Ｂ級映画ジャケット美術館

1810　屍囚獄２　劇場版 屍囚獄／結ノ篇


※オモテ面

【スタッフ】
・監　　督　　城定秀夫
・原　　作　　室井まさね「屍囚獄」
　　　　　　　　　　　　（BAMBOO COMICS／竹書房）
・製　　作　　原啓二郎
　　　　　　　後藤明信
　　　　　　　斎藤正明
　　　　　　　久保和明
・プロデューサー　三上真弘
　　　　　　　加藤威史
　　　　　　　久保和明
・脚　　本　　城定秀夫
　　　　　　　貝原クリス亮
・撮影・照明　田宮健彦
・制作プロダクション　レオーネ

【キャスト】
・片山萌美
・立花あんな（仮面女子）
・和合真一
・なごみ
・藤白レイミ
・福咲れん
・森羅万象
・浅野潤一郎
・稲葉凌一
・ウンノヨウジ
・忠海蓉子
・杉崎りお
・和田みさ


※ウラ面

【仕　　様】
・型　　番　　ALBD-9240
・製作年度　　2017年
・製 作 国　　日本
・原　　題　　----
・発　　売　　「劇場版 屍囚獄」製作委員会
・販　　売　　アルバトロス株式会社
・価　　格　　----
・提　　供　　----
・字幕翻訳　　----
・吹替翻訳　　----
・吹替監修　　----
・字幕監修　　----
・日本公開　　----
・リリース　　----
・収　　録　　75分
・サ イ ズ　　16: 9 ビスタ
・音　　声　　１．オリジナル <日本語> (Stereo)
・字　　幕　　----
・そ の 他　　片面１層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
　　　　　　　DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
　　　　　　　DVD VIDEO、レンタル専用、R-15、
　　　　　　　中古販売禁止
・映像特典　　予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面：コミック累計発行部数２０万部！！
　　　　　　電子書店ＤＬ数第１位獲得！！
　　　　　　大ヒットホラー漫画の映画化、
　　　　　　ついに完結！！
　　　　　　　　終わらない殺戮の饗宴。
　　　　　　　　次なる凶刃の餌食は？！
・ウラ面　：悪逆非道な殺戮村に隠された
　　　　　　驚愕の真実とは！？
　　　　　　衝撃のラストが訪れる、
　　　　　　戦慄と猟奇のサバイバル・ホラー！！

『起ノ篇』の同じレイアウト。やはり、漫画のカバーイラストみたいなジャケット。破れた下着姿のヒロインとレズの女の子が、武器を持っている図だ。『結ノ篇』では「抵抗するゾ」というストーリーを伝えている。悪くない出来映えだ。(苦笑)
ウラ面も同じレイアウトだ。こちらも、ストーリーが伝わるような画像が選択されている。ジャケットの機能を満たした出来映えだ。

【感　　想】
「日本の田舎もコワイ２」

えっと、……何を書けばいいんだ？

ひたすら誰かが殺される場面が続くが、演出もお芝居も特殊効果も稚拙すぎて、ウンザリしてしまった。(溜息)

日本の俳優さんたちのお芝居って、新国劇みたいだ。（子供の頃に観たきりなので確証はないが……）　分かりやすくていいけど、リアリティがない。これは新国劇が、基本的には歌舞伎から派生したものだからだろう。「新しいものを」という意気込みは理解できるが、「新しい」と認識した時点で歌舞伎の呪縛に囚われてしまっている。（坪内逍遙先生も数十年先を見通すことが出来なかったのかも知れない）

ストーリーは、あってなきが如し。従って、見どころは女の子たちだけである。(笑)

美琴を演じたのは、片山萌美さん。『万引き家族(18)』でネグレスト役で出演されていた。
ゼミの女子学生の一人で、主人公なのに、一番キャラが立っていなかった。（不思議だ）

教授と不倫をしている助手を演じたのは、福咲れんさん。お○ぱいが大きくてメガネ女子。Ｈシーンも熱演。(拍手)
元ＡＶ女優で、『東京地下女子刑務所』シリーズ等の同系列の作品に出演している。

レズの女子大生さよりを演じたのは、立花あんなさん。元アイドルとのこと。いまは芸能界を引退している。
『太陽からプランチャ(14)』に出演していた。（記憶に残っていないので、いま一度観直さなければ）

さゆりに好かれている比奈を演じるのは、ＡＶ女優のなごみさん。村人にレ○プされそうになるが、さゆりとのカラミがないのは、残念。(チッ)

比奈と一緒に村人に襲われるけれど、撃退して逃亡する沙霧を演じたのは、藤白レイミさん。女優さんらしいが、あまり出演作がない。
サバサバした男っぽいキャラを嬉々として演じていた。頭の弱い村人の伊助に助けられて、気持ちを通じ合わせる。実のところ、彼女が物語を引っ張っていた。個人的には、彼女が一番輝いていたと思う。

ま、そんなわけで、彼女たちを観る作品でした。(汗)
女の子が好きな方にだけオススメ！


『1809　屍囚獄１　劇場版 屍囚獄／結ノ篇』