|
カテゴリ:邦画
2166 クロユリ団地~序章~ 二号棟
![]() ※ジャケット(オモテ面) 【スタッフ】 ・企 画 秋元 康 ・総合監修 中田秀夫 ・監 督 豊島圭介 久保朝洋 ・脚 本 加藤淳也 三宅隆太 ・音 楽 川井憲次 ・プロデューサー 阿比留一彦 田中 正 秋枝正幸 【キャスト】 [301・302「父と子」] ・坂田 聡 ・山田キヌヲ ・松山美雪 ・渋谷謙人 ・田中奏生 ・嶋田久作 [401・402「夫と妻」] ・中村倫也 ・須藤温子 ・弓 恵子 ・岩田さゆり ・田中奏生 ・成宮寛貴 ![]() ※ジャケット(ウラ面) 【仕 様】 ・型 番 60DRJ-30332 ・製作年度 2013年 ・製 作 国 日本 ・原 題 ---- ・発 売 元 日活株式会社 ・販 売 元 株式会社ハピネット ・提 供 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 ---- ・吹替翻訳 ---- ・吹替演出 ---- ・制作協力 ---- ・日本公開 ---- ・リリース 2013.10.04 ・収 録 本編 97分+特典 約 4分 ・サ イ ズ 16: 9 LB ・音 声 1.オリジナル <日本語> ドルビーデジタル 2.0ch ・字 幕 ---- ・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用、中古販売禁止 ・映像特典 1.成宮寛貴ミニ・メイキング映像 2.次週予告 ![]() ※ディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:映画『クロユリ団地』スピンオフ・ドラマ 恐怖の連鎖は止まらない―― ・ウラ面 :恐怖映画の巨匠・中田秀夫監督が世に放つ 狂気と戦慄のオリジナルホラー ジャケットのレイアウトは、 3枚とも同じ。フレームのカラーを変えて、視認しやすくなっている。『/一号棟』は赤、『/二号棟』は紫、『/三号棟』は青。いずれも、少し沈んだ色を用いている。まぁ、ホラーだから当然か。でも、それだけで印象がずいぶんと変わるものだと感心してしまった。ミノルくんの表情すら違って見える。(苦笑) ジャケットのオモテ面は、ミノルくん全面推し。(笑) 何も、そんな三白眼で睨まなくても、いいのに。そんな目つきでいたら、大人になったら「ガン飛ばしてるんじゃねエよ!」とボコボコにされてしまうぞ。(苦笑) タイトルの下には、クロユリ団地。そして、[本編画像]が 4枚。各話から 2枚ずつチョイスしている。なかなか手堅い作りをしている。 【感 想】 「牡丹燈籠」 映画『クロユリ団地』は、怪談「牡丹燈籠」をベースにした作品だった。本シリーズもまた、怪談話しのテイストを持っている。ただ、TVドラマなので、じっくり怪異を描くほどの時間がないため、どのエピソードも軽めに仕上がっている。 ■.episode 5「301/父と子」 クロユリ団地の物件を扱う不動産屋に緒方みゆきが転職して来る。ふとしたきっかけで、上司の山崎と、その息子と親しくなったみゆきだったが、山崎が住む家もまた、事故物件だった。 ……というお話し。 夜中に聞こえて来る足音ってコワイよねぇ。(汗) みゆきは山崎の家で怖いめに遭っているのに何度も訪ねるなんて理解出来ない。私なら二度と行かない。 ■.episode 6「302/父と子」 山崎の息子が既に事故で死亡していることを知ったみゆき。その事実を山崎に伝えるが、怒った彼に追い返されてしまう。 ……というお話し。 映画版を彷彿させるストーリーだった。ちなみに「幽霊もご飯を食べるんだ」と感心しながら観ていたが、大林宣彦監督『異人たちとの夏(88)』なんかでも一緒に夕飯を食べていたっけ。ちょっと切ない話しだった。 緒方みゆき役を演じたのは、山田キヌヲさん。アラサー女性の色気が、もう少し欲しかった。 ■.episode 7「401/夫と妻」 クロユリ団地に若い夫婦が引っ越しして来る。渡部小夜里は、妊娠していたが、一度流産したことがあり、なかなか夫の一哉に言い出せずにいた。 或る日、小夜里は、夜の公園で遊ぶ子供を見掛ける。 ……というお話し。 日記をつける小夜里の姿に、母になる優しさや喜び、期待がにじみ出ていて良かった。 映画版でメインキャストだった掃除屋さん(成宮寛貴)が顔を出している。 ■.episode 8「402/夫と妻」 ミノルに取り憑かれた小夜里は少しづつ常軌を逸して行く。その様子に翻弄される一哉。けれど、一哉は、少しづつ妻への気持ちを取り戻して行く。 ……というお話し。 少しだけ救いのあるラストシーンが良かった。 渡部小夜里役を演じたのは、須藤温子さん。大林宣彦監督『なごり雪(02)』でヒロインを演じた女優さん。日記を書く場面、シチューの味見をする場面など、好演でした。 怪談話しの多くは、哀しかったり切なかったりする。単に恐がらせるだけでなく、愛情や執着の行き着く果てが描かれる。 本シリーズも、ミノルという悪霊を媒介にして、兄と妹、友だち、父と子、夫と妻の関係があぶり出されて行く。それはそれで面白かったが、やはり『クロユリ団地』の世界から離れてしまっているような気がする。 とは言え、こういう作品は、夏場に観るのが正解かも知れないな。なので、暑い夏の夜に観て下さい。(←まだ 3月だぞ) 【 『クロユリ団地』シリーズ 】 『2140 クロユリ団地』 『2165 クロユリ団地~序章~ 一号棟』 【 中田秀夫監督関連作品 】 『1954 MONSTERZ/モンスターズ』 『1981 L change the World』 『1982 World of change the World』 『2150 リング』 『2152 リング2』 『2093 貞子』 【 須藤温子出演作品 】 『1902 あらうんど四万十/カールニカーラン』 【 岩田さゆり出演作品 】 『2121 テケテケ2』 【 成宮貴寛出演作品 】 『1550 物呪/モノロイ』 『0310 相棒 -劇場版3-/巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』 『0808 暗殺教室/卒業編』 【 久保朝洋監督関連作品 】 『0143 富江 VS 富江』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.09 21:01:12
コメント(0) | コメントを書く
[邦画] カテゴリの最新記事
|