夕方やる仕事を、今朝やる
教師も他の仕事同様、残業ばかりです。 だいたい5時頃授業が終わるのに、翌日の授業の研究や資料作りなどを時間内にできるはずがありません。 当然、残ってするか、多くは持ち帰りとなります。 僕も若い頃は午前2時くらいまで平気で教室にいて、翌日の授業を黒板に書いて練習したり、資料作りをしたりしていましたが、さすがに今ではそんなことやると体力が持ちませんし、時代もそんなことを要求してはいません。 教室に残って授業の準備をしていると、昔はよく近所の人からほめられたもんですが、今は「光熱費の無駄遣いはやめろ!」と電話がかかってきます。 それは当然です。公務員は、長い間、光熱費などについての感覚が全く欠如していたのですから。 民間の方々から叱られてもしかたありません。 それで、残業の話です。 残ろうと帰ろうと仕事は待っています。採点、明日の授業の研究。レポートつくりなど。 本来、授業は3時頃で終わって、残りの2時間は採点や研究などの授業の仕込みにつかえるといいんですが、そうも言ってられません。 僕の場合は、なるべく持ち帰ります。残業はなるべく避けようと思っています。 時代も残業を減らす方向で動いてますね。企業もいかに残業させないか、でいろいろと苦労しているようです。 できるだけ、残業せずに、その日の残業分を朝 前倒しでやろうと努力しています。 僕の場合、一週間の行動予定は前の週の金曜の夜までにすべて決めているので、その日の夕方何をするかは全部分かっています。(ここで夕方というのは、僕の決めている残業の限度の時間、すなわち17時30分から18時30分までの1時間のことです。)これを見て、その日の夕方の仕事を朝の始業前にやってしまうのです。 この「前倒し」感覚がとても気持ちいい。 朝、夕方の文の仕事ができてしまうと、すごく充実したスタートが切れます。 夕方になったら、今日する文はもうしてしまっているので、気持ちよく家に帰れますし、18時30分まで残って、家でやる分を前倒しする場合もあります。 そうすると、今度は家でのゆったり時間が増え、絵を描く時間もできるというものです。 夕方にやる仕事を朝にする。 おすすめです。