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B級映画ジャケット美術館

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2020.11.24
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カテゴリ:アクション映画
2061 ネバー・サレンダー6/肉弾英雄(ヒーロー)


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監  督  ジェームズ・ナン
・脚  本  クレイグ・ウォレンジャック

【キャスト】
・ジェイク…マイク・“ザ・ミズ”・ミザニン(坂詰貴之)
・ルーク……ショーン・マイケルズ(楠 大典)
・マディ……ベッキー・リンチ(きそ ひろこ)
・サラ………ルイーザ・コノリー・バーナム(山田唯菜)


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  RDD-81414
・製作年度  2018年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  THE MARINE 6: CLOSE QUARTERS
・発  売  ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
・販  売  ----
・提  供  ----
・価  格  8,000円+税
・字幕翻訳  チオキ真理
・吹替翻訳  香村満里子
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  約 85分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコ
・音  声  1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
         オリジナル(英語)
       2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
         日本語吹替
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  1.マディと最強の男たち
       2.派手な乱闘シーン


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:俺は死んでも倒れねぇ!
・ウラ面 :プロレスを超えた究極の
      スポーツ・エンターテインメント「WWE」
        スーパースター ザ・ミズ×
        レジェンド ショーン・マイケルズの
        最強タッグが放つ
        大人気“肉弾アクション・シリーズ”
        第6弾!

ジャケットのオモテ面は、B級アクション映画では、定番のレイアウト。悪くない。(相変わらず赤っぽくて、暑苦しい)
左に銃を構える主人公のジェイク・カーター(マイク・“ザ・ミズ”・ミザニン)。右側は、相棒になるルーク(ショーン・マイケルズ)である。でも、この配置からすると、ここは敵役を持って来ないといけないんじゃないか? 彼の後ろにいる女性が、敵役のマディ(ベッキー・リンチ)だからだ。味方は同じ側に配置して欲しいなぁ。その方が対決姿勢がハッキリする。
でも、まぁ、ここは文句を言うまい。恨み言は言うまい。
B級アクション映画としては、正統派のシリーズだ。本編が楽しければ満足。文句を言ってはバチが当たる。(苦笑)

【感  想】
「B級アクション映画の中に息づくモノ」

『ネバー・サレンダー』シリーズの 6作品目。ジェイク・カーターを主人公にした 4作品目でもある。手堅い作りで、今回も十分に楽しませて貰いました。

――元海兵隊で救命士のジェイク・カーターは、退役軍人省に勤めるルークに付き合って、廃墟になっているビール工場を訪れる。そこには、退役後にホームレスとなった元軍人が暮らしていた。
しかし、女性の悲鳴を聞きつけて部屋に飛び込んだ二人が目にしたのは、泣き顔の女の子と武装した怪しげな集団だった。女の子が拉致されて来たことは明らかだ。ジェイクたちはスキをついて彼女を奪還するが、空き部屋に閉じ込められてしまう。
女の子は、世間の耳目を集める裁判の陪審員の娘だった。どうやら裁判を審理無効にするために、父親を脅しているらしい。
何としても、彼女を守らなければならない。ジェイクたちは、武器もなく、怯える少女を連れて工場からの脱出を試みることになる。
……というお話し。

前作『/肉弾乱撃(17)』に続いて「閉ざされた空間」「善良な市民を守る」「武器がない」状況での反撃といったコンセプトでストーリーを組み立てている。監督のジェームズ・ナンは、こういうシチュエーションが好きらしい。(苦笑)
ただ、今回は、終盤で予期せぬ展開が用意されており、ちょっとビックリ。完全に油断していた。或る意味、鮮やかな幕切れは見事だし、クレバーなシリーズ構成は実に本作品らしい。ザンネンではあるが、ファンとしては、この余韻を楽しみたい。

ジェイク・カーター役は、マイク・“ザ・ミズ”・ミザニン。 3作品目の『/肉弾無双(13)』から 4作品に渡って看板を背負った。予算が少ない中、頑張っていたと思う。派手な爆発シーンの連続だったシリーズ 1作品目のようなワケにはいかないが、OVと言う小さい予算の中で、廃船や遊園地、本作品は廃工場と、ロケーションは良かった。

被告人の娘で敵役のマディを演じたのは、ベッキー・リンチ。女子プロレスラーとのこと。映像特典にインタビューが収録されていたが、ムッチリと太いフトモモが魅力的だ。(個人の好みの問題ですので、反論は受け付けません)

ジェイクの元上官ルーク役を演じたのは、ショーン・マイケルズ。やはり元プロレスラーとのこと。有名な方らしい。(存じ上げませんで、スミマセン) でも、俳優さんと見紛うような演技を見せてくれる。それに、「いぶし銀」と言うか、カッコイイ。ほとんど主役をくっていた。或る意味、彼だからこそ、この脚本が成立したような気がする。

うーん、名残惜しい。こういうB級アクション映画は、いつまでも続いて欲しいと思う。監督を変え、脚本家を変え、ロケーションを変え、主人公を変え、長く長く続けて欲しい。芸術映画や巨額の費用をかけたハリウッド大作、ピクサーのアニメ、カルト作品もいいが、映画の本質は、こうしたB級アクション映画の中にこそ息づいていると思う。

オススメ!


【 『ネバー・サレンダー』シリーズ 】
『1569 ネバー・サレンダー1/肉弾凶器』
『1942 ネバー・サレンダー2/肉弾突撃』
『1570 ネバー・サレンダー3/肉弾無双』
『2060 ネバー・サレンダー4/肉弾烈戦』
『1877 ネバー・サレンダー5/肉弾乱撃』





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Last updated  2020.11.24 05:30:06
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