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2019.04.20
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カテゴリ:韓国映画
1477 コックリさん(2004/韓国)


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 アン・ビョンギ「ボイス」「友引忌」
・製作総指揮 チョン・オククァ
・製  作  キム・ヨンデ「ボイス」「友引忌」
・美  術  チョン・ソンウォン「ボイス」「友引忌」
・撮  影  キム・ドンチョン
・特殊メイク キム・ヒスク「THREE/臨死」
・照  明  キム・ゲジュン

【キャスト】
・イ・ユジン役:イ・セウン(優香)
・イ・ウンジュ役:キム・ギュリ
         「リベラ・メ」「友引忌」(戸田菜穂)
・キム・インソク役:イ・ユリ
・ハン・ジェフン役:チェ・ソンミン
          「永遠の片思い」「スキャンダル」
・ホギョン役:チェ・ジョンユン
・特別出演:ウン・ソウ「ボイス」


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  12DRJ-20129
・製作年度  2004年
・製 作 国  韓国
・英  題  Bunshinsaba
・発  売  ハピネット・ピクチャーズ
・販 売 元  ハピネット・ピクチャーズ
・製作・配給 ----
・価  格  12,000円(税抜)
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替版制作 ----
・吹替演出  ----
・日本公開  全国劇場公開作品
・リリース  ----
・収  録  本編 92分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.韓国語 ドルビーデジタル
         5.1chサラウンドEX
       2.韓国語 DTS-ESサラウンド
       3.日本語 ドルビーデジタル
         5.1chサラウンド
       4.韓国語 ドルビーデジタル
         2.0chステレオ
         (オーディオコメンタリー)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
       3.オーディオコメンタリー用字幕
・そ の 他  片面 2層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC、
       DOLBY DIGITAL SURROUND EX、dts-ES
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  1.日本版劇場予告編
       2.オリジナル劇場予告編
       3.監督&主演女優による
         オーディオコメンタリー


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:日本震撼!
        たった1度の
        〈禁断の遊び(コックリさん)〉は、
        〈永遠に続く恐怖〉へと変わる。
・ウラ面 :「友引忌」「ボイス」のアン・ビョンギ監督が
      描く《絶対恐怖》最恐のホラームービー!!
        コックリさん、
        コックリさん、
        オイデクダサイ…

“コックリさん”にも様々なバージョンがあるようで、国や地方によって遣り方が異なる。ジャケットのオモテ面は、2人でやる時のバージョン。その後ろに、主演女優2人の顔の画像があしらわれている。片や睨み、片や恐怖におののいている画像だ。このデザインが、本作品のネタバレになっている。色調を青で統一し、タイトルとクレジットを赤にして際立たせている。ホラー映画としてはオーソドックスだが、良い出来映えだ。
ウラ面は、イ・ユジン役のイ・セウンの目を見開いた画像が右上に使われていて、インパクトがある。左側には、テーブルを挟んだ男女3人の画像に「コックリさん、コックリさん、…」と呪文が重ねられているが、決してコックリさんをしているところではありませんので、お間違いありませんように。(笑)
この頃、韓国映画は人気が高かったし、ホラー映画は陸続と封切られていたから、リリースする方も力がこもっていた。だから、ジャケットの出来映えも、いい。
この後、韓国のホラー映画は程なく底を尽く。次第に粗雑な作品が日本で紹介されるようになって、評価を落としていくことになる。たぶん、本作品くらいまでが、充実期だったような気がする。(苦笑)

【感  想】
「正直、失敗作です」

退屈な作品だった。“コックリさん”なんか関係ないじゃん。おかげで、幾度か睡魔に負けてしまいました。A^_^;

それにしても、出演者がみんな同じ顔に見えるのは、私だけ? 歳をとったせいか? うーん、キャラクタの描き分けが出来ていないような気がするな。(溜息)

ストーリーもどこかで聞いたような話しで、本作を観ながら『アイ[EYE]』を思い出していた。
唐突に30年前の魔女狩りの因果を説明されたって、「あーそうですか」という感想しかない。説明がすべて回想シーンというのも、どうかと思う。現在との関わりが希薄になる分、印象が薄くなる。演出も冴えていなかったしね。もう少し掘り下げて、脚本も演出方針も整理するべきだった。明らかに練り込みが足りない。
そもそも“村”というわりには閉塞感が描かれないから緊迫感も説得力も、いまひとつ。お洒落なカフェ(?)も出て来るし、女子高生も大勢登場し、どこが村なのかサッパリ分からない。緑の多い郊外型の新興住宅地みたいだ。そんな環境でオドロオドロしい因習の話しをされても、ちっとも怖くない。それに、女優サンが下から上目づかいに睨んで来る画が頻繁に出て来るけど、これもなんだかなー。
カメラのボケ味を活かした演出も随所に見られたけど、効果的じゃなかった。残念。

ラストシーンも劇場版『呪怨2』を彷彿させたけど、いつまでもあちこちからパクったツギハギ作品を作っていては、観客にあきられますよ、監督サン。

前作の『ボイス』はそこそこ観られたけど、本作をもう一度観ることはないだろうなぁ。友人に薦める気にもならない。(嘆息)





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Last updated  2019.04.20 05:30:07
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