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2020.03.02
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カテゴリ:史劇
1794 ラビリンス/後編:受け継がれし守護者


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  クリストフォー・スミス
  『トライアングル』『0:34/レイジ34フン』
・製作総指揮 リドリー・スコット
               『グラディエーター』
       トニー・スコット『ザ・イースト』
       リザ・マーシャル『ピトレイヤー』
       ティム・ハルキン
       ローラ・バウアー
       ジョナス・バウアー
       エイドリアン・ホッジス
       ケイト・クロウ
・製  作  モーリッツ・ポルター
・脚  本  エイドリアン・ホッジス
・原  作  ケイト・モス
・編  集  スチュアート・ガザード

【キャスト】
・ジョン・ハート『ヘラクレス』(東十條)
・セバスチャン・スタン
    『キャプテン・アメリカ』シリーズ(平本昌央)
・ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
        『ニューヨーク/冬物語』(葵井歌菜)
・ヴァネッサ・カービー『アバウト・タイム/
         愛おしい時間について』(水瀬 凛)
・ケイティ・マクグラス
      『ジュラシック・ワールド』(田辺乃ゾ美)
・トム・フェルトン
      『ハリー・ポッター』シリーズ(佐藤芳洋)
・イーモン・エリオット
         『エクソダス/神と王』(春山壱樹)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  LDRD-00113
・製作年度  2012年
・製 作 国  ドイツ・南アフリカ
・原  題  Kate Mosse's LABYRINTH
・発 売 元  株式会社トランスワールドアソシエイツ
       株式会社エルディ
・販 売 元  株式会社エルディ
・DVD制作 ----
・提  供  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・字幕監修  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 approx.100分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.オリジナル (英語) 5.1ch.
       2.日本語吹替 2.0ch. ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD VIDEO、レンタル禁止
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:『エクソダス/神と王』『プロメテウス』
      リドリー・スコット製作総指揮
         800年の時を経て
        今、明かされる
        聖杯の真実の物語。
・ウラ面 :人気ベストセラー小説を完全映像化!
      聖杯伝説の謎に迫る超大型ミステリー!!

ジャケットのイラストは、前編と後編で対になっている。
後編の本作品は、現代のパートを中心にしたデザインで、オモテ面には、主要な登場人物 4人が、立ち姿で描かれている。その背後には頭巾をかぶった集団。これは、秘密組織《ノブレッソ》のメンバー(信徒)ってことだろう。そして、タイムトンネルのようなオレンジ色の光の渦の向こうから、 800年前の中世のパートで主人公の夫である騎士が、こちらに向かって走って来ている。でも、よくよく思い返すと、彼は浮気男だぞ、ジャケットを飾るのは間違っていないか?(笑)
ウラ面も、前編と同じレイアウト。前編は、使われている本編画像が中世のパートからばかりだったので、本作品は現代パートから画像を選ぶかと思っていたら、わずかに小さいのが 2枚だけ。然も、主人公のアリスの画像がないじゃん。(笑)
やっぱり、活躍しないアリスよりも、数奇な運命を辿るアライスの方が、ドラマチックだったって、ことだろうなぁ。

【感  想】
「やっぱり女性らしい」

製作総指揮にリドリー・スコットとトニー・スコットが名前を連ねている。(スコット・フリー・プロダクションの制作だから、当たり前か) どこまで関与したのか不明だが、資金の調達とスタッフ確保くらいではなかろうか。この出来映えからすると、演出面はノータッチだったんじゃないかなぁ。(苦笑)

現代を舞台にした聖杯を巡る秘密組織《ノブレッソ》の暗躍は何だかバカバカしい。カソリックに執着する殺人鬼がいたり、惚けた二人組の殺し屋がいたりするが、結局は皆で殺し合うだけ。
おまけに主人公であるアリス・タナーは、何もしない。まるで名所巡りみたいに、あちらこちらを訪ね歩く。戦いもしなければ、冒険もしない。謎を解いたりもしない。それなのに、実は聖なる血筋の末裔だったと少女コミックのようなオチがつく。やっぱり、女性作家だよなぁ。(溜息)

アリス役を演じたのは、ヴァネッサ・カービー。『ジュピター(15)』や『エベレスト 3D(15)』に出演していた。可愛いげがないところは、本作品のイメージと合っていた。(苦笑)
アリスに真相を伝えるオーデリック(サーシャ)役を演じたのは、ジョン・ハート。『エイリアン(79)』から随分と歳をとったものだ。(2017年に逝去)

十字軍によるカタリ派の迫害を描いた中世のパートは、期待したほどの戦闘シーンがなかったのは、残念。
主人公であり、父親からの信頼が厚い次女アライスは、託された大事な本を、姉のオリアンヌに奪われても平然としている。然も、オリアンヌの部下に尾行されて2冊目の所有者のところまで案内してしまうマヌケぶりも見せてくれる。徳があろうがなかろうが、こういう人に大切な物を預けたら、すぐになくされてしまいそうだ。(苦笑)

アライス役を演じたのは、『ヴィクター・フランケンシュタイン(15)』に出演していたジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。演技派っぽいけど、時々気のない顔つきになる。
オリアンヌ役には、『ジュラシック・ワールド(15)』のケイティ・マクグラス。キレイな顔立ちなのに、あの扱いはヒドかったなぁ。本作品ではセミヌードで熱演。いいなぁ、彼女。
ちなみに、《ノブレッソ》を率いる女ボス、マリ・セシル役にはクラウディア・ジェリーニ。少しお歳を召しているが、こちらも美形。売れない作家をツバメにしていた。(私も、なりたい)

役者陣は、まずまず力のある方を揃えていたと思う。
長閑で美しい風景も、いい。
でも、あのクライマックスはないんじゃない? 結局、魅力的なアイテムで引っ張っておいて何も出て来ない。「聖杯は私たちの中にある」って、何だよ?
指輪や3冊の本なんて関係なかったのかよ。たくさん人が死んでるんだぞ。もっと具体的に盛り上げて貰わないと、納得できない。(迷宮も出て来ないし、古代人の遺物って安直すぎないか?)

いわゆる宗教の迫害が一つのテーマになっているようだが、正直なところ私には理解できなかった。(溜息)

いろいろ飾り立てられてはいるが、ロマンス小説みたいなものだなぁ。あまりオススメできません!


『1793 ラビリンス/前編:指輪が導く十字軍との決戦』





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Last updated  2020.03.02 05:30:05
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