1685 ハーパーズ・アイランド VOL. 3
1685 ハーパーズ・アイランド VOL. 3※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 ジョン・タートルトーブ・企 画 アリ・シュロスバーグ【キャスト】・アビー・ミルズ……エレイン・キャシディ(本田貴子)・ヘンリー・ダン…… クリストファー・ゴーラム(内田夕夜)・トリッシュ・ウェリントン… ケイティ・キャシディ(竹田まどか)・ジミー・マンス………C.J.トマーソン(津田健次郎)※ウラ面【仕 様】・型 番 PDGC 117814・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 HARPER'S ISLAND・発 売 元 パラマウント ジャパン株式会社・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 額賀深雪・吹替翻訳 松崎広幸・吹替監修 ----・吹替演出 鍛冶谷功・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 84分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル (英語) 5.1chサラウンド 2.日本語吹替 2.0chドルビーサラウンド・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.吹き替え用日本語字幕・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、複製不能、レンタル専用商品・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:孤島に潜む謎、 これは生き残りをかけたゲーム――。・ウラ面 :なぜ惨劇は止まらない――? 誰かが殺されるたび、 疑心暗鬼に陥っていく人間模様。ヘンリー・ダン(クリストファー・ゴーラム)とトリッシュ・ウェリントン(ケイティ・キャシディ)が浮かび上がったジャケットは、これまでと同じレイアウト。上から当てられたライトが不気味な雰囲気を醸し出している。タイトルの下には港のバー《キャナリー》。終盤、ここが舞台になる。ちなみにエレイン・キャシディとケイティ・キャシディは親類ではなく、単なる同姓らしい。【感 想】「スタッフ」脚本は『ハイド・アンド・シーク/暗闇でかくれんぼ』を描いたアリ・シュロスバーグである。それほど良い脚本だったとは思えないが、こうしてキャッチコピーに名前が使われるくらいだから、米国での認知度は高いのかも知れない。ただ、本シリーズに関して言えば、かなり“雑”である。演出の問題なのか、放映時間の問題なのか、正直、ザルのような脚本だった。後半は別の人が脚本を書いており、シュロスバーグは製作関係に回っている。■.第 6話 偉大なるウェリントン家の人々 (SPLOOSH)オーソン・ウェルズ監督の古典『偉大なるアンバーソン家の人々(42)』だな。殺人がようやく保安官の知れるところとなり、ストーリーは一気に展開して行く。これまでは、人殺しが行われても、死体が見つからなかったりして、公にはなっていなかった。(ケリーも自殺として扱われたようだ) ドラマは“誰が殺されるか?”という興味から、“誰が犯人か?”にシフトして行く。余談だが、バーで指輪を取り返そうと、カルとクロエが一計を案じるサブプロットが面白い。この二人の造形が本シリーズでは一番良く出来ている。犠牲者は 1名、義兄のリチャード・アレン。これで都合 7名、容疑者は18名に減った。■.第 7話 私をキャンプに連れてって (THRACK,SPLAT,SIZZLE)言わずと知れた名作『私を野球に連れてって(49)』。フランク・シナトラとジーン・ケリーの歌と踊りがステキな一本。クラシックファンならずとも観ていただきたい一本である。 6日目。本来なら結婚式が行われる日のようだ。トリッシュが印象的な台詞をつぶやく。本作品の大半は回想シーン。そこで描かれるのは、高校時代のアビーとジミー。二人だけでキャンプに行こうとする日のことが描かれる。その日は、ウェイクフィールドが 7人を惨殺した日だった。ボートにあった大金をくすねようとしたマルコムが殺され、犠牲者は 8名となり、容疑者は17名に減った。第 1話だけ、『ナショナル・トレジャー』シリーズのジョン・タートルトーブ監督が演出している。だからと言って、第 1話が特に優れているわけではない。(笑)一番演出が難しく、作品のイメージを決める第 1話を製作者自身が撮ったということだろう。いよいよストーリーは主人公であるアビーへと収束し始めた。これからの展開はスピードを増して行く。ちょっとやそっとのホツレなんか気にしない。最後まで勢いで突っ走れ!(でないとツッコミどころ満載なんだもん) オススメ!『1683 ハーパーズ・アイランド VOL. 1』『1684 ハーパーズ・アイランド VOL. 2』