小刀を買ってしまった
突然ですが、切出し小刀のことを「切出」と読んでいましたが、Yahoo!商品検索で検索してみると「小刀」という書き方をしている事が多いようなのでこれからは小刀と呼ぶようにします。(参考に買い物している方もいらっしゃるようなので)さてYahoo!検索で「小刀」と検索して見ている中で、一本だけ気になるものがあった。昭三作【横手小刀】75・90mm (手造り、鍛造の高級品です)http://www.bidders.co.jp/item/32961936いま(2006/Oct/19)見ると2,867円となっているが、私が購入したときには\2,310のプライスが付いていたので、もしかして値付けを間違えていたのかも。いまは楽天市場の方が安く買えるみたい。今日、その品物が届いた。一枚だが取扱説明書も付いていて、使い方、研ぎ方が分かるようになっている。親切、と思ったがPL法の関係か? ちゃんと紙箱入りで「本職用」と書いてあり、刃裏には「昭三作」と銘打ってある。「本職用」なんて、本職の人が使う道具には書いてないのではないかと。なんだかなぁとか思いつつ、紫檀の棒を削ってみた。なんとなくで衝動的に買ってしまったので、あまり期待はしていなかったのだが・・・。刃が材料に入り込んでゆく感じが段違いによい。途中で木が砕けるような感じもなく、どんどん食い込んでゆく。逆に逆目につっこんだ場合には始末に負えない感じ。まぁこれはどんな刃物でもいっしょか・・・。角利のミニ横手切出しより小さな力で削れるのは、私の小刀の手入れが悪いせいなのか、この小刀が良いせいなのか、正直言ってよくわからない。この小刀は、角利の小刀と違って、刃裏がへこんでいる形状になっている。鋼も比べると鍛造が良いのかなと思う。なんだか良く切れるような気がするが、キレイに削ろうとすると削るときの力の入れ方はちょっとシビアかも。ただ、繊細に扱えば、それにちゃんと追従するので、これはきっと良い道具なんだろうなぁ。Yahoo!で商品検索すると1万円以上する小刀も売られているようだが、そういう小刀の使い心地はどんなものなのだろうと気になってしまった。----ちょっと追記硬い紫檀でも削る場所を選べば、気持ちよく削れるこの小刀はただ者ではない!とか楽しみつつ削っていたら、嫁に呼ばれる。どうも洗面所の水があふれるらしい。一番近いホームセンターにいってパイプ詰まり用のワイヤーと詰まり解消用の洗剤を買い込む・・・。それどころではないので、つづく(笑)。