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カテゴリ:邦画
1443 幽霊より怖い話 VOL.4
![]() ※オモテ面 【スタッフ】 ・企 画 叶井俊太郎 ・製 作 村上比呂夫 ・プロデューサー 大橋孝史 小野寺直樹 ・アシスタントプロデューサー 金子将之 ・監 督 寺内幸太郎 ・撮 影 種田史洋 ・製 作 カルチュア・パブリッシャーズ トルネード・フィルム 【キャスト】 『207号室の客』 ・相澤仁美 ・山下敦弘 『予知夢』 ・中川翔子 ・沢地優佳 ・長谷川加奈 ・下元あきら 『遺書』 ・中村 豪(やるせなす) ![]() ※ウラ面 【仕 様】 ・型 番 CPBA-1129 ・製作年度 2005年 ・製 作 国 日本 ・原 題 ---- ・発 売 元 「幽霊より怖い話」製作委員会 ・販 売 元 カルチュア・パブリッシャーズ株式会社 ・提 供 ---- ・発売協力 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 ---- ・吹替翻訳 ---- ・吹替監修 ---- ・吹替演出 ---- ・日本公開 ---- ・リリース 2005.11.03. ・収 録 本編 70分 ・サ イ ズ LB ヴィスタサイズ ・音 声 1.日本語 <ステレオ> ・字 幕 ---- ・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC、DVD VIDEO、 RENTAL ONLY ・映像特典 ---- ![]() ※ディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:ほんとうに怖いのは 人間たちである ・ウラ面 :大ヒットリアルホラーシリーズ第4弾! 幽霊よりおぞましい戦慄から目を離すな! 警告!! 心臓の弱い方は 絶対に見ないでください。 さてさて、4本目のジャケットには、粗い女の子の顔の画像が使われている。目には生気がなく、むくれた顔だ。「遺書」に登場した女の子だろうか? ハッキリしない。 ウラ面は、これまでと同様に、各エピソードからの取り込み画像がコラージュされている。そして、映画監督の白石晃士さんのコメント。フェイクドキュメンタリーの『ノロイ』や『オカルト』を撮った監督さんだ。なるほど、フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)である本シリーズの最後を飾るに相応しい人選だ。お見事!(笑) 【感 想】 「制作者の狂気」 OV『幽霊より怖い話』の4本目にして最終巻。ますます作り物っぽくなって、投稿者が体験した実話というスタイルが形骸化してしまっている。(溜息) 善意に解釈すれば、実際に投稿された体験談をベースにしてはいるが、そのままでは華がないので見映えが良いように、脚本家によって大胆に脚色されてしまったとも考えられる。つまりは、ホラー作品として面白さを追求するあまり改変、誇張が行き過ぎたということだ。 そこにあるのは、制作者たちの狂気だろう。 ■.第1話 207号室の客 派遣型の風俗店で働く女子大生が、シャワーを浴びて出て来ると、客の姿がなく、TVには監視映像が映っていた。そこに映っていたのは、毒を盛られて死んで行く風俗嬢の姿だった。ビデオと同じように差し出されたジュースを飲んだことを思い出した彼女はパニックに陥る。 ……というお話し。 出来の悪いシチュエーション・スリラーだった。『SAW/ソウ』や『ジグソー』なんかを観て感化されて書いた脚本って感じ。 主人公の風俗嬢を演じた女の子は、おっ○いが大きくていいなぁ。それだけの作品でした。おそろしくお芝居がヘタだったのは、相澤仁美さん。メイキングで「初めて」のお芝居と言っていた。(道理で……) ■.第2話 予知夢 試験勉強中にうたたねをして見た悪夢が、一家三人惨殺事件の予知夢だったことを知った女子大生。再び見た夢の通りに友人を亡くしてしまったことを契機に、眠ることが怖くなってしまう。けれど、一瞬のうたた寝でまたもや悪夢にうなされる。然も今度の被害者は自分だった。 ……というお話し。 どんでん返しを狙った脚本に笑ってしまった。お決まりの展開だし、殺人鬼に間違われてあまりに可哀想な電気屋さん。(笑) 主人公の女子大生を演じたのはタレントの中川翔子さん。彼女も女優さんには向かないなぁ。 ■.第3話 遺書 家賃回収代行をする会社に勤める男が、或る借家に向かう。1年も家賃を滞納している上、家長はおかしな人らしい。 玄関のドアをノックするが応答がなかった。声を掛けても返事がない。カギは施錠されておらず、男は恐る恐る家の中に入った。誰もいないらしい。 ふと見ると、居間の卓袱台の上に紙が束ねられていた。広告の裏紙だが、そこには拙い字で「いしよ」と書かれていた。 思わず、男は遺書を読み始める。 ……というお話し。 こちらも、どんでん返しを狙った1話。でも、これは無理があるんじゃないの? 或いは、キャスティングの失敗でしょ。 幼い女の子が殺されてしまうのだが、お腹が呼吸で上下しているのが撮されている。折角、死んでるお芝居をしてるんだからさ、アングルを変えて見えないようにするとか、工夫しろよと思ってしまった。 本編の出来映えは、ワイドショーの再現VTR程度。決して、褒められたものではない。 けれど、「投稿者の実体験を映像化した」というコンセプトは心霊系のオリジナルビデオと同様に、或る種のモキュメンタリーだ。興味深い。 オススメできる内容ではないが何か惹かれるものを感じる方はどうぞ!(あくまでも自己責任でお願いします) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.17 05:30:07
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