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カテゴリ:動物パニック映画
0002 『キラー・シャーク/殺人鮫』
【スタッフ】 ・監 督 マイケル・オブロウィッツ『ファイヤー・ワークス』 ・脚 本 モンティ・フェザーストーン、ハワード・ゼンスキ ・VFXプロデューサ スコット・コールター『スパイダーマン2』 ・音 楽 ジョン・ディクソン『エイリアンX』 【キャスト】 ・ウィリアム・フォーサイス『ザ・ロック』 ・ハンター・タイロ『ファイナル・カット』 ・ジェフリー・コムズ『死霊のしたたり』シリーズ ・ヴェリザール・ビネヴ『ディープ・シャーク』 【仕 様】 ・型 番 AVBC-24365 ・製作年度 2004年 ・製 作 国 アメリカ ・原 題 SHARKMAN ・収 録 92分 ・特典映像 予告編 ・音 声 1.英語(5.1ch)、2.英語(2.1ch) ・字 幕 1.日本語字幕 ・サ イ ズ 16:9 LB ビスタ ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL ・発 売 ギャガ・コミュニケーションズ ・販 売 エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社 ・販売協力 エイベックス・エンタテインメント株式会社 【感 想】 原題は『SHARK MAN』。 このまま邦題にした方が良かったのではなかろうか。『キラー・シャーク/殺人鮫』なんて陳腐なタイトルよりも、ずばり『サメオトコ』の方が内容を端的に表していると思う。最近、流行りだしね。(笑) 息子を癌で亡くしたキング博士は、或る孤島で抗癌剤の開発に力を注いでいた。 或る日、画期的な発見をしたとキング博士から連絡を受け、製薬会社の社長らが島を訪れる。真偽を確かめるためだ。博士の発見が本当ならば、癌ばかりでなく、アルツハイマー等の治療にも役に立つ。会社に莫大な利益をもたらすはずだ。 しかし、彼らを迎え入れた博士が披露したのは、死んだと思われた息子にシュモクザメの遺伝子を組み込んだモンスターだった。 ……というお話し。 実に、オーソドックスな“マッドサイエンティストもの”。動物パニックものではありませんでした。(拍手!) このキング博士を演じるのが、ジェフリー・コムズ! もうこれだけでB級映画ファンは卒倒モノである。(笑) モチロン、博士は抗癌剤の開発なんかしていない。“サメ人間”になった息子の子孫=新人類を産み出そうと、女性を連れて来ては交尾させる。(どうやってHするんだろ?) でも、機械的な交尾では、ちゃんとした子供が産まれない。愛情がなくては、と博士は考える。(おいおい) そこで目をつけたのが、息子の元カノ。 サメ人間になっても、人間だった頃の記憶が残っているはずだから、Hはうまくいくに違いない。新人類の誕生だぁ(♪)と博士は考える。 いい展開だ。(笑) 自分の研究を認めなかった製薬会社の社長に復讐し、サメ人間の繁殖相手を手に入れる。 そんなマッドサイエンティストの野望を打ち砕いたのは、製薬会社IT部門の部長さん。 これが、何故か、メタボな中年男。でも、大活躍。(笑) 走るのも苦しそうな男が、島の研究所を警備する軍人をバタバタ倒す。 これがまた、ちっともカッコよくない。(失笑) これなら私でも主演がつとまる、と希望を持ってしまった。(ライザップに通おうかな) 島にノコノコやって来た製薬会社の御一行様は、サメ人間と軍人たちに襲われながら、右往左往する。 然も、船は爆発するわジープは大破するわ、それはそれは見事なダメっぷり。 挙げ句、友人や寝返った博士の助手を見殺しにしても、澄まし顔。(笑) この手の作品では王道の無責任ぶりには、胸がドキドキしてしまった。(笑) 結局、サメオトコくんは、思いを遂げられず。(笑) 最後は大団円でございます。 予算も相応についたようで、サメオトコくんの造形は、まずまずの出来映え。でも、全身はムリだったようで、一部しか映りません。(苦笑) 研究所や温室などのセットへの作り込み、ジープの塗装など、意外と細部にもお金をかけている。 こういう作品の撮影に参加したいなぁ。(大笑) サメオトコくんの元カノを演じた女優さんは、のっぺりした顔で、CGアニメのキャラクタのようで印象に残った。(でも、名前は忘れた) 好事家の人にだけオススメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.08 21:58:59
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