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カテゴリ:ドキュメンタリ
2073 ミーアキャット
![]() ※ジャケット(オモテ面) 【スタッフ】 ・監 督 ジェームズ・ハニーボーン ・製 作 ジョー・オッペンハイマー トレヴォー・イングマン ・撮 影 バリー・ブリットン マーク・ペイン・ギル ・編 集 ジャスティン・クリシュ ・録 音 クリス・ワトソン ・音 楽 サラ・クラス 【キャスト】 ・字幕版ナレーション…ポール・ニューマン ・吹替版ナレーション…三谷幸喜 ![]() ※ジャケット(ウラ面) 【仕 様】 ・型 番 SJ-10631D ・製作年度 2008年 ・製 作 国 イギリス ・原 題 THE MEERKATS ・発 売 スタイルジャム ・販 売 元 スタイルジャム ・提 供 スタイルジャム ・価 格 ---- ・字幕翻訳 ---- ・吹替翻訳 ---- ・字幕監修 ---- ・制作協力 ----- ・日本公開 ---- ・リリース ---- ・収 録 本編 83分 ・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ ・音 声 1.オリジナル音声 (英語) 5.1chサラウンドドルビーデジタル 2.吹替音声 (日本語) 5.1chサラウンドドルビーデジタル ・字 幕 1.日本語字幕 ・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用 ・映像特典 ---- ![]() ※ディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:『ディープ・ブルー』『アース』の BBCが贈る 愛と感動のネイチャードキュメンタリー ・ウラ面 :ミーアキャットの深い愛に結ばれた 家族の絆の物語 超豪華ナレーションで贈る 驚異の映像体験! まぁ、こんなモンでしょうねぇ。(苦笑) ミーアキャットに人気があった頃、二本足で立つ姿を、あちらこちらで見たような気がする。そうした固定化されたイメージから、こうならざるを得ない。もう少し「違う姿を見せた方がいいんじゃないの?」という気がしないでもないが、本編 80分の作品では、ムリも言えないか。 でも、アフリカの青い空を再現できているのは、高ポイントでしょう。(笑) 【感 想】 「動物映画としては“そこそこ”の出来映え」 BBCの製作だそうだ。てっきりディズニーかと思っていた。(笑) 本作品は、いわゆるドキュメンタリーではなく、動物映画だ。ムツゴロウさんが昔つくった『子猫物語』と同じ手法だろう。映像の編集でストーリーを紡いでみせる。だから微妙なポジションの作品と言える。 劇場用記録映画は、如何にして“驚異の世界”を観客にみせるかが勝負だ。私たちの知らない自然の摂理が展開されようものなら、それは生涯忘れられない一本となる。かつて公開されて来た数多の記録映画のほとんどは、そういう路線だった。(個人的にはディズニーは好きではないが)ディズニーの記録映画は、その路線の一つの到達点だと思う。 しかし、いつの頃だったか、それが「やらせだった」とスッパ抜かれ、あろうことか「あれは記録映画でない、動物映画だ」と開き直ったコメントが発表されたり、あまりのバカバカしさに記録映画の品位が著しく損なわれる珍事件があった。あれ以来、“驚異の世界”を私たちにみせてくれる記録映画はトンと減ったような気がする。 動物映画であれ、記録映画であれ、あの映像を撮るための努力は、生半可なことではないだろうし、もっともっと評価されるべきだと思う。本作品にも、どうやって撮ったのか判らないくらい驚異的な映像がたくさん用いられている。 ただ、BBCは、“驚異の世界”を撮る努力ではなく、驚異的な映像を撮ることに力が注がれている。その点が私としては不服だ。編集でストーリーを紡ぎ上げて行くことにしても、そうだ。 別撮りした俳優の映像を編集して、あたかも対決しているかのように見せるのと同じ。それでいて“2大スター共演!”なんて謳われたひには、腹立たしいことこの上ない。「騙すんじゃねぇよ!」と凄んでみせたくなる。 ストーリーは事実ではなく作りモノだろうし、それでいて驚異的な映像は観客に強く真実であることを訴えて来る。何だか、どう受けとめたら良いのか分からなくなって来る。 まぁ、難しいことを考えず、「ミーアキャットってカワイイ!」なんて思っている方が無難かも知れない。尺も短いし、映画としてはそこそこの出来映えなので、家族で観るには最適な一本でしょう。(ミーアキャットを家で飼ったらゴキブリとかも食べてくれるのだろうか?) 【 関連作品 】 『0088 マキシマム・ボルケーノ』 『0842 ライフ/いのちをつなぐ物語』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.06 10:43:46
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