河津桜を観にいく-ホテル編-
―「家からホテルに着くまで」編からつづく―河津桜を観た下賀茂を出発、下田市中心部を抜け、約40分ほどかかって着いたホテル。泊まったのはココ!構内に入ると、旅行会社のツアー客が乗ってきたと思われる大型観光バスが3台停車しており、そういえば、予約したときに満室になりつつあると言っていたのを思い出した。1泊2食付のプランにしていたのでレストランが混まないうちにと思い、チェックイン時に「席の予約をしたい」といったところ、「予約はできないので、利用する際に空き状況を確認してほしい」とフロント氏。もっとも大型バスの団体は宴会場で食事を取るらしいが、あとの宿泊客はというと館内に2箇所しかないレストラン、それもうち一つは寿司屋さんで規模は小さいので厳密には1箇所しかないレストランで食事を取るわけだから、予約なんぞ取っていたら立ち行かなくなるのは目に見えている。ホントは大浴場に行ってからゆっくり食事といきたかったが、少し部屋で休んでまずは食事を取ることにした。フロント氏いわく「開店まもない早い時間ならあまり待つこともない」ということで、レストランが開いてから30分後の6時ごろに空き状況を確認すると、すでに満席だという。な、なぬ?もう満席?仕方なく名前と人数を伝え、席が空くのを待つことにした。すると1回転目が終わり始めたと思われる6時半ごろに席が用意できた旨電話があったので、2階にあるレストランへ行き、用意されていた窓際の席へ案内してもらった。ちょっとここで話がそれるが....ココのホテルの売りは全室がオーシャンビューであるということ!温泉大浴場からもよほど天気が悪くない限り、大島・利島・新島が目の前に並んで見えるし、早朝から大浴場は開いているので、日の出も見ることができるのだ。ということで、客室には翌日の日の出時刻を記した案内紙がセットされていたり、モーニングコールならぬ「サンライズコール」がセットできるそうな(笑)ちなみに、日の出はこんな感じで客室から見える。話は戻って夕食のお話。ここでは和食の定食を食べることにしていた。出てきたのはこんな感じ。※写真上左から上右、下左、下右の順に給仕された。食事はどうも慌しくて、前に給仕された食事を食べ終わらないうちに次の食事が出てくるという状況だった。なので、完全に食事が終わらないうちにテーブルには水菓子がやってきた(^^;いかにもあらかじめセットされていた料理ではあったが、煮物やお椀などはちゃんと温かくて、品数はそこそこあり、また給仕するウエイトレス氏がしっかり食事の説明をしていくところは大したものであった。夕食を食べ終え、売店でお土産と小腹が空いたとき用のお菓子を買って部屋に戻り、今度は温泉大浴場へ。ここは男女別になっている。本当なら仕事をしているはずだが、そんなの忘れて、まあこんな気分もいいなあと思いながら大海原を目の前に湯船に浸かる。さて部屋に戻ってテレビを観ていたが、そのまま就寝....で、翌朝目が覚めるとすでに日の出の時間を過ぎていた(^^;朝食前に海岸を散歩することにして、外へ出る。海岸はホテルの専用ビーチみたいな感じで、夏場は家族連れで込み合うんだろうなと容易に想像できる。砂をよ~く落として館内に入り、夕べと同じレストランでバイキング形式の朝食。洋食・和食と揃っていて、う~ん、まあ、とくにコレといったものはなかったかなあ。時間は9時をまわり、宿泊の精算を終えチェックアウト。さあ、これから河津桜の本家?である河津町へ移動開始である。-つづく-