兎２００６　「だって全部つながってると思ったんだもん！　１」

　 あけてからだいぶたちましたが おめでとうございます。 元旦から歯を腫らして薬飲んでるあたしは、 きっと今年もいろいろやるんだろう、と 自分で思っております。 いいもん。 日記がいっぱい書けるもん。 泣かないもん。 そんな兎の２００６年を暗示するような 昔の出来事が今日の日記です。 新宿駅東口で待ち合わせ。 さすがのあたしだって、 山手線乗ってれば新宿に着くことくらい分かります。 乗り過ごしそうにはなりましたが 駅には着きました。 あたしは電車が駅に到着して、 目の前にあった階段を登ったわけです。 階段をあがると目の前は「南口」。 ここで出ちゃった、ってオチでもないんです。 いくらあたしだって、でかでかと「南口」って書かれてれば 出ませんよ。 ああ、ここは南口だから、東口までまわらなきゃ、 と考えました。 もちろん 「ここが南口ってことは、これを背にして 　右方向に歩いていけば、東口だわ。」 なんて思いつきもしません。 方向音痴なあたしは「端から全部探せ！」が基本。 とりあえず、どこかに向かって歩けば、 いずれ「東口」の看板出てくるだろう、と 適当に歩き出しました。 そして方向音痴なあたし、歩くときは「壁伝い」が基本。 ずーっと壁に沿って歩けば、 いずれ一周して元に戻れますから。 と思って壁伝いに歩き始めたものの、 あれ・・・・ すぐ元に戻ってきちゃう。 せまっ！！ 新宿ってこんなに駅狭いの？ これじゃ地元の駅と大して変わんないじゃん。 ・・・ ごめん。 ちょっと見栄はりました。 地元の２０倍くらいは広い。 が、いずれにしても、壁伝いにぐるっと歩いても、 南口しか見当たらないのですよ。 東口の「ひ」の字も出てこない。 いや、こんなはずはない。 ここは、天下の新宿だぜ！？（←誰？） そう、あたしはそこで気づいたのです。 そうか、通路が狭くて見落としてるんだ！ 人一人がやっと通れるくらいの 通路で東口につながってるんだ！ あたしは一体どこを歩いてるんでしょう。 ここは新宿駅です。 うちの裏山の獣道じゃあるまいし、 そんな通路あるわけありません。 が、それに気づくほど、 あたしも賢くありません。 今度は見逃さないわよ！とか 気合入れて、ものっすご凝視しながら歩いたものの、 どうも秘密通路は見つからない。 どんな顔で歩いてたか、とかは 想像したくないわけですが、 当時のあたしはそれどころではないわけです。 続く。