2527910 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

B級映画ジャケット美術館

B級映画ジャケット美術館

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

helen5015

helen5015

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

~映画は僕らの人生… 兎おっさんさん

Comments

オーウェン@ 「遠い空の向こうに」 こんにちは、helen5015さん。いつも楽しく…
ガーゴイル@ どこのドイツ ウチナーは沖縄ではない。ウチナーは内南…
たけちゃ@ Re:0195 映画 謎解きはディナーのあとで(10/16) そういう映画だから(^^) 分かってないのは…
ゆきこ@ 日本にとって大切な参院選 初めまして、こちらのブログとは場違いな…

Freepage List

2016.01.05
XML
0276 バトル・オブ・ロサンゼルス

『0276 バトル・オブ・ロサンゼルス』オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本・撮影 マーク・アトキンス
       「ソーラー・ストライク2012」「アバター・オブ・マーズ」
・製  作  デヴィッド・マイケル・ラット
・製作総指揮 デヴィッド・リマウィー
・音  楽  カイス・アラトラッキー
       ブライアン・ラルストン

『0276 バトル・オブ・ロサンゼルス』ウラ面

【キャスト】
・ニア・ピープルズ「奪還DAKKANアルカトラズ」(五十嵐麗)
・ケル・ミッチェル(鶴岡 聡)
・ジェラルド・ウェブ「メガ・シャークvsクロコザウルス」(古田信幸)
・ディラン・ボックス(鈴木正和)
・テレサ・ジューン・タオ(冠野智美)
・ティム・アベル
・ダリン・クーパー

【仕  様】
・型  番  PWAD-2440
・製作年度  2011年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  BATTLE OF LOS ANGELS
・収  録  92分
・音  声  1.オリジナル <英 語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.デカ字幕
・サ イ ズ  16: 9 ビスタ
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・発  売  プライムウェーブ・ネクシード株式会社
・販  売  プライムウェーブ・ネクシード株式会社
・映像特典  予告編収録

【ジャケット】
・オモテ面:地球はもう 人類の物ではない
・ウラ面 :「世界侵略:ロサンゼルス決戦」「スカイライン-征服-」
      2011年最大の注目ジャンル=エイリアン侵略SFアクション超大作!!
        1942年 ロスを襲った未確認飛行物体
        ヤツらは戻ってきた 今度は容赦なき侵略者として
        迎え撃つアメリカ軍 決戦の地はロサンゼルス
        人類の命運を賭けた 最後の闘いがはじまる!!

ジャケットのオモテ面は、実に素晴らしいイラスト。迫力満点。精細に描かれた空中戦の様子にはワクワクさせられる。見事だと思う。
……イラストで描けて、どうして本編で描けないのだろう。不思議だ。(笑)
ウラ面も、なかなか良いデザイン。巨大な宇宙船に、迎え撃つ戦闘機、逃げる3人の兵士。左には取り込み画像が並んでいる。ちょっと選択された画像がショボいが、ま、本編もこんなものなので、仕方ないだろう。
キャストの顔が一枚も出て来ないのも、或る意味、正解かも知れない。(笑)

【感  想】
「愛しのB級SF映画」

1942年、第2次世界大戦が勃発して間もない頃、夜空に現れた光を、日本軍が襲撃に来たと勘違いしたアメリカ軍が、対空放火を浴びせた――。
ところが、日本がロサンゼルスに空襲を仕掛けた事実はなく、あれは未確認飛行物体=UFOだった、というのが、まことしやかな都市伝説として広まっている。(らしい)

知ってはいたが、たいして面白い話でもないので気にもとめていなかった。それが、こんなB級映画で“再会”するとは、思ってもいなかった。(笑)
そんな嘘のようなマコトの話しをバックボーンに、本作品は作られている。あの時のUFOの親玉がやって来て、人類に攻撃を仕掛けるというストーリー。いろいろ辻褄が合わなかったりするのだが、何だか、それが愛おしくなる作品だった。(私だけ?)

監督は、駄作『アバター・オブ・マーズ』を撮ったマーク・アトキンズ。だいぶ腕を上げましたね。(笑)
下手は下手だけど、スピード感もあるし、カメラが多彩だったのには驚いた。だいぶ勉強したらしい。
やや自己陶酔っぽいが、スタイリッシュなロング・ショットやハイスピード撮影も自信を持って使っている。
単に、覚えたてのスキルを使いたいだけなのかも知れない。

面白いのは、クリストファー・レイが、ライン・プロデューサーとしてクレジットされていること。クズ映画の巨匠フレッド・オーレン・レイ監督の息子で、低級映画『スカイ・ファイター』の監督さんだ。
どんな仕事をしているのだろう。気になる。(笑)

――或る日、ロサンゼルスに巨大な宇宙船が飛来する。迎撃に出た米国空軍はあえなく壊滅。基地も破壊され、残された兵士たちは、反撃のチャンスをうかがう。
そこに現れたのは、1942年の“ロサンゼルスの戦い(バトル・オブ・ロサンゼルス)”で行方不明になったロジャース大尉だった。
兵士たちは、本部の命令を受け、彼を“マジェスティック12”に連れて行くことになる。
……というお話し。

マジェスティック12――、これがまた、好事家が大好きな都市伝説。12人の専門家からなる秘密組織。ハリー・トルーマンが作ったと言われている。胡散臭いこと極まりないのだが、なかなか面白い。
このMJ-12 の戦闘員(?)として登場するのが、ニア・ピープルズ。もっと若いかと思っていたら、意外とお歳を召されていたので驚いた。考えてみれば、ショーン・S.カニンガム監督の『ザ・デプス』から22年後の作品だもんね。それにしては、体型も維持してるし、お尻もキュートだった。(笑)

話が横道に逸れたが、MJ-12 の施設が後半の舞台なのに、設立メンバーの12名について言及されなかったのは、残念だった。面白いエピソードを披露して欲しかったな。(笑)
そう、ローランド・エメリッヒ監督の『インディペンデンス・デイ』では“エリア21”が反撃の拠点となった。その模倣である本作品では、MJ-12 が登場し、墜落した宇宙船を研究したり、宇宙人を捕虜にしたりしている。
墜落から60年以上、随分と長生きの宇宙人だ。長寿の秘訣を聞きたいものだ。(笑)

考えてみれば、本作品は『ID4』と、よく似ている。宇宙人の宇宙船でマザーシップを倒しに行くところまで同じ。
タイトルから推して、てっきり『世界侵略:ロサンゼルス決戦』の劣化コピー版かと思っていたが、違った。(苦笑)

まぁ、これだけいろいろと詰め込まれると、無条件で楽しいから善しとしよう。
宇宙船と戦闘機の空中戦、対空迎撃からヘンテコなロボットや小型マシンとの地上戦、タイムスリップ、秘密組織に秘密の施設、捕獲されたエイリアンと宇宙船、カタナを振り回す女性戦闘員、口の悪い女性パイロットも出て来るし、リボルバーで宇宙船を撃ち落とす司令官……。本当にオモチャ箱のようだった。(クライマックスのCGは、かなりチャチいけどね)

B級映画マニアの方にだけ、オススメ!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.01.05 07:21:09
コメント(0) | コメントを書く
[SFアクション映画] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X