。とても懐かしかった。この同じ学年でも子ども達の違いは、人数が4倍近く違うということもあるけど、住んでいる環境と子ども達の視野が影響していると思う。附属でとてもお世話になった先生が言うには、子供には莫大なエネルギーがあって、子ども達はそれをどこかで発散させる。附属の子の場合、学校が発散の場であるらしい。バス通学、電車通学は大声で話せない。帰宅したら塾で、夜はお勉強。家に帰ったら同じ附属の友達はいないから、学校でしか遊べない。(附属だから色んな地域から通っている。)しかし、田舎の子ども達は、下校もみんな一緒で休日や放課後は一緒に遊ぶ。だからだろうか、造賀の子が落ち着いていた、というのは。しかし、附属の子は一人一人の個性が強かった。造賀の子の場合、個性というのもが、1つのクラス、いや一つの小学校で一つできている、という感じがした。こんな風に比べてしまったけれど、始めに書いたように、どこの子ども達も同じだなと思う。それは子ども達の体力や精神力などではなく、なんだろう、彼らが持つ私を魅了させる力が同じだ。一斉下校の後、スポーツ少年団のバレーボール部とソフトボール部が残る。この活動時間と雰囲気、懐かしい。よみがえってくる私のスポ少時代。バレーの子達と一緒にソフトバレーをして遊んだ。隣でソフトボールをしていたので、私はある子に、「好きな人いるの?」と聞く。そしたら今、ソフトボール部で走っている中いるではあ~りませんか。その話で盛り上がる。うんうん。いや~懐かしい。どうでもいいけど、私の初恋もスポ少時代だった。ドーン。という感じの一日目。(一日で日焼けをして顔痛い。)