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B級映画ジャケット美術館

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2021.03.05
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カテゴリ:邦画
2162 着信アリ2


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監  督  塚本連平
・企画・原作 秋元 康(角川ホラー文庫刊)
・製  作  黒井和男
・エグゼクティブプロデューサー 佐藤直樹
       有重陽一
・ラインプロデューサー 山本 章
・脚  本  大良美波子
・撮  影  喜久村徳章
・照  明  才木 勝
・美  術  新田隆之
・録  音  滝澤 修
・編  集  上野聡一
・音  楽  遠藤浩二
・音響効果  柴崎憲治
・キャスティング 石垣光代
・助 監 督  山口晃二
・製作担当  毛利達也
・主 題 歌  aki(ソニー・ミュージックレコーズ)
・製作プロダクション 角川映画
・製  作  「着信アリ2」製作委員会(角川映画
       日本テレビ放送網 S・D・P 東宝)


【キャスト】
・ミムラ
・吉沢 悠
・鰐淵晴子
・ピーター・ホー
・瀬戸朝香


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  DABR-0279
・製作年度  2005年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  角川映画株式会社
・販 売 元  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  2005年 2月 5日
・リリース  2005.08.05
・収  録  本編 106分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.日本語(一部中国語)オリジナル
         5.1ch サラウンド/ドルビーデジタル
       2.日本語(一部中国語)オリジナル
         5.1ch サラウンド/DTS
・字  幕  ----
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、DIGITAL dts SURROUND、
       2 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・映像特典  1.特報
       2.予告編
       4.死の予告携帯画像


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:恐怖はまだ
      繋がっている…。
        大ヒットホラー続編!
・ウラ面 :恐怖はまだ繋がっている…。
      日本中を震撼させた
      前作より1年。
      最恐のJホラーふたたび。

怨霊の顔のドUP、台湾の町並み、ミムラさんら主役級の役者さんが 3人。そして、タイトル。レンタル版らしく「大ヒットホラー続編!」のキャッチコピー。ホラー映画としては、まずまずの出来映え。でも、瀬戸朝香さんの視線が外に向いているのが、気になる。ここは、視線をまとめておいて欲しかった。
ウラ面は、「こんなシーン、あったっけ?」という[本編画像]が大きく使われている。つまらん。カワイイ女の子の画像をたくさん使おうよ。(溜息)

【感  想】
「ジャングルと濡れたTシャツ」

『着信アリ』シリーズの2作品目。前作との繋がりを意識してか、作品全体のトーンがそっくりだった。あくまでも「そっくり」なだけであって「同じ」ではありませんので、念のため。
この辺のところは製作サイドが頑張っているようで、ちょっと微笑ましい。スクリーンから受ける世界観や印象を統一する作業はシリーズへの愛着がないと出来ないからだ。この一点においてだけ、本作品に対して好感を持った。(笑)

――一連の「呪いの予告電話」事件から一年。保育士の奥寺杏子は、同僚の内山まどかに架かって来た電話の着信音に嫌な予感を覚える。そして、その予感通りにまどかの無惨な遺体を発見するに及んで、杏子は逃れがたい呪いの連鎖に巻き込まれてしまったことを知る。彼女のもとにも同じ予告電話の着信があったからだ。
一方、刑事の本宮勇作は、この一年、非公式に「呪いの予告電話」事件を追っていた。不可解なことばかりだった。美々子の怨霊に取り憑かれた中村由美は自分を助けてくれた山下弘を刺し殺して姿をくらまし、いまだ行方が掴めていない。
そんな本宮と情報を共有していたジャーナリストの野添孝子は杏子の周りで起きた事件を追ううちに、呪いの発端が台湾にあることを知る。そして、孝子と杏子、その恋人の桜井尚人の 3人は、台湾へと飛ぶ。
……というお話し。

残念なのは、主人公の奥寺杏子(きょうこ)役を演じたミムラさんが、普通すぎて求心力が足りなかったこと。上品で透明感がある方だとは思うけど、華がないというか何と言うか地味なのだ。作品を象徴する存在にはなれなかった。

その一方で、野添孝子役を演じた瀬戸朝香さんに、妙な存在感があって目をひいた。事実上、彼女が物語を引っ張って行く。低くてドスの効いた彼女の声がSっぽくてイイなぁ。思わず「踏んづけて♥」と、お願いしたくなってしまった。正直、物語を台湾に拡げるための役柄だが、それ以上のものを作品の中に残した。この功績は大きいと思う。

解らないのは、前作のエンディングの解釈を押し付けたこと。中村由美(柴崎コウ)の笑顔と青空の解釈は、観客に任されたはずなのに、作り手側から「中村由美は美々子に取り憑かれたんじゃない。自分から共鳴して山下を殺したんだ」なんて言うもんだから、こっちは後ろから後頭部をドツカレタ気分。そりゃないでしょ? これは明らかにルール違反だ。解釈は観客に委ねられたんだからさ、そこはそっとしておこうよ。これじゃあ、前作を否定されたようなもんだ。こんなことをしているから日本映画はダメになる一方なんだ。(溜息)

それに、舞台を台湾に移してから、撮影が雑になる。現地スタッフを使うからだろうか、コミュニケーション不足、イメージ不足が映像に現れていた。
前作の上に、更に違う物語を塗り重ね、整合性をとるのに四苦八苦。然も、どんでん返しのようなオチまで盛り込み、主人公クラスの女性が二人も登場したのでは、ストーリーそのものが錯綜気味。謎解きのカタルシスも低いし、怖くもない。

それにだ、前作は柴崎コウさんのシャワーシーンがあったのに本作品には、ない。これって間違ってるんじゃないか?(溜息)
台湾まで行っておいて、瀬戸朝香さんなんか同じ衣装を着させられていたぞ。亜熱帯の国なんだからさ、タンクトップとかスケスケのTシャツとかさ、何かあるでしょ? 彼女を魅力的にみせる衣装が。緑に覆われた廃坑で、汗に濡れたTシャツなんか女優さんが映えると思うな。
この際だから、台湾に着いたらホテルのプールで一休み。ビキニ姿で、モヒートを飲みながら「一体、何が起きたの?」と事件の深い謎に思いを馳せる。この時は、夕陽でなければならない。肌がオレンジ色に染まり、空は夜を予感させる紫に色づいて行く。そういうシーンがなければ、台湾に行く価値はない。そもそも、ホラー映画にもならない。(嘆息)

いろいろ不満はあるけど、程よくまとまったC級ホラー映画として観れば、まぁ納得出来る範囲内ではなかろうか。(←おいおい、さんざん貶しておいて、随分と優しいじゃん!)


【 塚本連平監督関連作品 】
『1199 プロゴルファー花 DISC 1』
『1200 プロゴルファー花 DISC 2』
『1201 プロゴルファー花 DISC 3』
『1202 プロゴルファー花 DISC 4』

【 瀬戸朝香出演作品 】
『1976 デスノート/証言~Beginning of the Movie』
『1977 デスノート/前編』
『1981 L change the World』
『1982 World of change the World』





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Last updated  2021.03.05 05:30:06
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