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カテゴリ:邦画
2153 リング0/バースデイ
![]() ※ジャケット(オモテ面) 【スタッフ】 ・監 督 鶴田法男 ・脚 本 高橋 洋 ・エグゼクティブ・プロデューサー 原 正人 ・原 作 鈴木光司 「バースデイ」(角川ホラー文庫)より ・主 題 歌 ラルク・アン・シエル (キューンレコード) ・サントラ盤 アイネットワーク ・製 作 「リング0~バースデイ~」製作委員会 【キャスト】 ・山村貞子……仲間由紀恵 ・遠山 博……田辺誠一 ・立原悦子……麻生久美子 ・宮地彰子……田中好子 ![]() ※ジャケット(ウラ面) 【仕 様】 ・型 番 AEBR-10119 ・製作年度 2000年 ・製 作 国 日本 ・原 題 ---- ・発 売 元 角川映画 ・販 売 元 アスミック ・製 作 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 ---- ・吹替翻訳 ---- ・吹替演出 ---- ・制作協力 ---- ・日本公開 2000年 1月22日 ・リリース ---- ・収 録 約 134分(本編 99分) ・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ ・音 声 1.日本語 オリジナル 5.1ch サラウンド ドルビーデジタル ・字 幕 ---- ・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用 ・映像特典 1.劇場予告 2.TV-CF 3.プロモーション映像 4.メイキング映像集 5.未公開映像集 ![]() ※ディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:ついに明かされる、貞子出生の秘密。 ・ウラ面 :すべての恐怖は、ここから始まった。 子宮だろうか、丸い空間に胎児が 2人。これが、良い貞子と悪い貞子を表現しているらしい。白い貞子と黒い貞子でもいいや。本作品の唐突なクライマックスを暗示しているワケだ。でも、このイラストは好きじゃない。(本シリーズは、どれもイマイチだな) ウラ面は、これまでの 3作品と同じレイアウト。大きい画像は成長が止められた悪い貞子か。(霊的な存在のイメージでいたが、物理的な存在らしい。ヘンなの) 手堅いデザインだとは思うけど、やっぱり気に入らないなぁ。(溜息) 【感 想】 「貞子は18才」 本作品を観ていて疑問に思ったのは、「井戸で亡くなった時、貞子は幾つだったのか?」ということ。その時の姿で、人々の前に現れるのだろうけど、作品ごとに微妙に年齢が違うような気がしている。(ナンパしようとしているわけではありませんので、念のため) 1作目の『リング(98)』で、井戸に突き落とされる場面ではローティーンに見えた。小学高学年から中学生くらい。TVから這い出た時も未成年に見えた。子供のイメージを持っていたが違うらしい。ちょっと整理すると次のようになる。 1998年 「呪いのビデオ」事件 ※『リング』より 1968年 「劇団員呪殺」事件 ※『リング0』より 1957年 小学一年生 ※『リング0』より 1951年 8月 5日 生まれる ※『リング0』より 本作品て貞子の履歴書が映しだされるが、それによれば1951年生まれだ。今年、生誕70周年ってことか。デパートで回顧展が開けるな。(笑) 本作品で井戸に突き落とされて死亡するから18歳だ。ピチピチじゃん。もったいないなぁ。(おいおい) ――東京で劇団の研究生となった山村貞子。子供の頃の記憶がなく、精神科医にかかりながらひっそりと暮らしていた。けれど、その特異な雰囲気から団員の中でも浮いた存在だった。 或る日のこと、主演女優が稽古場で亡くなっているのが見つかる。その代役として抜擢されたのが、貞子だった。そのことが契機となって団員たちの間に不協和音が生じ始める。妬みや僻み、執着……。その上、団員たちは井戸が出て来る奇妙な夢に悩まされ、稽古場には霊が徘徊するようになる。それでも稽古は重ねられ、初日を迎えることになる。 しかし、初日前夜、貞子の生い立ちを知った演出家と、音響係の遠山が揉み合いになり、演出家が事故死する。不慮の事故だったが、遠山は貞子のために、遺体を隠して芝居の幕を開けようとする。 一方、新聞記者の宮地は、貞子を追っていた。彼女は、山村志津子の公開実験の時に亡くなった記者の遺児だった。父親を殺された恨みから、貞子を糾弾して葬るために劇団に近づいていた。 ……というお話し。 60年代後半で、スポンサーの支援を受けて、立派な稽古場を持ち、研究生を抱えてやっていけたのは、劇団四季くらいだったのではなかろうか。それでも、団員たちの多くはアルバイトで生計を立てていた。(私の年長の知人は、「ヤツ(浅利)は、金に目が眩んだのさ」と言っていた。そういう時代だった) 本作品に登場する劇団が、どの程度の規模なのか分からないけれど、かなり大勢の人間を雇っているし、潤沢な資金を持っていたようだ。 そんな劇団に、声をはることも出来ない貞子が、雑用もせず、ぼーっと稽古風景を見ているなんて説得力がないな。(仲間由紀恵さんの舞台女優って設定も説得力がない) それに映像面でも、その時代を再現できているとは言い難い。時代劇を作れとは言わないが、何十年も昔の世界なのだから、明らかに空気が違うはずだ。そういうものを再現して見せて欲しかった。(溜息) メガホンを取った鶴田法男監督は、ストーリーを語ったり、状況を説明することが苦手な片のようだ。いつ顔見知りになったのか唐突に下の名前で呼び合ったりする。演出もわざとらしくて、ちょっとシラけてしまった。その他大勢のキャストへの演技付けもヘタだった。 それに、舞台を移してからのクライマックスは、出来映えが悪い。整理されていない上、やっつけ仕事みたい。役者さんも明らかに手を抜いている。 全体的に説明不足で、シリーズの1本として観ると違和感がある。だいたい仲間由紀恵さんでは、舞台はつとまらないと思うぞ。特に、あの時代では……。(舞台から最後列の席まで声を届かせないと、稽古にすら参加させて貰えなかった) オススメ致しません! スルーして下さい。何の問題もありませんので。(爆) 【 『リング』シリーズ 】 『2150 リング』 『2151 らせん』 『2152 リング2』 『2093 貞子』 【 仲間由紀恵出演作品 】 『0628 琉神マブヤー THE MOVIE/七つのマブイ [ブルーレイ]』 【 麻生久美子出演作品 】 『1196 涙そうそう』 『0142 どろろ』 【 田中好子出演作品 】 『1346 スマイル/聖夜の奇跡』 【 鈴木光司関連作品 】 『0156 ダーク・ウォーター』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.24 05:30:06
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