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2019.02.03
XML
カテゴリ:邦画
1401 リアル鬼ごっこ3


※オモテ面

【スタッフ】
・原  作  山田悠介
      「リアル鬼ごっこ」(幻冬舎文庫/文芸社刊)
・監督・脚本 安里麻里
・製  作  林 裕之
・企画・プロデュース 柴田一成
 (『リアル鬼ごっこ』『リアル鬼ごっこ2』監督・脚本)
・プロデューサー 山口敏功
       大野貴裕
       鶴岡智之
・撮  影  田辺 司
・照  明  工藤和雄
・録  音  長部 彰
       松原安穂
・美  術  岩本浩典
       安宅紀史
・スタントコーディネート 小池達朗
・音  楽  堤 博明
・V F X  小林真吾
・衣  装  井手珠美
・ヘアメイク 長井沙也香
・編  集  小澤 謙
・助 監 督  大峯靖弘
・制作担当  小沢禎二
・キャスティング 北田由利子
・主 題 歌  黒崎真音
 「鳴り響く鼓動の中で、僕は静寂を聴く」
 (ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント)
・制  作  セディック ドゥ
・製  作  ジェネオン・ユニバーサル・
                 エンターテイメント

【キャスト】
・山崎賢人
・岸田タツヤ
・山谷花純
・森田直幸
・山本浩貴
・遠藤雄弥
・中原翔子
・戸田昌宏
・高川裕也


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-3101P
・製作年度  2012年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  ジェネオン・ユニバーサル・
                 エンターテイメント
・販 売 元  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  2012年 5月12日(配給:サンクスラボ)
・リリース  2012.05.09.
・収  録  本編 96分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ
・音  声  1.日本語 (2.0chステレオ)
・字  幕  ----
・そ の 他  片面 2層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:私たちは、
      B型のいない平和な日本を目指します!
・ウラ面 :あの伝説は新たなる次元へ――
      新三部作、始動!
        全国のB型の皆さん、
        今度のターゲットはあなたたちです。

“佐藤さん”を減らす“鬼ごっこ”が、今度は血液型B型の人間をターゲットにして再始動。でも、ジャケットの出来映えは、ヒドイなぁ。(溜息) “鬼”が雨合羽をかぶったシリアル・キラーにしか見えない。
ちなみに、ウラ面の記載が面白かったので、転載します。(笑)

『リアル鬼ごっこ』新ルール
■ターゲットは、指定施設内にいるB型の国民。
■ターゲットは、施設外へ逃亡してはならない。
■期間は3日間。
■一回の鬼ごっこは1時間。実施回数は不特定。
■B型の手助け禁止。
 ターゲットを助けたものは、ターゲットとみなす。

「リアル鬼ごっこ」以前の日本人の血液型分布
               (出典:日本赤十字社)
・A型 40%
・O型 30.05%
・B型 20%
・AB型 9.95%

B型って、少ないじゃん。(笑)

【感  想】
「走れない男」

性懲りもなく『リアル鬼ごっこ』シリーズ3作品目である。ビデオ撮りのOVAらしい。
明らかに縮小均衡を図ったようで、随所でチープさを露呈していた。役者さんに有名どころが出ていないとか、“鬼”の衣装や小道具がみすぼらしくなったとか、言い出すとキリがないくらいだ。
もっとも悪い面ばかりでなく、パラレルワールドを描く予算がないので、単一の世界の出来事として描き、パラレルワールドは割愛されている。その方が、何倍もいい。脚本に力がないので、ヘタな謎解きなど無用である。やっぱり、シンプル・イズ・ベストである。

――或る日、王様のきまぐれで“リアル鬼ごっこ”が始まる。標的は血液型がB型の人間。つかまれば、死。他の血液型でもB型に協力すれば処刑される。期間は3日間。但し、鬼ごっこの任意の1時間だけ。サイレンが鳴り、鬼が解き放たれると、次のサイレンが鳴るまでB型は逃げ続けなければならない。
……というお話し。

なぜB型なのか、なぜ殺されるのか、理由の説明はない。この不条理さは「ホラー映画の醍醐味だ」と最近思っているのでOKだ。

――王様の放送が終わるや否やリアル鬼ごっこが始まる。学校は封鎖され、鬼が放たれて殺戮が始まる。HRをサボった主人公は、何が起きているのか分からない。何故か友人たちが殺されて行く。黒づくめのマスク男は何者? 自分も逃げなければ……。
……という展開。

演出の拙さはあるものの、後半への伏線も盛り込まれ、導入部分としては、まずまずの出来映えだった。監督の安里麻里さんが脚本も書いているので、イメージが熟成していたのだろう。この方、監督よりも脚本家向きのような気がする。

実際、幼稚なダイアログに辟易した前作に較べても、脚本の出来映えは、いい。かなり作り込まれている。回想シーンがリズムを崩すことなく挿入され、主要登場人物のバックグラウンドも明かされる。小品ならではの脚本だろう。(大きい作品で通用するかどうかは別問題)

面白かったのは、主人公は元陸上部のスプリンターのくせに、走ると動悸、息切れ、めまいがして倒れてしまうこと。(笑) 冗談でもギャグでもなく、真面目に倒れる。石田卓也くんの見事な走りっぷりを見て来た観客の立場からすると、意表をつかれた感じだ。まさか主人公が“走れない男”だとは思ってもいなかった。

この主人公スグルを演じたのは、山崎賢人くん。『麒麟の翼~劇場版『新参者』~』に出ていたらしいが、記憶にない。
根暗なイジメられっ子だったが、窮地に芯の強さを見せる女の子リノに山谷花純さん。『告白』や『悪の教典』に出演していたらしいが、こちらも記憶にない。(苦笑)
監督は前述した通り、安里麻里さん。『呪怨/黒い少女』のレビューをUPしなければ……。予算と時間がつけば、面白い作品を撮ってくれそうな気がする監督さんだった。

オススメ!





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Last updated  2019.02.03 05:30:06
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