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2018.06.27
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カテゴリ:コメディ映画
1180 グッド・ガール


※オモテ面

【スタッフ】
----

【キャスト】
・ジェニファー・アニストン
・ジェイク・ギレンホール
・ジョン・C.ライリー


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  PDSV-10241
・製作年度  2001年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  THE GOOD GIRL
・発 売 元  パラマウント ホーム エンタテインメント
        ジャパン株式会社
・販  売  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  戸田奈津子
・吹替翻訳  斧 由香
・吹替監修  ----
・吹替演出  蕨南勝之
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 89分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.オリジナル(英語)ドルビーサラウンド
       2.日本語吹替ドルビーサラウンド
       3.音声解説(英語)ドルビーサラウンド①
       4.音声解説(英語)ドルビーサラウンド②
・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
       3.音声解説(日本語字幕)①
       4.音声解説(日本語字幕)②
       5.吹替用日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       レンタル専用
・映像特典  1.監督ミゲール・アテタと脚本、
         コーニー役マイク・ホワイトによる
         音声解説①
       2.ジェニファー・アニストンによる
         音声解説②
       3.もうひとつのエンディング
       4.削除シーン
       5.NG集


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:“One of the Year’s Best Films”
      ----Los Angeles Times
      “It’s a Winner!”
      ----The New York Times
      “Sly,Comic and Touching”
      ----Rolling Stones
        サンダンス映画祭
         プレミアム・セレクション作品
        ロサンゼルス国際映画祭
         特別上映作品
・ウラ面 :“繊細で人間味あふれるコメディ”
      (エンターテインメント・ウィークリー誌)

まるで、オシャレで素敵なロマンチック・コメディのようなジャケットだが、実際は、身勝手な女のフザけた不倫映画。私には、コメディに見えなかったし、オシャレでもなかった。
こういう売り方をしちゃ、ダメだろ。(溜息)
本国のポスターデザインも、ほぼ同じレイアウト。色味が白地にブルーになっている。まだ、その方が、良いかな。(笑)

【感  想】
「床下に埋めたくなる女」

ヒドイ作品だった。(溜息) 監督さんが、本作品を通じて何を伝えたかったのか、私には理解出来なかったし、感情移入も出来なかった。胸クソ悪いフラストレーションだけが残った。
幸いなのは、収録時間が86分しかないってトコ。正味80分程度で済んだ。この短さだけが、本作品の最も優れたところかも知れない。(苦笑)

――テキサスの田舎町。ディスカウントストアで働くジャスティンは、退屈な日常に追いつめられていた。塗装屋の夫は申し訳程度の仕事しかせず、家では雇い人のババとマリファナばかり吸っている。
ストアの仕事仲間も気がおかしくなるくらい変な連中ばかりだ。そんなある日、ジャスティンは、新しく入ったホールデンに惹かれ、つい関係を持ってしまう。
しかし、文学青年の欲求は次第に激しくなり、持て余すようになる。家庭や社会に不満を持つ彼の考え方は、共感できるものの、あまりに幼稚だった。
ジャスティンは、不倫の現場をババに目撃され、決断を迫られることになる。
……というお話し。

ジャスティンは、中毒死を狙って道端で買ったブラックベリーをホールデンに食べさせたり、ストーカー被害を装って両親に精神病院への入院を勧めたり、イヤな女の姿を見せて行く。挙げ句、彼女と駆け落ちしようと強盗したホールデンの居場所を密告しちゃうし、そのせいで彼が自殺しても、平然と日常を送ってしまう。ヒドイ女だ。
それに、旦那の親友に「バラすぞ!」と脅されて口止めのためにHしたり、いつの間にか妊娠していて赤ん坊を生んじゃうし、「なんだコイツ?」ってカンジ。私なら銃で撃ち殺して床下に埋めちまうな。(苦笑)

床下に埋めたくなる女、ジャスティンを演じるのは、ジェニファー・アニストン。人気TVシリーズ『フレンズ』でメインキャストの1人だった。

ジャスティンと不倫関係になる作家を“夢みるだけ”のホールデンを演じるのは、ジェイク・ギレンホール。身勝手で頭の中にはHしかない若者を演じて上手かった。
J.D.サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の主人公の名前を借りて、自ら“ホールデン”と名乗るイタい青年。中学生くらいなら解るが、二十歳を過ぎてこれじゃあ、将来性はないな。

ジャスティンの仕事仲間のシェリルを演じるのは、ズーイ・デシャネル。彼女の名前もサリンジャーの『フラニーとズーイ』にちなんでいる。(これはホント) 下ネタ満載のアナウンスをしたり、客にケバいメイクをしたり、本作品で唯一面白いキャラだった。それに、彼女の存在感は抜群だった。(♪)

ちなみに、ホールデンの母親役にロクサーヌ・ハートが出演している。ラッセル・マルケイ監督の『ハイランダー/悪魔の戦士』でヒロインを演じた女優さん。『パルス・ショック』や『オールド・イナフ/としごろ』等で80年代に人気があった。

田舎町の閉塞感とか、女性の自立とか、監督さんとしては、何か表現したいことがあったのかも知れない。でも、最後まで何も伝わって来なかった。
それよりも、子供を作れない旦那と、誰の子かも判らない赤ん坊を育てて行くジャスティンの姿に忌避感を覚えた。だいたい、何のお咎めもなしにフツーに日常生活を送れるなんて、おかしくないか?
確かに、彼女は犯罪を犯したわけじゃない。でも、社会的な制裁を受けるべき裏切り行為を多々おかしているのだ。野放しはマズイだろ。(苦笑)

エンディングでも、自分の心を見つめる目でベッドに横たわっていた。そのうち、自分の子供すら捨ててしまうのではないか、と思ってしまった。後味が悪かった。(溜息)

私には全く共感も出来なければ理解も出来ない作品だった。オススメ致しません!





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Last updated  2018.06.27 06:25:51
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