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B級映画ジャケット美術館

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2017.05.29
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0786 女泥棒/サバイバル・ランナウェイ

『0786 女泥棒/サバイバル・ランナウェイ』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本・音楽・撮影・編集
  クレイグ・マクマホン「JIGSAW/デス・マシーン」
・特殊効果・衣装 サラ・キャサリン・レンショウ
・製  作  セシル・チャンバーズ
       ナーサン・ヒル
       クレイグ・マクマホン

【キャスト】
・PJ(本名陽子)…………サラ・オー
・ペリー(桐本琢也)………マイク・ラナーロ
・ジーナ(浅野まゆみ)……エイブラ・メイ
・カレン(いのこざゆき)…ジョアンナ・ケー
・ドリアン(石川綾乃)……クリステン・アイリーン
・モーガン(真田アサミ)…デライナ・スティーヴンス

『0786 女泥棒/サバイバル・ランナウェイ』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ALBTS0056
・製作年度  2009年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  The Crypt
・発  売  アルバトロス株式会社
・販  売  アルバトロス株式会社
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・リリース  ----
・収  録  84分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコ
・音  声  1.オリジナル <英 語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語デカ字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用
・映像特典  1.予告編

【ジャケット】
・オモテ面:迷宮のカタコンベ!
      死にたくなければ
      逃げまくれ!!
・ウラ面 :逃げる女泥棒!
      追いかける死霊!
      問答無用のサバイバル・チェイス!
        心拍数バースト寸前!
        全米を震撼させた
        ホラー・アクション遂に日本解禁!!

本編を観た後だと、煽り文句が空々しい。(溜息)
それに、アルバロスにしては、ジャケットの出来映えが悪い。だいたいオモテ面のイラストは何? 4人の女性が描かれているけど、どなたも本編には登場しません。(笑) 背景は、頭蓋骨が積み重なった壁だけど、そんなカットは1秒たりともありません。みなさんが持っているような宝石も出て来ませんな。
『女泥棒』という邦題にはセンスを感じる。昔のフランスのアクション映画みたいではないか。(笑)
でも、それを本作品で使っちゃうのは、もったいなかったな。もっとちゃんとした作品で使って欲しかった。(苦笑)

『0786 女泥棒/サバイバル・ランナウェイ』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「(『死霊のはらわた』×『ディセント』+『血のバレンタイン』)÷3-300万ドルくらい=本作品(笑)」

何とも中途半端な作品だった。ホラーなのかアクションなのか、ビミョーに腰が落ち着かない。たぶん、これはジャケットのイメージに引きずられているからだろう。そうでなくとも、カットが足りず、暗転や音響効果で逃げているのでリズムが悪い。セットや小道具、特殊メイクはそこそこ整っているので、これは頭の悪い監督さんの責任だと思うな。(溜息)

――恋人のペリーが出所し、喜ぶPJ。けれど、“ムショ帰り”にロクな仕事は見つからない。リサイクル工場に就職できたとはいえ、「他人のゴミ漁りをして一生を終えるのか」と、当の本人は鬱々として楽しまなかった。
そこへジーナがオイシイ話しを持って来る。地下墓地に眠る遺体の宝飾品をいただこうという計画だ。一度は断ったものの、ひと山当てたいペリーに説得されて、PJらはジーナが率いる女泥棒グループとともに地下墓地へと向かう。
順調に納棺室まで辿り着いた彼らは、思惑通りにお宝を手にすることが出来た。しかし、何者かによって出口が塞がれてしまう。然も、得体の知れない影がつきまとい、仲間が1人、また1人と暗闇へと姿を決して行く。
……というお話し。

よほど予算がなかったのか、地下墓地に侵入する計画を話していたと思ったら暗転、次のカットでは既に入口まで辿り着いている。(笑)
入口が崩れて塞がってしまうシーンは撮れず、音響効果で誤魔化す。よくある手だが、音もショボいときた。
死霊が何体か出て来る。メイクは頑張っていたが、あまり動けないご様子。それに、やたら首を絞めたがる。そうだよねぇ、刃物で斬ったりすると血糊や特殊メイクでお金がかかるもんねぇ。(苦笑)
PJがペリーを探しに戻るシーンでも地下墓地への入口は描かれない。セットを組む予算もないし、適当なロケ地も見つからなかったんだろうなぁ。
ロジャー・コーマンのように“あるもので頑張る”のではなく、“撮らない”という選択したところに、本作品の貧しさがある。情熱が足りないよ。

そのクセ、オープニングの墓泥棒のシーンは丁寧に撮っている。ここでドロボー君が手にした指輪が、後にジーナが皆を墓泥棒に誘うシーンで出て来る。見せびらかすのだが、どうやって彼女がそれを手に入れたのか不明だし、それが何の伏線にもなっていない。死霊たちが犠牲者をおびき寄せるために仕組んだのかと思ったが、そうでもないらしい。意味不明だ。

序盤の車泥棒の場面も不必要だな。本筋には絡まないし、少年が巻き添えで死ぬのもいただけない。「見られたら困るでしょ!」と、死んだ少年に何かをかぶせて見えなくするのも意味が分からない。車を停めて救護しろよ、と思ってしまった。まして、運転しているのは、母親のようだし。そもそも車泥棒の現場に自分の息子を連れていくなよ。(怒)

思うに、セリフが噛み合っていないし、イマジナリーラインも合っていないところからすると、撮影が終わらなかったのではなかろうか。予算切れで取り上げられてしまった、とか……。本当なら“アラン・スミシー”なのだろうけど、誰も後を引き継がないし、追加撮影の予算も出ないから、会社が勝手に仕上げてリリースしたように見える。
それくらい中途半端な出来映えの作品だった。

パワフルに襲って来る死霊、全速力で逃げる女泥棒たち、汚れ、傷つき、血まみれになって戦う姿を想像していたが、とんだ期待ハズレでした。(溜息)

ザンネン!





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Last updated  2017.05.29 06:14:15
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