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カテゴリ:デザスター映画
1504 2012 [ブルーレイ]
![]() ※オモテ面 【スタッフ】 ・監 督 ローランド・エメリッヒ ・製 作 ハラルド・クローサー 他 ・脚 本 ローランド・エメリッヒ ハラルド・クローサー ・撮 影 ディーン・セムラー ・音 楽 ハラルド・クローサー ・エンディング・テーマ アダム・ランバート “Time for Miracles” ![]() ※ウラ面 【キャスト】 ・ジャクソン・カーティス……… ジョン・キューザック(家中 宏) ・エイドリン・ヘルムズリー…… キウェテル・イジョフォー(中井和哉) ・ケイト……………………アマンダ・ピート(林真里花) ・カール・アンハイザー………… オリヴァー・プラット(石住昭彦) ・ローラ・ウィルソン…………… タンディ・ニュートン(藤 貴子) ・トーマス・ウィルソン………… ダニー・グローヴァー(佐々木敏) ・チャーリー・フロスト………… ウディ・ハレルソン(安原義人) ![]() ※ご案内 【仕 様】 ・型 番 BLU 60620 ・製作年度 2009年 ・製 作 国 アメリカ ・原 題 2012 ・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ・販 売 ---- ・提 供 ---- ・価 格 5,243円+税 ・字幕翻訳 松崎広幸 ・吹替翻訳 佐藤恵子 ・吹替版制作 ---- ・吹替演出 ---- ・日本公開 ---- ・リリース 2010. ・収 録 約 158分 ・サ イ ズ HDワイドスクリーン (2.40: 1) 1920x1080p ・音 声 1.DTS-HD MasterAudio 5.1chサラウンド オリジナル(英語) 2.DTS-HD MasterAudio 5.1chサラウンド 日本語吹替 ・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 ・そ の 他 2層、COLOR、MPEG-4 AVC、 DOLBY DIGITAL、 ABC 日本市場向、Blu-ray Disc、 レンタル禁止 ・映像特典 1.マヤ暦 インタラクティブ・ゲーム 2.マヤ暦 イントロダクション 3.ローランド・エメリッヒのビジョン: ピクチャー・イン・ピクチャー (BONUS VIEW) 4.ローランド・エメリッヒ(監督脚本) とハラルド・クローサー(共同脚本) による音声解説 5.未公開シーン集(5種) 6.もう1つのエンディング 7.メイキング・ドキュメンタリー集 ・世界の終わりの映像化 ・大作映画の巨匠:ローランド・エメ リッヒ ・世界の破滅を裏付ける科学 ・世界の終わりを体験した俳優たち 8.ミュージック・ビデオ:アダム・ラン バート“Time for Miracles” 9.BD-LIVE 10.予告編集 ![]() ※ビクチャディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:---- ・ウラ面 :2012年12月21日――世界が終わる。 全世界60億人が直面する「世界終末 の日」。その時、あなたは――。 今回は、本作品と『ホワイトハウス・ダウン』のブルーレイ2本組。アウターケースではなく、帯を巻いてシュリンクしただけの簡易な仕様だった。 ジャケットのオモテ面は、崩壊するロサンゼルス、脱出するセスナ機。本編のイメージを精確に伝えている。いいイラストだが、ちょっとインパクトに欠けているのは残念。(笑) ウラ面には、ホワイトハウスを襲う津波が描かれている。 『デイ・アフター・トゥモロー』もそうだったが、登場の人物の顔写真1枚すらないジャケットの作りは、本作品がスターでみせる映画ではなく、圧倒的なスペクタクル・シーンでみる作品であるを如実に物語っている。 「いいジャケットだ」と締めたいところだが、やっばり素っ気ない感じがするなぁ。イマイチ!(♪) ![]() ※帯 【感 想】 「大騒ぎする情熱」 ローランド・エメリッヒ監督作品は、出来不出来にかかわらず、いつ観てもお腹いっぱいになる。(笑) ――太陽フレアの異常爆発で発生したニュートリノが地球に到達。核爆発のように地球を内側から熱し始める。これが続けば、内核が溶け、固定されていた地核が動き始める。数年後には大惨事が訪れるのは必至だ。 人類滅亡の危機を知った米国大統領ウィルソンは、G8で集まった先進諸国に密かに協力を求める。 ……というお話し。 粗筋だけなら『グランド・クロス』と大差ない。(笑) 内容的にも『日本沈没』の世界バージョンと言った風情。目新しい部分は特にない。 それでも、本作品がヒットしたのは、スペクタクル・シーンの圧倒的な迫力のおかげだろう。 R.エメリッヒ監督は、世界の終焉を静かに描いた『デイ・アフター・トゥモロー』とは正反対の方針で本作品の撮影に臨んだようだ。実にノー天気でガチャガチャとうるさい。(笑) 登場人物に緊張感もなければ、CGクルーにも集中力がない。物量にものをいわせたカンジ。とにかくスクリーンいっぱいに地面が隆起したり地割れしたりする。ビルが崩壊して瓦礫とともに人間が降る。火山が噴火して火山弾が雨のように降り注ぎ、海がそびえ立って山塊をも飲み込む。 有無を言わせぬデザスター(崩壊)シーンのオンパレードに脳内麻薬が大量に分泌され、観る者はカタルシスに酔いしれる。 そのため、クライマックスに用意されたスリリングな展開は、思い切り不発だった。(笑) 人間の良識ある決断や勇気ある行為は、大崩壊にはかなわないってことだろうか。 主人公は、売れない作家。販売実績は 500冊未満。自費出版のレベルだ。これで作家を名乗れるなら、私も本を書こうかな。名刺の肩書きに“作家”と入れたらカッコイイかも。(笑) 難しい顔をして酒を飲んで名刺を出せば、コンパニオンさんの1人や2人釣れるかも知れないな。 ――で、この主人公、子供も二人いるのに、怪しげなロシアの富豪に雇われてリムジン運転手で食いつないでいる。社会生活の不適格者だ。けれど、彼は、元妻とその恋人、子供たちを助けるために奔走する。彼の行動は無責任で、まるでコメディの登場人物みたいな設定だ。 何しろ、この主人公、クライマックスでは“船”に密航しようとして家族を危険にさらした挙げ句、“扉”を壊して乗客をも危機に陥れる。にもかかわらず、危機が回避されるやサッパリした顔でエンディングに登場する。「何だよ、そりゃ」と呆れてしまった。 まるで『サイレント・ワールド』シリーズに登場した無責任家族みたいだった。(笑) 演じるのは、ジョン・キューザック。元妻役が、アマンダ・ピート。大統領役にダニー・グローヴァー。超大作にしては、ちょっと地味な感じだ。 ――まぁ、人間ドラマは皆無だから、キャストの印象が薄いのも仕方ないのかも知れない。 それに、盛大なデザスター描写と無責任なストーリー展開の前じゃ、どんなハリウッド・スターもかなわない。 或る意味、世界が沈没しようって時に、『ディープ・インパクト』のように抽選で救助する人間を決めるのは非現実的だ。会社だって任意にリストラする人間を選ぶ。閉鎖する工場を選んだり部門を統合したりする。 先進国が結託して“箱舟”を作り、助ける人間を密かに選定するのは、とても現実的でリアルだった。 本作品で最も納得できたのは、この部分だったような気がする。 半分コメディのデザスター・ムービーは好みの分かれるところ。私個人としては、オススメにしておきたい。満腹になりました。御馳走様でした! 『1493 ユニバーサル・ソルジャー [ローランド・エメリッヒ監督作品〈DTS〉セット』 『1494 スターゲイト [ローランド・エメリッヒ監督作品〈DTS〉セット』 『1498 インデペンデンス・デイ [ブルーレイ]』 『1499 インデペンデンス・デイ/リサージェンス』 『0250 デイ・アフター・トゥモロー』 『0991 紀元前1万年 [ブルーレイ]』 『0172 ホワイトハウス・ダウン』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.17 05:30:06
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