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カテゴリ:サスペンス・スリラー映画
1682 CAVE/ケイブ
※オモテ面 【スタッフ】 ・監督・脚本・製作 ヘンリケ・マルティン・ダールスバッケン ・製作・撮影 オスカル・ダールスバッケン 【キャスト】 ・チャーリー:ハイジ・トワニ(声:寺依沙織) ・アドリアン:マッツ・ショーグルド・ペターソン (声:河合みのる) ・ヴィクトル:ベンジャミン・ヘルスタッド (声:金子 修) ※ウラ面 【仕 様】 ・型 番 ATVD-17791 ・製作年度 2016年 ・製 作 国 ノルウェー ・原 題 CAVE ・発 売 アット エンタテインメント株式会社 ・販 売 アット エンタテインメント株式会社 ・提 供 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 安本熙生 ・吹替翻訳 赤荻涼子 ・吹替監修 ---- ・吹替演出 ---- ・日本公開 ---- ・リリース 2017.03.03 ・収 録 本編 78分 ・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ ・音 声 1.ノルウェー語 [5.1ch] 2.日本語 [2.0ch] ・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕 ・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、レンタル専用 ・映像特典 予告編 ※ピクチャディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:生還率0%の恐怖 × 緊迫感100%の興奮 極限のアドベンチャー! 未踏の洞窟に挑め―― ・ウラ面 :未開の洞窟探検に挑んだ3人。 生き残ったのは1人。 “未知の領域”に踏み込んだ彼らを 待ち受けていたものとは? そこは光も叫び声も届かない! 緊迫のアドベンチャー・シチュエーション・ スリラー! かっこいいジャケットだ。ウェットスーツに装備をつけた男を少し煽り気味に描いている。周囲は岩山。本編画像がコラージュされているのも、いい雰囲気を醸し出している。 ウラ面に使われている画像もいい。クールだ。キャッチコピーも陳腐だが、まぁ、悪くない。 この出来映えなら、どんなサスペンス・スリラーを味わえるだろうと、誰もが期待するはずだ。でも、非常に残念なことに、本編は中途半端でポンコツときた。(溜息) 【感 想】 「ケイブ・ダイビング」 一度、本格的なケイブ・ダイビングをしたかった。(この歳になると、もう無理だな) おそらく、最も純粋なダイビングではなかろうか。魚や海亀がいるわけでもなく、ひたすら透き通った水と奇怪な岩壁が延々と続く。光はライトのみ。パニックになるギリギリの境界線で浮遊感を楽しむ。浮上すれば、安全な海面に頭を出せるダイビングとは違うのだ。穏やかな自制心がモノを言う。 リゾートダイビングもいいが、それだけではカタルシスは得られない。特殊な環境下を実感できるダイビングがいい。 ――ヴィクトルは、友人のチャーリーとアドリアンを洞窟探検に誘う。彼らが目指したのは、前人未踏の洞窟。山奥の岩穴から入り、地底の水脈を潜って川に出る計画だった。深い闇の中を潜る3人。ダイビングは順調だった。 けれど、洞窟の奥で無人のテントを見つける。シュラフは血塗れだった。 ……というお話し。 ダイビング・シーンは美しかった。けれど、スリラーとしてはイマイチ。洞窟の閉塞感が感じられなかったのは、致命的。折角の舞台も魅力半減だ。 それに、ダイビングまでがやたら長いし、伏線らしきものもない。それがいきなり、テントを見つけてから急展開。唐突にスリラーをやられても、ちょっとついていけない。 サイコスリラーにしたかったのだろうけど、単に除け者にされたイジメられっ子が、憧れていた女の子を横取りされて、ついに不満を爆発させてしまいましたってお話しにしか見えない。 それだけ殺人鬼役の役者さんに魅力が乏しかったってことだろうなぁ。(脚本もかなりズサンだが……) それに、殺人鬼が何をしたかったのか明らかにならないのもいただけない。こんなことなら、殺人鬼に全員殺させて、「ああそういうことだったのね」と納得したかった。金田一耕介が、みんな殺されるのを待って謎解きをする意味が、よく解った。(笑) エンドロールで『CAVE2』が告知される。 「……え? 続きがあるの?」 大勢が、そう思ったんじゃなかいかなぁ。 うーん、確かに謎は残ったままだし、未完だし、『2』があっても不思議じゃない。むしろ、ないと困るけど、リリースされるのか? 疑問だなぁ。(溜息) オススメしたいけど、モヤモヤを残すのは健康上好ましくないので、いまはスルーした方がいいでしょう。『2』が本当にあるのなら、リリースされてからでも遅くないでしょう。(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.11 05:30:06
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