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2019.08.29
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1608 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 5


※オモテ面

【スタッフ】
・製作総指揮 アンドリュー・W.マーロウ
       ロブ・ボウマン

【キャスト】
・リチャード(リック)・キャッスル…
          ネイサン・フィリオン(加藤亮夫)
・ケイト・ベケット……スタナ・カティック(湯屋敦子)
・マーサ・ロジャーズ…スーザン・サリヴァン(鳳芳野)
・アレクシス・キャッスル…
           モリー・C.クィン(羽飼まり)
・ハヴィエル・エスポジート…
           ジョン・ウエルタス(堂坂晃三)
・ケヴィン・ライアン…………
         シーマス・ディーヴァー(菊本 平)
・ラニ・パリッシュ…タマラ・ジョーンズ(平野夏那子)
・ロイ・モンゴメリー…
     ルーベン・サンチャゴ・ハドソン(小原雅人)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  VWDS2546E
・製作年度  2009年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  CASTLE
・発 売 元  ウォルト・ディズニー・スタジオ
                     ・ジャパン
・販  売  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  加藤亜弓
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  86分( 2エピソード収録)
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英 語 (5.1ch/ドルビーデジタル)
       2.日本語 (2.0ch/ドルビーデジタル)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、
       DVD VIDEO、無許諾レンタル不可
・映像特典  『リベンジ シーズン1』第1話


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :EPISODE 9 「消えた幼女」
        姿なき女の子――
      EPISODE10 「始まりへの最終章」
        ビニールテープで変貌した
        形成外科医――


※Vol. 6/BONUS DISC ジャケット(オモテ面)


※Vol. 6/BONUS DISC ジャケット(ウラ面)

本シリーズで唯一気に入らないのは、各話の日本語のエピソード・タイトル。第 1話「新コンビ誕生」は、まだ許せる。“新コンビ”って表現は、変だと思うが、まぁ、言わんとしていることは理解できる。第 2話「殺されたベビー・シッター」はストレートに最初の事件を現しているし、第 3話「危険な遊び」も有りがちだが悪くない。第 4話「絨毯にくるまれた死体」も、そうだな。
でも、第 5話「凍りついた肉体」つて……。何で“肉体”なんだ? 第 6話「キャッスルの弱点」もおかしい。
第 7話「血に飢えた宝石泥棒」と第 8話「浴槽に沈む謎の死体」も、悪くはない。“謎の”って何だよ?(笑)
第 9話「消えた幼女」の“幼女”ってのもタイトルに相応しくない。第10話「始まりへの最終章」も理解は出来るが、陳腐だ。
折角、セレブなミステリー作家が主人公なんだからさ、もっとオシャレなエピソード・タイトルを付けて欲しかった。(苦笑)


※Vol. 6/BONUS DISC ピクチャディスク

【感  想】
「呆気にとられた鮮やかさ」

第1シーズンが何故、10話しかないのか不明。全米脚本家協会のストライキ(2007~08)の影響かとも思ったが、それにしてはキレイにまとまっている。本シリーズのオンエアは2009年だから、多少の影響はあったとしても、話数を半分以上カットするとは思えない。やはり、何か別の理由があったのだろう。何となくだが、10話まとめてパイロット版のような気がする。(笑)

■.EPISODE 9「消えた幼女」
モンゴメリー部長に呼び出されたベケット刑事とキャッスル。FBIより先に幼女誘拐事件を解決してくれと言う。協力者としてベケットを指名して来たFBIの鼻をあかしたいのだ。2人は、捜査を開始する。
……というお話し。
ベケット刑事の元カレのFBI捜査官が登場する一編。キャッスルとの対決がコミカルに描かれるが、誘拐事件におけるFBIの対応としては物足りない。TVドラマとはいえ、その辺りはしっかりと描いて欲しかった。

■.EPISODE10「始まりへの最終章」
ベケット刑事の母親が殺された事件を極秘裏に調べていたキャッスルは、新たな事実をつかむ。単なる行きずりの犯行ではなかった。プロの仕事だ。然も、同様の犯行が過去にも記録されている。キャッスルは、新事実をベケットに伝えようか悩む。
……というお話し。
レッカー移動された車からストレッチフィルムに巻かれた男性の遺体が見つかるところから物語は始まる。発生した事件もなかなか面白かったが、製作サイドの意図は、ベケット刑事の母親が殺された事件に焦点を合わせることだったようだ。
彼女自身が触れないでいようとしているのに、キャッスルがどのようにアジャストするのか、キャッスル自身がどう咀嚼してどう結論づけるか、そこが難しいところ。脚本は、一部を解決して一部を積み残したまま第1シーズンを終える。常套手段だが、呆気にとられるくらい鮮やかだった。正直、これで第1シーズンが終わりだと思わなかった。(笑)

本シリーズは、製作陣が豪華で、質の高さを支えている。
『エレクトラ』や『サラマンダー』を監督したロブ・ボウマン。
『エアフォース・ワン』『エンド・オブ・デイズ』の製作総指揮アーミアン・バーンスタイン。
また、同作品で脚本を務めたアンドリュー・W.マーロンが名を連ねているのも興味深い。
勿論、TV畑の方が実質的に切り盛りしているだろうことは、想像に難くない。これからの展開に期待したい。

オススメ!


『1604 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 1』

『1605 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 2』

『1606 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 3』

『1607 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 4』





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Last updated  2019.08.29 05:30:05
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