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カテゴリ:サスペンス・スリラー映画
1300 コンプリート・ブロンド
![]() ※オモテ面 【スタッフ】 ・監督・脚本 ニコラス・カリコワ ・製 作 ショーン・C.コヴェル ・脚 本 ウォーレン・トーマス クリス・ワイアット ・撮 影 マーク・アーウィン ・音 楽 ウェイン・クレイマー 【キャスト】 ・カーリー・ポープ「エリジウム」 ・サミーラ・アームストロング ・ディオラ・ベアード 「テキサス・チェーンソー・ビギニング」 ・ブライアン・トーマス・スミス ・ジョン・リス=デイヴィス「ロード・オブ・ザ・リング」 ![]() ※ウラ面 【仕 様】 ・型 番 LBXC-109 ・製作年度 2012年 ・製 作 国 アメリカ ・原 題 CONCRETE BLONDES ・発 売 元 ジャスティ ・販 売 元 ファインディスクコーポレーション ・提 供 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 ---- ・吹替翻訳 ---- ・吹替監修 ---- ・吹替演出 ---- ・日本公開 ---- ・リリース ---- ・収 録 本編 98分 ・サ イ ズ 16: 9 ビスタ ・音 声 1.オリジナル <英語> (Stereo) ・字 幕 1.日本語字幕 ・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、DVD、 NTSC 日本市場向、無許諾レンタル禁止 ・映像特典 ---- ![]() ※ディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:キレてる女(ブロンド)に手を出すな ・ウラ面 :狙いは$3,000,000!! 最高にエロかっこいい レディ・クライム・アクション!! 銃を持った下着姿の女3人が中央に描かれている。背景は、都市の俯瞰図に割れたガラス。均衡が崩れた状況を表現しているのだろう。なかなか良いイラストだ。真ん中の女性が目線を下に向けているところも、雰囲気がある。たぶん、彼女がクリスだ。左側がタラ、右側がサミってことだろう。残念ながら顔立ちが、あまり似ていない。(苦笑) もちろん、本編中にこんなシーンは出て来ないが、いい出来映えだ。 ウラ面は、ちょっとガチャガチャした印象。わりと動きのあるデザインで、使われている画像のチョイスも悪くない。惜しむらくは、物語の中心にいる女3人が明確に分かるデザインでないこと。うーん、惜しいっ! 【感 想】 「Iを描くならHがないとね」 こう言っては何だが、意外と良く出来た作品だった。(笑) 正直なところ、全く期待していなかったので、嬉しくなってしまった。(だから評価は甘めですので、念のため) 面白いのは、チャプター(章)ごとに視点を変えているところだと思う。その都度、若干時間が巻き戻されるので、スピード感には欠ける。でも、観客に状況の変化を見せておいて、後から説明する手法は、ちょっとクラシックで魅力的だ。 ――会計士のクリス、料理人を夢見るタラ、ダンサーのサミ。女3人はルームシェアをしていたが、家賃は、固定収入のあるクリスに頼りっきりだった。 ところが或る日、タラとサミが大金の入ったバッグを持って帰って来る。2人は、場末の倉庫でマフィアの抗争現場に遭遇、折り重なる死体の間に現金の詰まったバッグを見つけたのだ。中身はカナダドルで 300万。大金だ。 浮かれるタラとサミに、クリスは、ほとぼりがさめるまで貸し倉庫に隠しておくことを提案して、3人が別々に鍵を持つことになる。 これで安心だったが、サミが独り占めしようと恋人に話しをしたことから、少しずつ事態が綻び始める。 ……というお話し。 「サバイバリストに育てられた戦闘のプロ」という笑ってしまう過去を持つクリス役を演じるのは、カーリー・ポープ。後半は精悍な顔つきを見せるので、なかなか説得力があった。わりと良い女優さんかも知れない。 ポール・ジラー監督のTVM『YETI/イエティ(08)』でも主演、OV『S.W.A.T./闇の標的(11)』で名前のある役を貰い、『エリジウム(13)』では端役に落ちた。(苦笑) 最近はTVシリーズに準レギュラで出演しており、そこそこネームバリューが出て来た。 クリスの恋人タラ役を演じるのは、サミーラ・アームストロング。“ネコ”役だな。 2006年にルーシー・リュー主演のバンパイア映画『ブラッド』やリンジー・ローハンが主演した『ラッキー・ガール』、マックG製作の『DEATH GAME/デスゲーム』に出演していたが、どちらかと言えばTV畑の方でレギュラを持っている。 トラブルの元凶であるサミ役を演じるのは、ディオラ・ベアード。『最‘恐?!’絶叫計画(09)』や『30デイズ・ナイト2/ダーク・デイズ(10)』でメインキャストを演じたが、あまりパッとしない。 でも、背が高くてスタイルが良くて落選したプレイメイトみたいな顔をしている。(笑) 3人とも器量よしで目は楽しいが、惜しむらくは、クリスとタラの恋愛関係がキチンと描かれていないことだろう。前半で二人の濃厚なHを見せて、後半で「カラダだけじゃないんだよ」というところを見せてくれないと、ラストシーンが活きないではないか。(決して女同士のエッチが見たいわけではありませんので念のため) 女同士の騙し合いを鮮やかな編集で見せてくれたのは良いが、ラストに余韻を残したいのならあと一歩、踏み込んで描いて欲しかった。 もともとの 300万カナダドルの持ち主も登場しないし、ギリシャ人の顔役(ジョン・リス=デイビス!)のその後も描かれていない。あと10分、ランニングタイムを延ばしてでも、その辺りを充足させるべきだった。 洗練されていない作品だが、B級サスペンス映画としては、未公開にしておくには勿体ない作品だった。(笑) オススメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.25 06:45:39
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