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カテゴリ:SFファンタジー映画
1629 リアル・スティール
※オモテ面 【スタッフ】 ・監 督 ショーン・レヴィ ・脚 本 ジョン・ゲイティンズ ・製 作 ドン・マーフィ& スーザン・モントフォードAND ショーン・レヴィ ・製作総指揮 ジャック・ラプケ ロバート・ゼメキス スティーヴ・スターキー スティーブン・スピルバーグ ジョシュ・マクラグレン メアリー・マクラグレン 【キャスト】 ・チャーリー・ケントン… ヒュー・ジャックマン(山路和弘) ・マックス・ケントン…………ダコタ・ゴヨ(吉永拓斗) ・ベイリー………エヴァンジェリン・リリー(天海祐希) ・フィン………………アンソニー・マッキー(堀内賢雄) ・リッキー……………ケヴィン・デュランド(森田順平) ※ウラ面 【仕 様】 ・型 番 VWDP1351 ・製作年度 2011年 ・製 作 国 アメリカ ・原 題 REAL STEEL ・発 売 元 ウォルト・ディズニー・スタジオ ・ジャパン ・販 売 ---- ・提 供 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 松浦美奈 ・吹替翻訳 ---- ・吹替監修 ---- ・吹替演出 ---- ・日本公開 ---- ・リリース ---- ・収 録 127分(本編) ・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ ・音 声 1.英 語 (5.1ch/ドルビーデジタル) 2.日本語 (5.1ch/ドルビーデジタル) ・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 ・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、レンタル専用 ・映像特典 1.制作秘話:マックスとATOMの 出会いのシーン 2.ロボットが完成するまで 3.音声解説 4.NGシーン集 ※ディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:---- ・ウラ面 :興奮 vs 感動 どちらが勝つか! ヒュー・ジャックマン主演 アクション・エンターテイメントの 決定版! メジャー作品らしいシンプルで素っ気ないジャケット。(笑) ヒュー・ジャックマンとダコタ・ゴヨの画像が大きく配置されて、タイトルの下にロボットの格闘シーン。中小零細企業からのリリースだったら、間違いなく「陳腐だ」のひと言で終わりだ。でも、メジャーだからね、ここはホメないと……。「昔の映画館の看板を思わせるデザインは、映画本来の姿を現している」なんてね。(爆) ウラ面も、そうだな。正直なところ、陳腐だよなぁ。(おいおい) 【感 想】 「ロボコン」 少し前、リモコンで操作する二足歩行の小さなヒト型ロボットがブームになった。ご多分に漏れず、私も買い漁って何台か持っていた。1台ではすぐに飽きてしまうが、2台あると競争させたり戦わせたりすることが出来る。3台あれば3通り、4台なら6通り。総当たりのトーナメントが楽しめる。(笑) ガンプラの要領でカラーリングとマーキングをして、オリジナリティを演出。機体番号をつけたりして、結構、凝っていた。 でも、所詮はオモチャ。動作パターンが同じなので、ひと月もしないうちに飽きてしまった。(腕の可動域は広かったが、相手を倒せるようなストレートを打つことが出来なかったと記憶している) 2台は親戚の子がくすねて行ったが、残った2台はネットで売り払ってしまった。わずか半年くらいの狂騒だった。(苦笑) さて、本作品は、リチャード・マシスンの古い短編小説を現代に蘇らせた大味のスター映画。如何にもハリウッドらしい作品だった。 人気のあるスターをメインに据えて、CGやVFX満載、そこそこコメディテイストで、そこそこハートウォーミング、クライマックスからエンディングまで一気に盛り上げる。万人向けの仕上がりには物足りなさを感じるが安心して観ていられる。疲れない。或る意味、見事な十八番だ。(笑) ――元プロボクサーのチャーリー・ケントンは、ロボット格闘技で日銭を稼ぐヤクザな日々を送っていた。 商売道具のロボットをスクラップにされた或る日のこと、別れた妻の訃報を知らせに弁護士が遣って来る。そして、彼の息子マックスの親権を、妻の姉夫婦が欲しがっていると言う。 もっけの幸いとばかりに、チャーリーは、マックスの親権を10万ドルで売り渡してしまう。条件は夫婦が旅行する夏の間だけマックスを預かること。斯くして、チャーリーは前金で新しいロボットを手に入れる。借金に追い駆け回されている彼にとって、ロボット格闘技で稼ぐ以外に返済の道はなかった。 ところが、マックスを連れて乗り込んだ賭け試合の初戦でボロ負け。手に入れたばかりのロボットは大破。明らかに作戦負けだし、マックスの目から見てもチャーリーはロボットの操縦がヘタだった。 それでも懲りないチャーリーはジャンク屋に忍び込む。使えそうなパーツを盗んで、新しいロボットを組み立てるのだ。 けれど、そのジャンク屋でマックスが埋もれていたロボットを発見する。それは、旧式のスパーリング用ロボットだった。 ……というお話し。 再起を図る元ボクサーの父親と幼気な子供の絆を描いた作品と言えば、私たち世代なら否応なくジョン・ヴォイト主演の『チャンプ(79)』を思い出すだろう。日本でもヒットしたので覚えている方も大勢いるはずだ。 勿論、本作品はハッピーエンドなので、全体的に違った印象の作品に仕上がっているし、ストーリーラインだけならば、ジョン・ファブローの『シェフ/三ツ星フードトラック始めました(14)』も同じだ。父と息子を描こうとすると、こういう展開になってしまうのは、避けられないことなのかも知れない。 監督は、『ナイト・ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ。観客にウケる公式を用いて手堅くヒットを稼いでいる。そう言えば、あのシリーズも父親の復権がテーマだったっけ。 脚本は、役者あがり(?)ジョン・ゲイティンズ。本作品でも動物園でのロボット格闘技の試合を仕切っていたモヒカン頭の男を演じていた。 撮影は、『アバター(09)』でオスカーを受賞したマウロ・フィオーレ。ところどころいいカットもあったが、全体的にはピリッとしなかった。 チャーリー役を演じたのは、ヒュー・ジャックマン。これ1本で何十億も稼いだのだろうが、スターってやつは、重圧を気にしない鈍感さを兼ね備えていないと務まらないな。 マックス役を演じたのは、ダコタ・ゴヨ。『マイティ・ソー(11)』や『ノア/約束の舟(14)』で主人公の幼少期を演じている。確かなお芝居をするってことだろう。人気があったのかどうかは知らないが、大きくブレイクしなかったのは、おそらく子供らしい可愛らしさに欠けているからだろう。(マーク・レスターではなく、ジャック・ワイルドに近い) 毒にも薬にもならない作品だった。でも、親戚の子供相手にプライベートでロボコンを開催していた身としてはなかなか面白かったので、ほんのちょっぴりオススメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.19 05:30:08
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