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2020.12.02
XML
カテゴリ:邦画
2069 人狼ゲーム/クレイジー・フォックス


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・製作総指揮 吉田尚剛
・監  督  綾部真弥
・脚  本  川上 亮
       綾部真弥
・原  作  川上 亮「人狼ゲーム CRAZY LIKE A FOX」
       (竹書房文庫)
・企  画  永森裕二
・プロデューサー 岩淵 規
・助 監 督  金子 功
・撮  影  伊藤麻樹
・照  明  藤森玄一郎
・録  音  井家眞起夫
・美  術  中谷暢宏
・ヘアメイク 宮本圭歌
・衣  装  岡本佳子
・編  集  岩切裕一
・音  楽  塚田良平
・主 題 歌  「arcana」(AMG MUSIC)
       作詞 中村 慈
       作曲 坂本英三
       唄  中村 慈
・製  作  
   「人狼ゲーム クレイジーフォックス」製作委員会
・企  画  AMGエンタテインメント

【キャスト】
・高月彩良
・冨手麻妙
・柾木玲弥
・斎藤嘉樹
・萩原みのり
・冨田佳輔
・長村航希
・村上穂乃佳
・水石亜飛夢
・奥村秀人
・山根 綺
・藤井武美


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  FMDR-9668
・製作年度  2015年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  
   「人狼ゲーム クレイジーフォックス」製作委員会
・販 売 元  AMGエンタテインメント
・発売協力  アミューズメントメディア総合学院
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・字幕監修  ----
・制作協力  -----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 97分+特典映像 約 2分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.日本語 ドルビーデジタル 5.1ch
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  1.予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:この緊張感!
      マジにこの監督に嫉妬する!
        映画監督 園子温
・ウラ面 :あなたも必ず騙される!
      究極の
      [マインドファック・ムービー]誕生!!

ジャケットのオモテ面の雰囲気は、前作に近い。ナイフを右手に立った森井あやか(高月彩良さん)の姿を中央に配置。今回は、左肩をこちらに向けている。右利きかな?
その左側奥には、橘有希(冨手麻妙さん)が、やはり右手にナイフを持って仁王立ち。いいなぁ、彼女。役の雰囲気がビンビン伝わって来る。身体のセンが浮き上がるような制服の着方もグッドです。(笑)
その他の登場人物がズラリと並び、その向こうには刑務所のような壁が見える。参加者のおかれた状況を説明する一助になっている。
ウラ面は、前2作と、ほぼ同じレイアウト。ただ、前作に較べるとピリッとしない。これは、[本編画像]の選び方を間違った上に、それをもって何を表現するか、目的意識が欠如していたんだな。ちょっとザンネン。(溜息)

【感  想】
「高月彩良、冨手麻妙、萩原みのり」

『人狼ゲーム』シリーズ 3作品目。今回は、新しい役柄《狐》側からの視点で描かれる。受け身の役柄で、主人公が生き延びるために周囲を欺く。でも、それだけでは新味に乏しいので、参加者の一人に恋をしたり、物語に膨らみを持たせている。対象年齢が少し低くなったような感じだ。(苦笑)
そのせいなのか、監督さんが交代したせいなのかは分からないが、緊張感が薄く、とてもスリリングとは言えない出来映えだった。リアルさを求めずにドラマ然とした演出ぶりも、イマイチ乗り切れなかった。(脚本も演出も甘いなぁ。遺体をかたすシーンがないのは失敗だ)

――女子高生の森井あやかが目を覚ますと、理想の人が目の前にいた。あやかは運命の出会いを信じたが、そこは《人狼ゲーム》のステージだった。運命の人を含め11人の男女と、残酷なゲームに臨むことになる。
然も、あやかは《狐》だった。《人狼》でも《村人》でもない第三の役柄。何か特別な能力があるワケではなく、《予言者》に占われると死んでしまう。しかし、最後まで生き残っていれば狐の勝ちだ。あやかは、狐であることを悟られないように自分が予言者だと名乗る。ところが、他に 3人も予言者が名乗り出たことから事態は紛糾する。
一方、あやかと一緒に前のゲームで生き残った橘有希は、《人狼》だった。初日の夜、村人を殺しに行く時間に集まったのは男性が一人だけ。人狼は 3人いるはずだが、もう 1人は姿を現さなかった。
……というお話し。

12人の構成は、《人狼》が 3人で、毎晩 1人の正体を占うことが出来る《予言者》が 1人。投票で処刑された人の正体を知ることが出来る《霊媒師》 1人、任意の 1人を守ることが出来る《用心棒》が 1人。そして、人狼でも村人でもない《狐》が 1人。《村人》は 5人。前作は10人だったから、20%増量。(笑)

人狼は 2人から 3人に増えて、《共有者》がいなくなり、霊媒師と狐が新たに加わり、何の特性のないプレーンな村人も 4人から 5人に増えた。相変わらず村人が最大派閥だが、過半数割れしている。キャストは皆、何かしら役柄を欲しがるから、知らないうちに増えちゃうんだろうなぁ。私だって、ゲームに参加するなら何か役柄が欲しいもん。(出来れば、人狼がいいなぁ)

森井あやか役を演じたのは、高月彩良さん。背が高く、ショートカット。男の子みたいな顔をしている。役のせいか、表情に乏しく、個人的には、あまり魅力を感じなかった。桜庭ななみさん、土屋太凰さんに較べるとオーラがないかなぁ。他に、どんな作品に出ているのか不明。

その一方で、人狼の橘有希役を演じた冨手麻妙さんは、熱演。いつも思うのだが、グラマラスな体型で、妙に色っぽい。(うーん、私も立派な変態だな) 『口裂け女 VS カシマさん2』に出演していた時とは真逆のキャラクタを力いっぱい演じていた。いい女優さんだ。
でも、監督さんの演出がズボラで、やたら大声でセリフを喋らせるので、「誰かに聞かれたら正体がバレバレじゃん!」と幾度も思ってしまった。そこは繊細に場面ごとに演技指導をして欲しかった。(汗)

佐伯桃子役を演じたのは、萩原みのりさん。ストーリー上の要所で度々、あやかを擁護する発言をするので、気があるのかとドキドキしてしまった。本シリーズ史上初めての“百合色”の展開を期待したのにハズレてしまった。残念。(苦笑)

正直、全体的に甘い作りの作品だった。血飛沫もあまり飛ばないし、前述した通り遺体を処理する場面もない。シーツを掛けるとか、自室のベッドに寝かせるとか、そういうシーンすらない。そのせいか、殺し合いという非情で残酷な状況にもかかわらず、ピリッとしない仕上がりだった。題材が題材なだけに、登場人物の感情や行動をリアルに描かないと、オママゴトになってしまう。(溜息)

首を絞めるギミックも、頚筋に埋め込まれた小さな爆弾よりも簡易で仕掛け易いし理にかなっているけど、映像的には地味だよなぁ。

前2作の出来映えが良かったので、余計に見劣りする出来映えだった。でも、ちょっとだけオススメってことにしておきましょう! シリーズもまだ中盤、これからに期待したい。(笑)


【 人狼ゲーム 】
『2067 人狼ゲーム』
『2068 人狼ゲーム/ビーストサイド』

【 人狼処刑ゲーム 】
『1025 人狼処刑ゲーム』
『1024 キリング・カリキュラム/人狼処刑ゲーム 序章』

【 関連作品 】
『0806 ストレイヤーズ・クロニクル』
『1406 リアル鬼ごっこ(2015)』
『1405 リアル鬼ごっこ/ライジング』





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Last updated  2020.12.02 05:30:06
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